今回は『らんまん』の6話(第2週)4月10日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【万太郎の試練】と題して2週6話をお送りします。
『名教館』に通うことになった万太郎でしたが、そこが武士の子供たちの学問所であることを思い知らされます。
挙句のはてに剣術の稽古にかこつけて、生まれて初めての木刀を握らされてしまった万太郎。
相手は広瀬佑一郎という武士の子供で容赦なく万太郎に打ち込んできたのでした。
<らんまん2週6話のあらすじ>
母親のヒサを亡くして3年の月日がたち万太郎は9歳になっていました。
明治4年6月のある日に、造り酒屋の『峰屋』では『初呑み切り』を迎えてます。
それは酒の出来栄えを確かめる大切な日で、大座敷には分家衆も含めてかかわりのある人たちが大勢集まってきたのです。
万太郎は当主として上座から立派な挨拶をしおえると、祖母のタキが話し始めます。
タキは丹太郎が名教館である『名教館』に通うことを許されたと一同に知らしめて、当主としてふさわしいことを宣言したのでした。
しばらくして万太郎は『名教館』へ初登校する日を迎えます。
ところが万太郎は『名教館』に通いたがってはいなかったのです。
それでも竹雄をお供にタキに手を惹かれて、100年以上の歴史を持つ学問所にやってきた万太郎。
そこは幕末の武士や偉人たちを世に送りだしたことで知られる由緒ある学び舎で、町民が入学を許されることは稀な学問所だったのです。
道中で万太郎は祖母のタキかくれぐれもしっかりと務めを果たすように言い聞かせられ、逆にどんどん足が重くなっていったのでした。
しかも、門前まできたときに掃除をしていた人に水をかけられてしまった万太郎。
しかも謝られることもなく、”ただの水だ”と言われてしまったのです。
その男は『名教館』の学頭を務める池田蘭光だったのですが、万太郎たちが知る由もありません。
万太郎が学ぶのは幼年組でタキが先生に挨拶をしていると、裕福な身なりをしている万太郎に対して武士の子供たちは敵対心を露わにします。
彼らは清貧を尊しとして育てられていたことと、町人の分際で入学してきたことに反感を抱いていたのでした。
そんな万太郎に救いの手を差し伸べてくれたのは母を看取ってくれた鉄寛の息子で幼馴染の寛太だけです。
町人である万太郎と寛太は武士の子供たちとは隔てられた廊下でしたが、昼食時に広げられた豪華な三段重の御前を見せつけられた他の子供たちはますます敵視するようになってしまいます。
笹包みのにぎりめしを頬張りながら、”町人ごときが!”とさげすまされたのでした。
しばらくして、万太郎の前に広瀬佑一郎という武士の子供がやってきて、剣術の稽古だと唐突に木刀を差し出します。
危険を察した寛太は要領よく逃げ出せましたが、言い訳も思い浮かばなかった万太郎は中庭に引っ張り出されてしまったのです。
その様子を見ていた竹雄は土下座をして許しを得ようとしますが、佑一郎は一切聞く耳を持ちません。
切羽つまった万太郎は意を決したように竹雄に向かって”やる”と伝えて、差し出された木刀を生まれて初めて握り身構えます。
そんな万太郎にめがけて佑一郎は容赦なく打ち込んでいったのでした。
<らんまん2週6話を見た視聴者の感想>
ネット場では今週から万太郎の子役を演じる小林優仁くんの演技を賞賛する声が多く寄せられました。
・おけいこ これで根性見せたら仲良くなれそうな予感。そしたら万太郎無敵じゃが!
・その水まいている人が先生だよね?ブシムス 相手を身なりで判断して態度変えると痛い目にあうよ
※ツイッターより引用
<らんまん2週6話の感想>
3年間をすっ飛ばしたことで、第2週からの子役が総入れ替えになりましたね。
万太郎を演じる小林優仁くんは『天をつ衝け』での渋沢栄一や『義経のスマホ』での牛若丸など、NHKでは馴染み深い子役です。
また綾役も高橋真彩に代わって雰囲気が変わりました。
子役俳優の選び方は難しそうです。
特に幼少期と成人の間を演じる場合は、どことなく双方の趣をかもし出す必要があるのでなおさらですね。
『名教館』に通うことになった万太郎は初日から武士の子供たちに目を付けられてしまいました。
幼馴染の寛太も、先ずは自分の身を守るだろうからこの先が思いやられます。
武士の子供は自分たちのプライドと妬みが合わさるから、執拗なイジメにならないといいのですが。
はやくも万太郎の登校拒否が心配されます。
前話5話:“あの花”の名前が知りたい
次話7話:池田蘭光が万太郎に伝える想い
スポンサード