『エール』は2020年3月30日から放送開始のNHKの102作目の朝ドラです。
今回は第48話と第49話と第50話のあらすじを紹介します。
<第48話あらすじ>
裕一の『船頭可愛や』も売れなかったことに音も頭を悩ませ、この先どうなってしまうのかを心配します。
このままでは古山家が成り行かなくなってしまうと音楽学校の記念公演で演じる『椿姫』の監修に加わってくれているオペラ歌手の双浦環に相談する音。
そして音は環に裕一のレコードを聞いてもらいます。
レコードを聴き終えて感銘した様子の環は、『船頭可愛や』を自分が歌ってレコードを出すと言い出します。
そして、裕一と音は双浦環と喫茶『バンブー』で会うことになりました。
裕一に向かって環は世の中が裕一の曲に追いついていないのがヒットしない原因だと自分の想いを語り伝えます。
そして、自分が歌いたいと裕一に許しを請ったのです。
さっそく、裕一が環の話を『コロンブスレコード』の廿日市にすると大喜びして採用してくれました。
しかも、廿日市は会社の幹部たちにオペラ歌手の双浦環が歌ってくれればヒットは間違いないと言いふらしたのでした。
しかし、流行歌の『赤レーベル』に所属している裕一の曲を西洋音楽の『青レーベル』に所属している環が歌うような事は社内でも前例がありませんでした。
社長は西洋音楽の大御所である小山田耕三が首を縦には振らないだろうと乗り気ではありません。
さすがの廿日市も社長の承認が得られなければ仕方がありません。
一方で双浦環は小山田に直談判しますが、逆に裕一とは関わらない方が良いと忠告を受けてしまいました。
<第49話あらすじ>
小山田から窘められても環は怯みません。
今度は廿日市に向かって上の顔色をみてしり込みするか、勝負に挑んで大きな利益を得るのかと環は迫りました。
その結果、廿日市は双浦環が歌う『船頭可愛や』のレコード発売を決定したのでした。
環のレコードは発売開始されるとたちまち売れまくります。
しかも、全く売れなかった藤丸のレコードも環のレコードにつられて売り上げを伸ばしていきました。
そして『船頭可愛や』は街中でも流されるまでに流行っていきました。
そんな時に、古山家では音が子供を宿していることが分かり、裕一の喜びが増します。
しかし、母になることと歌手になる夢の両方を追いかけると頑張る音をみていて裕一は音の身体を心配します。
音は学校でも『椿姫』の演出家の黒崎に自分が妊娠している事と同時に舞台も続けることも明かします。
音はやっとつかんだヴィオレッタ役を降りるつもりはありませんでしたが、周囲は心配を募らせるのでした。
古山家では音の妊娠を知った姉の吟が訪ねてきますが、音が舞台を続けていることを知って絶対に無理は禁物だと言って反対するのでした。
学校では双浦環の厳しい指導が続きます。
プロは子供が死にそうなときでも舞台に立つものだと手加減しない環を音は嬉しく思っていました。
そして、音は環からあらためて覚悟を問いただされたのでした。
<第50話あらすじ>
しばらくすると、音はつわりがひどく起き上がる事も思うようにならなくなります。
見かねた裕一は音に休むように言いますが、音はヴィオレッタを演じ切ると這ってでも学校に向かおうとします。
しかし、音はその日から2週間も練習に出向くことができませんでした。
鉄男の屋台で裕一は久志や藤丸に子供ができたと喜びを伝えます。
そんな裕一の姿を見た藤丸は音の悩みに寄り添ってあげる事が大切だと諭します。
それを聞いて音の事が心配になった裕一は皆を残して急いで家に戻っていきました。
裕一が家に着くと音の姿が見えません。
慌てた裕一は音を探し回って音楽学校でひとり練習をしていた音を見つけます。
しかし、音は思うように声が出せなくなっていました。
そんな音を優しく抱きしめた裕一は舞台にでるべきではないと諭します。
そして、裕一はいつか自分が作った歌を大きな舞台で音が歌うまで夢を預けて欲しいと頼んだのでした。
裕一の夢を聞かされた音は涙を流しながら静かにうなずきます。
そして翌日、音は『東京帝国音楽学校』に登校して『椿姫』のヴィオレッタ役の降板を申し出たあと『退学届け』も提出したのでした。
オペラ歌手の双浦環は音の才能に期待していたためとても残念がりましたが、音は環に向かって夢を諦めたわけではないと伝えます。
そして、半年後に古山家には元気で可愛い女の子が加わったのでした。
<第48話・第49話・第50話の感想>
ひとつの曲がヒットする為には歌詞と曲と歌手の3っつが上手く融合しなければ無理なんですね!?
藤丸が上手くなかったわけではなく環が歌ったからヒットしたようです。
やっとヒット曲に恵まれた裕一に今度は音の妊娠です。
音は持ち前の頑張りで出産と舞台を両立させようとしますが、体調変化で声がでなくなってはどうしようもありませんね!?
音の夢を自分に預けて欲しいと云う言葉はとても心に響きました。
この先にふたりの夢が3人の夢になって叶うことが楽しみです。
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