『あまちゃん』は、2013年にNHKの連続テレビ小説として放送されました。朝ドラあまちゃんが2023年4月より再放送されます。
脚本家・宮藤官九郎さんのテンポの良い展開や「じぇ、じぇ、じぇ」が流行語になったりしました。ストーリーは北三陸で海女になることになった天野アキがアイドルとして活躍していく姿を描いた成長物語となっています。
今回は『あまちゃん』の第1週1話~6話までのネタバレあらすじを振り返っていきます。
あまちゃんキャスト相関図一覧
『あまちゃん』ネタバレあらすじ第1週「おら、この海が好きだ!」
それでは『あまちゃん』の第1週1話~6話までのネタバレあらすじを紹介していきましょう。
あらすじ1話
1984年(昭和59年)に、北三陸鉄道リアス線が開通しました。
春子は人混みをかき分け、電車に乗り旅立っていきます。
それから24年後に春子は突然、娘・アキを連れて故郷に帰ってきました。
帰ってきた理由は大吉が「春子の母親が倒れた」とメールをよこしてきたからです。
大吉は春子の母親が、今にも死にそうだと言わんばかりのメールを送り、春子を呼び戻しました。
故郷に着いた春子たちは、大吉になぜか観光協会に連れて行かれます。
思い出話に花が咲きますが、春子は母親が入院したことを話します。
大吉は春子の母親の話になると、言葉を濁しその場を後にしました。
大吉は三陸の街や漁協を案内しようとする行動に、春子は疑いはじめます。
漁協に春子たちを連れていくと、袖ヶ浜地区の女性陣に歓迎されました。
アキはそこで北三陸市の郷土料理「まめぶ」をごちそうになります。
美寿々は、早く帰って孫の顔を見せてやれと言いました。
春子は、母親が病気だと話すと、カツ枝たちは春子の母親はピンピンしてると言います。
大吉は慌てて、アキに家に行こうと言いました。
家に着くと食事の用意をした形跡があり、春子は大吉に「母親が病気なのは嘘なんでしょ」といいます。
春子は最初から、怪しいと思っていたのです。
春子はアキに海を見てくるように言い、アキが海に向かうとそこには海に潜りウニを捕る春子の母・夏の姿がありました。
初めて見る祖母の姿に、アキはカッコいいと思うのでした。
あらすじ2話
春子の母・夏が病気でないことを春子は見抜いていました。
アキは祖母の夏が、現役の海女であることを知ります。
アキは、海女が何であるかも知りませんでした。
夏はアキにウニを食べさせ、アキはウニの美味しさに感動しました。
大吉は騙すつもりはなかったと謝ります。
春子はなぜ大吉がメールアドレスを知っているのかと聞き、漁協の安部小百合から聞いたと答えます。
春子はメールアドレスは変えるからと言い、大吉が送ってきた顔文字はどういう気持ちなのと呆れていました。
アキは美寿々たちが話す「じぇ、じぇ」という言葉が気になり、どういう意味なのか聞きます。
美寿々はアキに「じぇ」は袖ヶ浜のなまりで、驚いたときに使うと教えました。
アキはウニの美味しさにハマり「もう1個いいか?」と夏に聞くと、代金を払うように言われてしまうのでした。
春子は、大吉たちに呼び戻した本当の目的を聞きます。
安部は「夏さんが今年限りで、海女を引退する」と言い出したと話します。
夏に「老体にむち打ってまで潜りたくない」と言われたのです。
夏の引退宣言を聞き、海女クラブのみんなも辞めると言い出しました。
大吉の目的は海女の後継者がいなくなるため、春子を夏の代わりに海女にするためだったのです。
大事な観光資源を失くしたくない大吉は、春子に必死に頼みます。
夏は三陸名物のウニ丼の販売も辞めるといい、夏が三陸の観光資源を一手に背負っていた事を知ります。
安部は「まめぶも名物」と言いますが、大吉は難色を示すのでした。
事情を聞いた春子は嫌だと言って、大吉の頼みを断ります。
春子は24年前に夏の後を継いで、海女になるのが嫌で家出同然に上京したのです。
その間は父親の死も知らされることなく、絶縁状態でした。
みんなで家に戻ってくると、海女クラブの面々は引き上げ大吉と夏、春子親子だけになり気まずい空気になります。
夏はアキが食べたウニの代金を催促し、引退はしないと強がり、春子の世話にはならないと言うのでした。
呆れた春子は東京に帰ると言い出しますが、アキは帰りたくないと言います。
アキは母親を恐れていたのではなく、自分の意志でここにいると決めたのです。
あらすじ3話
春子が東京に帰ろうというと、アキは拒否します。
アキが初めて来た母親の故郷に残りたいと言ったのは、大きな理由がありました。
春子はアキに好きにすればいいと言い、1人で東京に帰ろうとします。
アキは夏と春子のあいだに何があったのか聞きますが、春子は答えることなく行ってしまいました。
アキは夏に「明日も潜るのか」と聞くと、海開きだから観光客も来ると言い、絣袢纏(かすりはんてん)で潜ると話します。
大吉に止められて東京に帰りそびれた春子は、喫茶店・リアスにいました。
春子はアキが東京の進学校に通っているが、あまり学校に馴染めていないことを明かします。
春子はアキの性格が旦那に似て、暗いのが気がかりでした。
最終電車にも乗りそびれた春子に大吉は「のんびりしていけばいい」と話します。
リアスは母親の店だから春子は嫌だといい、大吉はついでに琥珀堀りの勉さんを紹介しました。
そこへ夏がやってきて閉店時間だと告げます。
夏は駅前にビジネスホテルがあることを教え、春子は「言われなくても、そうする」と言い、去ろうとするのを大吉が止めます。
入口は別ですが、喫茶店とスナックを同時に経営していたのです。
アキは絣半纏姿で神棚の前でかしわ手をうつ、夏をカッコいいと思いました。
アキは夏に、なぜ海女を続けているのかと聞きます。
夏は「面白いから」と答え、アキは「潜っているときは、何を考えているの?」と聞くと、「何も考えていない。考えていたら潮に流される」と答えました。
夏は「食べていくためにひたすら潜って取るだけだ」と言います。
アキに一緒に潜ってみないかと言いますが、泳ぎが苦手なアキは無理だと言いました。
自分で捕ったウ二を食べてみたい気持ちはありましたが、アキは自信がありませんでした。
海を眺めていたアキを夏は海に突き落とし、アキは「何すんだ、ばばあ」と思いました。
あらすじ4話
春子は夏にアキが海に突き落とされるのを見て、幼い頃の嫌な記憶がよみがえります。
夏は海に放り込んだアキに「考えるヒマがなかったろ?」「考えても、その通りにいくとは限らないから、何も考えず飛び込め」と言いました。
春子は夏に「アキに変なことを教えるな」と怒り、アキに「ママが嫌いなものばかり、好きになるな」と気持ちをぶつけます。
アキは春子に「海が嫌い」なのかと聞くと、夏は認めたのでした。
海女クラブの面々は、アキに春子が海女にならなかったのは単純な理由ではないと教えます。
10代の頃の春子は、反抗期真っ盛りだったのです。
そんな春子が帰ってきた理由は「旦那と上手くいっていないのでは」と言い、夏に孫の前だからやめろと弥生が止めます。
アキは「自分が地味で個性もなく、パッとしない子だから」と話し、自分のせいかもしれないと言います。
夏は「誰がそんなことを言った?」と聞くと、アキは春子が言ったと答え、一同は驚くのでした。
大吉は観光協会の菅原と今後のことで揉めていました。
菅原は街のジオラマ作り以外は、何もやっていなかったのです。
春子はなんとか地元を盛り上げていこうとしている、大吉に感心していました。
昔、大吉は家出した春子に「海女になるのがそんなにイヤか?将来、町は活性化するから」と説得します。
春子は大吉に「なぜ漁師にならなかったのか?」と聞き、「三半規管が弱くて、医者に止められた」と答えました。
「こんな田舎に残らなくても、他の選択肢があるでしょ?」と春子は言い、大吉は「戻ってくるのをずっと待ってた」と言います。
アキは夏と打ち解けていましたが、春子と夏はお互いに憎まれ口を叩き、わだかまりが残ったままです。
アキは夏のウニ丼の販売を手伝い始めます。
畑野駅に到着したときアキは電車に乗ってきた美少女が気になり、直感で何かを感じたのでした。
あらすじ5話
夏はアキに、少女は畑野のユイちゃんだと教えます。
夏は孫のアキをユイに紹介しました。
アキは同じ高校2年生のユイと仲良くなります。
大吉にアキはユイのことについて聞いていました。
ユイの父親は地元の名士で、北鉄や観光協会も頭が上がらないほどの有力者です。
ユイには兄・ヒロシがいて、東京のホテルに就職しましたが今は辞めて戻ってきていると大吉は話します。
一同は驚きました。
ヒロシは家に居づらくて、パチンコ屋に入り浸っていたのです。
同じように春子もパチンコ屋に入り浸り、ヒロシに「仕事は?」と聞くと、バイトの途中で抜け出してきたといい、春子は呆れるのでした。
海女クラブの面々は春子を海女にすることを諦めておらず、後継者問題を話し合っていました。
観光客を集めるためには、若手の育成が必要だったのです。
アキは話を聞いて、街の過疎化を実感するのでした。
春子はアキを連れて東京に戻るか、ここに残るか悩んでいました。
大人しい性格で感情表現のあまりないアキが、ここに来てから生き生きしているように見えたのです。
夏は春子に「東京とこことどちらが好きか?」と聞かれ、東京と答えます。
夏は、北三陸の街がいいと答えました。
「アキは今、変わろうとしている」と言い、変わらなくちゃいけないのは春子の方ではと話します。
そのころアキはふ頭に立ち、春子に言われたことを思い出していました。
次の瞬間、迷いを振り切るかのようにアキは海へ飛び込みます。
監視台から見ていたヒロシは慌てて非常ボタンを押し、大吉は夏たちにアキが海へ飛び込んだことを知らせに来ました。
あらすじ6話
アキは自分で殻を破ろうとしていました。
東京でのアキはクラスメイトと馴染めず、存在すら認められていない状態でした。
アキは夏に「海女さんをやりたい」と言い出します。
夏はアキに「母親に同じことを言ってみろ」というと、アキは春子に「海女さんになりたい」と宣言したのです。
海女クラブの面々は、アキが「海女さんになりたい」と言ったと聞き、大喜びしていました。
しかし、春子はまだ賛成していません。
春子はアキに海女の仕事は24年間、誰もやる人がいないくらいに甘くないのだと話します。
アキも「やってみなきゃわからないからやる」と言って、譲りません。
春子は海を見てると夏がこのまま戻ってこないのではと、子ども心に不安だったと語ります。
父親も遠洋漁業の漁師で家にほとんどいなかったため、春子は寂しかったのです。
小学校の高学年になると、春子も強制的に海女になるための特訓が始まり、高校卒業後は誰もが海女になると期待していました。
ある日組合長と市長が訪ねてきて、北三陸鉄道リアス線の開通と同時に、袖ヶ浜の海女も注目されるから潜ってほしいと頼みに来ます。
しかし、海女の仕事がイヤで仕方なかった春子は、開通式の日に家出して東京に向かったのです。
両親が共働き家庭で寂しい想いをした春子は、自分が結婚するときは家庭を第一に考えてくれる人にしようと決めていました。
春子は夏休みだけならと賛成してくれ、その代わり2学期になったらちゃんと学校に通い、卒業するとアキは約束します。
アキは喜んで、夏に報告にいきました。
春子はヒロシにアキを助けてくれたお礼を言い、アキが海女になると話しました。
こうして、24年ぶりに新人の海女が誕生したのです。
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まとめ
『あまちゃん』の第1週の1話~6話までのネタバレあらすじを紹介してきました。
アキにとっては母親の故郷に触れたことで、大きく変化が起きる週でしたね。
スタートラインに立ったアキの成長が、楽しみです。
・あまちゃんキャスト一覧
天野アキ(能年玲奈・のん)
引きこもりがちな高校2年生。母の故郷の岩手県北三陸市に移住し、海女になろうと決意。海女仲間や地元の人々と交流し、明るさと笑顔を取り戻す。そして親友のユイとともにアイドルになることを目指す。
天野春子(小泉今日子)
天野 夏(宮本信子)
黒川正宗(尾美としのり)
大向大吉(杉本哲太)
足立ヒロシ(小池徹平)
甲斐(松尾スズキ)
今野弥生(渡辺えり)
長内かつ枝(木野 花)
熊谷美寿々(美保 純)
小田 勉(塩見三省)
足立ユイ(橋本愛)
種市浩一(福士蒼汰)
吉田正義(荒川良々)
花巻珠子(伊勢志摩)
栗原しおり(安藤玉恵)
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