虎に翼ネタバレ1週3話あらすじ【桂場が女性は無能,法科に出願

大学の教室で、寅子（伊藤沙莉）は裁判官である臨時講師の桂場等一郎（松山ケンイチ）と学生が「結婚した女性は無能力者」と議論しているのを耳にし、思わず「え？」と声を上げてしまった。

その時、優三（仲野太賀）が慌てて寅子を連れて帰ろうとしたが、教授の穂高重親（小林薫）が現れた。

穂高 何か言いたいことがあるなら、遠慮せずに言ってみてください。

寅子は穂高に止められ、無能力者とは女性が無能という意味なのかと問いかけた。

しかし、穂高ではなく桂場が答えた。

桂場 結婚した女性は、準禁治産者と同じで、責任能力が制約されます。財産の管理、借金、訴訟、贈与、相続、雇用契約を結び働くこと、これらは全て妻が行うには夫の許可が必要なのです。

桂場は法律的に、責任能力がないと説明した。しかし、寅子はそれに納得できなかった。そこで穂高は、寅子に講義を聞いてから帰るように提案した。

寅子はその講義を聞いた。講義が終わった後、穂高は寅子に感想を聞いた。寅子は、自分が結婚に消極的だった理由や、母が公の場で冷静に振る舞っていることが嫌だった理由が分かったと述べた。

寅子 理由が分かれば、何かアクションを起こせるかもしれません。

穂高は、寅子の弁舌の才と探求心、向上心を称賛し、「明律大学女子部法科」に来るように勧めた。

その学校は、近い将来、女性も弁護士になれる時代が来ることを予見して設立された女性専用の法学部だった。

希望を見つけた寅子は、父の直言（岡部たかし）にそのことを話した。直言は、寅子が嫌がるお見合いを進めていたことを後悔しており、寅子の進学を快く支持した。そして、寅子と直言は、母のはる（石田ゆり子）が実家に帰っている間に、出願する計画を立てた。