今回は『虎に翼』の124話(第25週)9月19日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【挫折感に苛まれた朋一】と題して第25週124話をお送りします。
朋一は星家にやってきて裁判官を辞めたいと言い出します。
家裁へ異動させられたあと、何と朋一は妻から離婚を突きつけられていたのでした。
<虎に翼 第25週124話のあらすじ>
寅子が家裁の廊下でセーラー服の少女から声をかけられた寅子。
彼女の名前は並木美雪で同級生の少年を階段から突き落とし負傷させたとして調査を受けていたのです。
音羽調査官は目撃者もいるのに美雪は犯行を否定しつづけていると言います。
そして審判の日がやってきて、寅子が法廷で口を開いた途端に子供のように泣き出した美雪。
しかも否定し続けていたことを、あっさりと自分がやったと認めたのです。
“ごめんなさい、、、わざとじゃないんです”
彼女は大切な手帳を奪い返そうとして、少年を突き落としてしまったのだと言います。
それは音羽調査官が被害者の少年から聴取した証言とも一致したこともあって、美雪を不処分にした寅子。
しかし何故か寅子はその後も気分が晴れずにいたのでした。
昭和46年冬のとある日に、涼子が司法試験に合格したことを報告するために星家にやってきます。
誰よりも涼子の合格を応援していたよねも駆けつけますが、何と涼子は司法修習を受けるつもりがないことを明かしたのです。
涼子が弁護士になるものだと思っていた寅子とよねは驚きますが、涼子は自分の思いを打ち明けたのでした。
“強いていうなら、世の中へのわたくしなりの股間の蹴り上げ方かしら”
自分に対して不幸のレッテルを張り付ける世の中に抵抗するために司法試験を受けたことを明かした涼子。
そして涼子は司法試験を目指す若者たちに法律を教える場をつくりたいと言うのでした。
“それだって立派な法に携わるお仕事、、、じゃなくって、、、”
それを聞いて寅子もよねも涼子らしいと納得したのでした。
そしてそのあと、夜遅くまで話し続けた寅子とよねと涼子。
翌朝になって珍しく朝帰りしたよねは、そのまま山田轟法律事務所で美位子と話し合います。
美位子の気持ちを組んで助言したよね。
事務所に居続けるのは自由だが、舞い込んでくる不幸な話と自分を比べたり安堵するためなら辞めたほうがいいと美位子に告げたのです。
そう指摘されて表情をこわばらせた美位子に、さらに言葉を続けるよね。
“お前が可哀想なわけでも、不幸で弱いわけでも決してない”
“それだけは分かってくれ”
よねの不器用な優しさに触れた美位子は、その場で大粒の涙を流したのでした。
同じころ星家に唐突にあらわれた朋一に航一も寅子も優未も驚かされます。
そして、朋一は思いつめた表情で裁判官を辞めてもイイかと口にしたのです。
朋一は家裁に異動になった後に、妻である真紀から離婚を持ち出されていて頑張る目的を見失っていたのでした。
朋一から謝られた航一は、息子の全てを受け入れて言います。
“何も間違ってない”
“謝ることなど何一つない”
そのあとで最高裁判所の廊下を最高裁長官室へ歩みを進めていた航一。
そして意を決した表情の航一は桂場がいる部屋に入っていったのでした。
<虎に翼 第25週124話の感想>
美雪の裁判は不処分となりますが、寅子が感じた違和感が残されたままで消化不良じょうたいですよね。
美雪は美佐江の娘なんでしょうか?
涼子は自分が敗者ではない証が欲しかったのでしょうか。
それにしても”世の中への股間の蹴り上げ方”という言い方は流石ですよね。
しかも、そのあとの美位子へのよねの言葉に感動させられた視聴者も少なくなかったのではないでしょうか。
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