芋たこなんきんあらすじ最終回マデネタバレ!再放送1週~26週最終週マデ

いもたこなんきんあらすじネタバレ最終回再放送 朝ドラ再放送

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朝ドラ「芋たこなんきん」あらすじネタバレ最終回まで再放送1週から最終週26週最終話151話までの内容です。

芋たこなんきんは、2006年10月2日から2007年3月31日まで放送された朝ドラ
第75作目の作品で全151話が放送されました。

(引用元:https://mobile.twitter.com

舞台は1965年(昭和40年)の大阪。

ヒロイン・花岡町子は37歳独身の事務員で、昼は会社で働き、夜は文学教室に
通い小説家を目指していました。

ある日、町子は町医者の徳永健次郎と知り合うのですが…。

原案・題字は田辺聖子さんで、このドラマは田辺さんの自伝的ドラマとなって
います。

2022年3月28日からは、月曜~土曜7:15~7:30と日曜9:30~11:00にBS
プレミアムにて再放送がスタートしました。

目次

芋たこなんきんの直近週のあらすじネタバレ

23週ネタバレ晴子が東條からプロポーズが128話-133話

 

大学病院で良性ポリープの切除手術を受けるよう健次郎に診断された大崎俊平は、妻の佐和子の急な優しい接し方にも違和感を覚え、ガンではないかと疑う……。一方、町子と健次郎は、久しぶりに徳永家に帰ってきた昭一が、富田林に家を建てているという話を聞く。続きは⇓⇓

≫24週あらすじ134~139話ネタバレ健次郎が意識不明

 

平成9年。診療所を閉めた健次郎と町子は夫婦の時間を楽しんでいた。だが、町子の忙しさは変わることなく、執筆に加え講演や取材と精力的に動き回る日々だった。そんなとき、昭一が平真佐美を連れて徳永家を訪れる。彼女と去年からいっしょに暮らしているという。⇓

≫25週あらすじネタバレ140-145話「平真佐美が昭一の金を持ち逃げ

 

健次郎がかっ血して倒れ、病院に運ばれる。町子は、加藤医師から、健次郎が肺ガンであることを聞く。手術は行わず、放射線治療を行うが余命は半年から一年だという。病室に戻った町子だが、健次郎にはほんとうのことが話せない。⇓26週最終話まで1話ごと詳細ネタバレ⇓

≫26週あらすじネタバレ146-151話最終話「健次郎が肺がんで死!

 

そして続いて、朝ドラ第75作 芋たこなんきんの1週から26週最終回までのあらすじ
ネタバレについて紹介したいと思います。

芋たこなんきん 最終回まで1週から26週再放送あらすじネタバレ

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芋たこなんきん 1週「ふたり」のあらすじネタバレ

1965年。

物語は東京オリンピックが大成功を収めた翌年から幕を開けます。

この年は高度経済成長の真っ只中で、「もはや戦後ではない」という言葉を過去
のものにするほどの好景気に沸いていました

そして、この物語の舞台はそんな世の中で、最も活気に満ちていた大阪です。

金物屋・佐々木商店の規模は小さいものの、好景気の影響で注文の電話がひっきり
なしに鳴り、従業員はその対応に追われていました。

倉庫では若い営業マンが注文したお弁当を必死に探していると、「ここ、ここ…」
という声が聞こえ、棚の奥から女性社員が出てきました。

その女性は、あごで支えながら持てるだけの弁当箱を積み上げています。

この女性こそ、今作のヒロイン・花岡町子37歳です。

佐々木商店で15年以上も働いているものの、後輩の手伝いや新人のミスの尻拭い
など、面倒な仕事は全部やらされる好き放題に使われる存在でした。

営業マンを無事に送り出し、ホッとしたのも束の間、棚の隅の茶封筒を見て、
町子は顔色を曇らせました。

封筒は町子宛になっていて、「月刊青文学小説新人賞」とありました。

町子はOLをしながら、小説家を目指していたのです。

その中には、残念ながら今回はダメでしたという手紙が入っていました。

町子は3連敗でした。

さらに不幸は続き、昼休みに町子の手作り弁当でデートをしていて、この人なら
と信頼していた戸田という年下の男性にフラれてしまったのです。

そんな町子を、浪速文学館の研究科で一緒に小説家を目指している神田美鈴と
渡辺加代子が慰めてくれました。

その日の講師は並木賞作家・池内幸三。

池内の端正な顔立ちに美鈴と加代子はとても熱中していました。

講演が終わると、町子はその日の懇親会をさぼって帰宅。

最近、あまり書けなくなって卒業制作が終わらず、ついに卒業制作を完成させる
ことが出来ませんでした。

町子はテーブルに用意されていた夕飯に目もくれず、2階の自室に向かいました。

母の和代と大学生の弟・信夫は食いしん坊の町子が夕飯を食べないことに驚き、
何があったのかと大騒ぎ。

それに呼応するかのように、町子の3歳年下の妹・孝子が実家に連れてきていた
赤ちゃんが泣き出します。

深夜になっても、原稿用紙は白紙のままでした。

町子は気分を変えようと外出すると、2人の男性が乱闘しているところを目撃。

よく見ると、そのうちの1人は同じ文学部に通う小川秀雄で、小川はもう1人の
男性に馬乗りになっているのでした。

芋たこなんきん 2週「お祝い!?」のあらすじネタバレ

熱田川賞の受賞により大きく人生が変わった町子。

町子のカレンダーはメディアの取材やラジオ出演、雑誌や新聞のコラムで埋まって
いました。

町医者の徳永健次郎と付き合うようになっていた町子。

久しぶりのデートで健次郎は町子にプロポーズしようと考えていましたが、元気に
仕事の話をする町子を見て、健次郎はプロポーズを躊躇してしまいます。

子どもの頃、町子は紙芝居と映画に夢中でした。

孝子と一緒に見た紙芝居では、裕福な女の子が働きに出されていたり、昌江と
一緒に見た映画のヒロインは、借金返済のために売り飛ばされそうになっていました。

そのため、町子は父が騙されて2人にハンコを押したに違いないと思い込んだのです。

その思い込みには理由がありました。

町子は、母の和代が伊藤に叱られてハンコを持ち続けていたのを目撃していて、
ハンコをなくしたら写真館が無くなってしまうと思い、ハンコが怖いと思って
いました。

これは町子の妄想でしたが、彼女は本気でした。

町子は父・徳一に泣きつくと、和代がゴム印を使って叱られていたということを
知ります。

町子はホッとしたと同時に恥ずかしくなりました。

ある夜、徳一は町子に完成したばかりのお店の写真を見せてくれると、そこには、
最近来店した赤ちゃんを連れた家族の明るい笑顔が写っていました。

町子は徳一の穏やかな表情を見て、みんな幸せな気持ちをいつまでも忘れない
ために、ここに来ているのだと思うのでした。

芋たこなんきん 3週「かぜひき」のあらすじネタバレ

健次郎と結婚しますが、町子は健次郎と別々に暮らしていました。

健次郎と別々に暮らすのは少し寂しいことでもありましたが、身の回りのことは
母に任せて、執筆活動に専念できるのは、町子にとってありがたいことでも
ありました。

2人で合意しているとは言え、別居婚は周囲からは疑問の目が向けられました

町子の義妹・晴子は、町子が全く姿を現さないことに呆れ、晴子が健次郎との
別居を選んだのは子どもの面倒を見たくないからではないかと疑います。

そして、健次郎の飲み仲間である貞夫と俊平も、どうして結婚してまで別々に
暮らさないといけないのか、としつこく聞いてきます。

しばらくは町子との別居婚に納得していた健次郎でしたが、次第に周囲が騒ぐと
気になり始めました。

さらに、まだ結婚を発表してくれない町子に対して、健次郎はどこか不満が
あるようです。

そんな中、三男の隆が町子はどんな顔をしているのかと聞いてきました。

その言葉に危機感を覚えた健次郎は、ある決意をします。

面白いお店を見つけたから、今度の土曜日そこで食事をしよう、と健次郎は電話
で町子を誘うと、約束の日に待ち合わせ場所で町子が待っていました。

そこに現れた健次郎は町子をあるビルに連れていきました。

レトロな階段を上る町子は、健次郎が何を食べさせてくれるのか、ワクワク
しながら見ています。

健次郎がある部屋のドアを開けると、「おばちゃん!」という叫び声とともに、
5人の子ども達が部屋の中から飛び出してきました。

町子が部屋を見回すと、白い壁の居間には食器棚とダイニングセットがあり、
奥には広々とした和室、大きな窓には白いレースカーテンがかかっていて、
まるで雑誌に載っているような光景が広がっているのでした。

芋たこなんきん 4週「しゃべる、しゃべる」のあらすじネタバレ

町子の初恋は10歳の時、同級生のまさるという男の子でした。

まさるは、成績優秀、運動神経抜群、友達にも優しい完璧な男の子だったのです。

花岡家では町子の他にも、恋する人達がいました。

それは文代と亀田です。

ある日、食卓に新しい料理が並びます。

それを用意したのは料理教室に通う文代でした。

昌江が話題を変えても、文代はポカンとしたままだったので、町子は文代と亀田
の間に何かあったから、文代は機嫌が悪いのだと推測。

一方、町子の恋は片思いで、まさるを意識するあまり、町子はまさるに話しかけ
られても緊張してしまい、言いたいことが言えなかったのです。

そんな中、ある事件が起きます。

孝子と飼い犬のポパイが行方不明になってしまいます。

孝子と一緒に散歩していた徳一は、まさるの美しい母親・千代との話に夢中に
なっていたのです。

両親が必死で町内を探す間、まさるは町子の家に預けられ、千代の帰りを待つ
ことになりました。

洗濯物を取り込んでいた伊藤は、まさるを町子と勘違いして、ズロース1枚を
渡してしまいます。

まさるが呆然としていると、タイミング悪く町子がその場に現れるのでした。

芋たこなんきん 5週「すれちがい」のあらすじネタバレ

一晩中、健次郎と幼い頃の思い出話をしていた町子は、家族と暮らすことの
楽しさや温かさを思い出し、徳永家に入ることを決意します。

両立を心配していた仕事も、家族の風邪を看病しながらも普段のペースで何とか
こなすことが出来ました。

出来ることがわかると、町子はすぐに引っ越し準備を開始。

新婚の池内が町子のためにマンションを買ってくれました。

これからは24時間家族と一緒にいることが出来るのです。

健次郎は物置になっていた部屋を町子の仕事部屋に改装。

一方、町子の母・和代は、産まれて初めての一人暮らしに心踊らせ、もっと狭い
部屋に引っ越すと言います。

町子は戦後移り住んだ亡き父との思い出の家を離れることに感傷的になりました。

しかし、和代はそんな町子の胸を叩き、お父さんはずっとここにいると言いました。

孝子と信夫も手伝ってくれて荷造りは無事に完了し、町子は皆と一緒に食事を
することに。

町子が買ってきた特製のお寿司を皆で食べていると、健次郎の運転する軽トラック
がやってきました。

荷物を積み込んだ町子は助手席に乗ると、実家を振り返りながら、結婚式の
朝には感じなかった感情が溢れてきました

短い時間でしたが、心のこもった別れになるのでした。

芋たこなんきん 6週「思いやる心」のあらすじネタバレ

町子は意気揚々とイシから日々の家事を引き継ぎましたが、大家族の世話という
のは、時間的にも精神的にも体力的にも厳しいものでした。

見かねた健次郎は、一馬を通じて家政婦を雇うことに。

翌週、近藤ヌイという女性が家政婦として働きに来ると、ヌイは町子の大きな
助けとなり、家事のほとんどから町子は解放され、原稿に集中することができる
ようになりました。

ある日、徳永医院を時々手伝っている晴子が、溶接工場に勤める山内寅彦の腰痛
を診察すると、尿検査と血液検査を強く勧めます。

自分が病人だと思いたくなかった山内は渋りましたが、晴子は山内に癌や骨髄腫
の可能性があると説明。

病院が閉まった後、晴子は健次郎に山内の検査結果を聞くと、健次郎は何の検査
もしていませんでした。

山内は晴子から聞いた病名が怖くて、検査を取り止めたのです。

健次郎は晴子に、患者を脅かすなと怒鳴りましたが、晴子は、患者のために
正確な説明をしただけだと反論。

その頃、町子は喫茶店で久しぶりに美鈴と会っていました。

2人はお互いの近況報告をしていると、大きな女性の声が聞こえてきました。

その声は上品なスーツを着た中年女性・矢木沢純子の物で、横にいた小太りの
男性に向かって怒鳴っていたのです。

矢木沢は怒っているのに、やけに礼儀正しいのが不思議で、喫茶店にいた全員が
彼女に注目しているのでした。

芋たこなんきん 7週「おくりもの!?」のあらすじネタバレ

ヌイが辞めたことで、町子の日常は再び、家事と育児と仕事に追われることに
なりました。

晴子は、お手伝いさん、早くしなさいと言いますが、町子は手伝う気になれません。

ある日、徳永家に工藤酒店から特製の日本酒が届きました。

送り主は不明ですが、健次郎はそのおくりものが兄・正一からのものだと気づいて
いました

家にほとんど顔を出さず、帰ってきても思わせぶりな態度を取る正一に、健次郎
は腹を立てていましたが、町子は面白そうな義兄に興味を持ちます。

梅田のデパートでは、サニー電器主催の親子川柳大会が開かれると、貞夫は優勝
商品のカラーテレビを獲得しようと意気込みます。

その応援に、一馬と俊平も駆けつけました。

しかし、その川柳大会では筆頭株主の娘に事前にテーマが伝えられていたという
不正が発覚

審査ができないと抗議する町子に対して、広報担当の篠崎は、町子の賞は
文壇の人間関係と金で決まると脅しのような言葉を掛けられました。

町子はかなりショックを受けて、黙ってしまいましたが、傍にいた純子は篠崎の
顔を平手打ちにしました。

一方、日曜日が休診日の徳永医院に、鈴子という若い女性がやって来ます。

鈴子は正一と結婚の約束をしていたにもかかわらず、正一が逃げてしまったと
泣いているのです。

健次郎は鈴子の扱いに困っていると、鈴子は正一に2万円貸したことを話します。

しかし、正一は石しか残しませんでした。

鈴子はその石を健次郎に渡し、正一にまた会う日まで何度でも来ると言い残し、
去っていきました。

一方、川柳大会は中止となったことで、その責任を取るという形で、純子は札幌
へ転勤を命じられ、不祥事を起こした篠崎は減給と和歌山支店へ転勤を命じられる
ことになりました。

純子に比べ、篠崎への罰則は明らかに軽いものなのでした。

芋たこなんきん 8週「おおきに」のあらすじネタバレ

運動会の翌日から、純子は会社を辞め、町子の秘書兼家政婦として働き始めました

月刊誌『あまおう』の「わが町」というコーナーで、町子が取材を受け、馴染みの
場所である多幸町や工藤酒店、みゆき館などを紹介しました。

この記事は大好評で、連日賑わう蛸壺や、工藤酒店に町子の女性ファンも
押し寄せ、暇だったみゆき館も活気を取り戻したのです。

しかし、たこ芳で事件が起きてしまいます。

満席のため入店を断られた酔っぱらいが腹を立て、提灯を引きちぎるという
事件が起きたのでした。

ある日、町子が編集長の根室と打ち合わせをしていると、仮面の男・隆が入って
きました。

ウルトラライダーは、根室の出版社が発行していた雑誌『冒険少年』に登場した
少年達が魅了されたアクションヒーローです。

元気な隆とは対照的に、昇は元気がないように見え、さらに頬に傷がありました。

町子は昇が友人と喧嘩したのではないかと疑いましたが、健次郎は、うちは血の
気が多い家だからと一蹴。

それから数日後。

誠司、昇、隆の3人は、スタッフが用意したウルトラライダーの剣を受け取ります。

それが抽選で当たる物だということを知った晴子は、それは有名人の特権だと
言いました。

晴子に悪気があったわけではないかもしれませんが、その言葉に春子は悩みます。

一方、喜八郎はヘタ子に新しい提灯をプレゼントします。

凛から電話でお礼を言われ、たこ芳事件のことを初めて知った町子は、自分が
良かれと思ってした報告が、他人に迷惑をかけていたと思い、落ち込むのでした。

芋たこなんきん 9週「最後の一人まで」のあらすじネタバレ

1943年の春、町子15歳の時。

文代は半年前に夫の赴任先である上海に旅立っていましたが、昌江はまだ家に
いました。

昌江も薬屋の跡取り息子とお見合い結婚をして、良好な関係を続けています。

この頃、写真館は大忙しでした。

戦争へと向かう若者やその家族が、毎日毎日途切れることなく、写真を撮りに
来ていたのです。

それは戦況の厳しさを物語るものでしたが、花岡家では、神風が吹いているのは
どっちだなどと暢気な会話をしていました。

ただ1人、町子だけが頭を上げて戦争を生き抜いていました。

日本の居民である

これは町子の好きな言葉であり、何かある度に言っては自分を戒めるというのです。

最近、町子は『最後の一人まで』という愛国的な短編小説を書いています。

親友の菊と梅原は乙女チックな詩に夢中で、町子が書くものを全く理解して
くれませんでした。

ある日、菊の勤める旋盤工場で、町子は寛司という同年代の男性と出会います

寛司は工場の従業員として働いていましたが、実はまだ中学生で、病気の父親の
代わりに家計を支えているのでした。

偶然にも町子が『大地』という小説を読んでいることを知った寛司は、小説好き
ということもあってか、次々に海外の小説の名前を口にし始めます。

その熱心さに町子は驚かされました。

その頃、昌江は暗い世相とは異なり、幸せな気持ちでいっぱいでした。

何と、彼女はお見合い相手からプロポーズされたのです。

そのことを町子だけが聞かされると、幼い町子は、その彼もいつか兵隊になるん
でしょ?と言ってしまいますが、昌江は町子に優しく微笑みました。

そんな恐ろしいこと、昌江は考えたくなかったのです。

しかし、現実には若い男性が軍に連れ去られていき、工兵の浦田にもついに
召集令状が届きます

そんな中、常太郎が突然急死してしまうのでした。

芋たこなんきん 10週「いのり」のあらすじネタバレ

1944年、戦況はますます悪化し、年が明けると同時に常太郎が亡くなった後、
ずっと泣き暮れていた梅も亡くなりました

ある日、和代は岡山で志願兵となった信次からの手紙を受け取ります。

町子は信次への想いを募らせ、小説に集中出来ずにいましたが、町子にはもう
1つため息をつくことがあったのです。

そんな時、菊が町子に、聖書を読めばきっと良い言葉が見つかるという思いから
聖書を見せます。

町子もそう思って、早速聖書を読み始めました。

空襲警報が鳴り、町子は地下の防空壕の中で警報が解除されるのを待ちながら
聖書を読んでいると、寛司が声をかけてきました。

そして、寛司は持っていた『罪と』を町子に渡します。

しかし、町子はその本に目もくれず、聖書に夢中になっていました。

町子は聖書の中に、自分がどうあるべきかを見ていたのです。

本に夢中になっていた町子達は、友人の梅原に誘われて、小さな教会を兼用して
いる「神の子羊幼稚園」の中の小さな教会を訪れました。

そこで町子は牧師の竹山に出会います。

痩せていて色白の竹山牧師は、物腰柔らかく初めて会う子ども達を温かく迎え
入れてくれました。

町子は、足しげくこの教会に通ううちに、今まで秘密にしていたことを
ついに竹山に打ち明けるのでした。

芋たこなんきん 11週「おとうちゃん」のあらすじネタバレ

健次郎の亡き妻・澄子の法事やクリスマス、お正月など、何か行事がある度に
徳永家では事件が起きます。

今回は何と、喜八郎がいなくなったのです。

イシは奄美に帰ると言い出しますが、健次郎はイシを1人で生活させるわけには
いかないと悩みます。

そんな中、正一がイシの望みを叶えてあげることに。

正一は放浪生活を終わらせ、奄美でイシと暮らし始めることにしたのです。

それから時は流れて1970年。

42歳になった町子は寛司と再会。

徳一からカメラの面白さを教わった寛司は、記者となりベトナム戦争を取材
していました。

その後も時は過ぎていき、5人の子ども達はどんどん自立していき、それぞれの
道を歩んでいきます。

そんな中、健次郎が倒れて入院することに。

子ども達は心配して健次郎の元に集まってきます。

町子の祈りの結果、健次郎は無事に手術に耐えることが出来ましたが、健次郎は
医者として引退することを決意

一方、町子はそんなことがありながらも連載は精力的に続けていました。

純子の支えもあり、町子は健次郎のリハビリに励み、町子と健次郎の2人は充実
した老後を過ごしました

時は流れて2002年。

最愛の夫である健次郎が他界します。

賑やかなことが好きだった健次郎のために、町子達は笑いの絶えない明るい
告別式を執り行いました。

家族や友人が笑いと涙で健次郎を送り出しました。

2005年秋。

花岡写真館を陰で支えてきた町子の母・和代が享年100歳で亡くなるのでした。

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ここまでが、朝ドラ 芋たこなんきんの1週から11週までのあらすじネタバレに
ついての紹介でした。

芋たこなんきんは2006年に放送された朝ドラですが、主人公が37歳でスタート
するドラマなので、最近の朝ドラの若い女優さんがヒロインを演じるのとは
また違った雰囲気があります。

町子の精力的な姿に元気をもらえそうな作品ですね。

若い頃のダンディーな國村隼さんも魅力的です。

 

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12週「おかあちゃん」

町子は、健次郎の亡き前妻で、子どもたちの母である藤木澄子の命日を思い出す。町子は、ご近所さんも呼んで澄子の法事をしようと健次郎に提案し、方々に声をかけるが、晴子は、わざわざ思い出させるのは子どもたちがかわいそうだと大反対する。一方、ご近所さんも、法事は町子が気の毒だという思いから出席する気になれない。町子と健次郎が、法事を呼びかけるが、皆、用事を作って断ってしまう。住職の一真は、家での法事ではなく、子どもらを連れての墓参りでもよいのではと、町子に提案する。そんなとき、健次郎の子どもの清志が、澄子が死ぬ前に家計簿に残したメモを町子に見せる。そこには、澄子自身が死を恐れていたことが記されていた。そして、そこに澄子が書いた料理の献立など生活の記録に町子は引き込まれる。やがて町子は、澄子を絶対忘れないために、家での法事を行うことを決心するのだが……。また、徳永イシの奄美での幼なじみ、碇ツネが徳永医院を訪ねる。観光に来たというツネは、しばらく徳永家に滞在することになるのだが、ツネが持っていた薬を健次郎は問い質す……。

13週「お年越し しんしんと……」

クリスマスが近づき、町はいつもよりほんの少し浮かれているが、原稿を書いている町子は思考停止中で筆が進まない。一方、徳永家ではサンタクロースの話題で盛り上がる。そんなとき、健次郎の兄、昭一が現れ、子どもたちにサンタに会わせる約束をし、何でももらえるよう話をつけるという。実は、昭一は競馬で大穴を当てていたのだ。子どもたちは、欲しいプレゼントを書いた紙を靴下に入れる。登は「ステレオ」と書き、町子は「アイデアください」と書いた。一方、昭一は、イブの日、アルバイトで来てもらった船乗りにサンタクロースの格好をさせていたが、昭一とともにたこ芳で泥酔して眠ってしまう。クリスマスの朝、サンタは起きられず、目が覚めた昭一も財布を無くしてしまう。徳永家にステレオは届くが、代金は健次郎が払うことに……。そんなとき、昭一は、スランプの町子に健次郎との夫婦の話を書くよう勧める。原稿に向かう町子。「カモカのおっちゃん」を主人公に、町子は自分たちの出会いから夫婦模様、そして家族とそこに集まる人々の波乱万丈、抱腹絶倒のエピソードを、全国の読者に披露することにした。

14週「年明け ほんわかと……」

昭和43年元旦、町子と健次郎は、子どもたちとにぎやかな正月を迎えていた。町子は、子どもの時代の正月を健次郎と話し合う。校長先生の勅語奉読などの厳粛なしきたり、本家や親せきへのあいさつ回り、そして町子は、家族で楽しんだ百人一首のカルタ取りの思い出にふける。翌日、大御所作家、加藤舞子と編集者の神辺ソノ子、松岡が訪れる。そして町子たちと“大人の話”で盛り上がる。そんなとき、患者のお年寄り・石川サキが徳永医院に診察を受けに訪れる。しかしサキは、今日が正月であることがわからない。しかも、老人ホームに入っていたサキを家族が正月に迎えに来るという。町子は、家族に連絡を取ろうとするが……。そうこうしているうちに、正月休みをアッと言うまに終え、町子は原稿に取りかかる。タイトルは「カモカのおっちゃん、かく語りき」。町子と健次郎、そして徳永家のてんやわんやを描く町子の新連載のエッセイ。改めて様々な出来事を書きつづっていると、家族や町の人々にいっそうの愛しさを覚える町子であった……。

15週「奄美想いて」

町子と健次郎が一日家をあけ、喜八郎とイシが子どもたちの面倒を見ることになる。だが、その夜、亜紀がケガをし、痛みは一時治まったが、喜八郎が飲みに出かけている深夜に、亜紀は再び痛み出し、イシが不安に駆られる……。亜紀のケガは大事に至らなかったが、そのことで喜八郎とイシはケンカとなり、二人は口をきこうとしない。イシは、町子に、喜八郎は大事なことを忘れてしまうと愚痴をこぼす。そして健次郎と晴子の間に、生後三ヶ月で亡くなった娘がいたことをうち明ける。イシは、亜紀のケガが、50年前の奄美でわが子を亡くした悲しい思い出と重なって見えたのだ。そして、幼くして亡くなったわが子のことを喜八郎は忘れてしまっているという。町子は健次郎に相談するが、イシも大事なことを忘れていると健次郎はいう。それ以上のことを町子に話さない健次郎だったが、翌日、家族のふとした会話の中で健次郎が医者になった理由を知る。健次郎は、喜八郎に言われて医者になったのだが、それはイシと同様に、わが子を亡くした喜八郎の思いからであった……。

16週「禁じられても……」

時は流れ、昭和45年春。徳永家では、長女の由利子が17歳の高校生になるなど、子どもたちの成長が著しいなか、町子は、相変わらず執筆活動を猛烈に続けていた。そんななか、思春期まっただ中の由利子が毎週日曜日になると、反戦歌やメッセージソングを歌う集会に行くようになる。そして、由利子が学校の校舎の窓に、ベトナム戦争反対のビラを友だちとはるようになり、健次郎は学校から呼び出されるのだが……。一方、町子に週刊誌の編集者から、ベトナム戦争を取材している報道写真家との対談の話がくる。その対談相手は野村寛司。女学生時代の町子の友人、そして、亡き父の写真教室の生徒だったカンジだった。思わぬ再会に驚き、そして喜ぶ町子。時間を忘れて対談を楽しむ二人であった。そんなとき、由利子が広島のフォークコンサートに行きたいという。健次郎と町子は、デモに巻き込まれることを恐れて反対するが、由利子は聞かない。そこへ、野村寛司が徳永家を訪れてくる。由利子がベトナム戦争のことを勉強しているのを聞くと、ベトナムでの写真を見せ、戦場での体験を由利子に語るのだが……。

17週「しもたっ!」

町子は、一真の千手観音像の手の1本をうっかり折ってしまう。町子は、一真にそのことを隠して観音像をしばらく借りることにする。そんなとき、弟子にして欲しいと町子に二ノ宮留夫が訪ねてくる。そして手の折れた観音像を見て、同じ観音像を用意するという……。町子は弟子入りを断わるが、小説の原稿を手渡し、読んで欲しいという。そして掃除などの家事を手伝い、あすも来るという。一方、町子の仕事部屋でつまづいた健次郎は、一真の観音像の手の1本を折ってしまう。最初から折れていたことを知らない健次郎は……。同様に隆と晴子も……。また、町子の弟の信夫が町子を訪ねてくる。独り暮らしの母、和代が仕事を辞めたことを告げ、体の具合が悪いのか、会って理由を聞いて欲しいと頼む。そんなとき、和代が町子を訪ねる。仕事を辞めた理由を町子が聞くと、和代は、これからは好きなことをして暮らしていくという。そしてハワイ旅行にでかけることを告げる。一人で初めての海外旅行に行くと言いだした母が心配な町子は、仕事を調整して同行しようとするのだが……。

18週「いつか光が……」

町子の隣町のスナックに、コンビ別れをしたばかりの漫才師・南野福子(天童よしみ)と、そのマネージャー兼社長の小柳が現れる。福子は芸人をやめて、地道に普通の仕事をしていきたいと小柳に話す。一方、仕事部屋で原稿を書き続ける町子は、青白い顔でかなり疲れている様子。目をつぶると亡き父の徳一と祖父の常太郎が現れる……。過労で倒れた町子は、初めての入院生活となる。そのころ隣町のスナックで一人寂しげに飲んでいる福子は、居合わせた客に作家の花岡町子とまちがわれ、飲みに誘われる。福子もその気になってごちそうになる。病院に入院しているはずの町子が、夜な夜な隣町のスナックに飲みに現れ、歌を歌っていたといううわさが、健次郎の周りで駆けめぐる。そして、そのうわさは病院で入院している町子にも届くのだが……。また、晴子が、受け持ちの患者を手術後に亡くして責任を感じ、医者としての自信を無くしていた。町子は晴子に、苦しくても好きな物書きはやめられない話をし、同じように晴子の医者への夢を元気づける。そこへ緊急手術の依頼が晴子に来るが……。

19週「カーテンコール」

徳永医院の看護師・鯛子に、工藤酒店からの紹介でお見合いの話が来る。鯛子は、お見合いの話を受けて出かけるのだが、相手との会食でケーキを食べすぎて胃けいれんを起こす……。そんななか、町子は、秘書の純子から雑誌「上方文化」の原稿料が半年以上前から滞っているのを聞く。そして先輩作家の池内幸三から「上方文化」の廃刊が近いうわさを聞く。そんなとき「上方文化」の出版社の社長・畑山が町子を訪れ、原稿料を支払う。畑山は町子が駆け出しのころからつきあいのある編集者で、町子は畑山の資金繰りを心配する。そして町子は、畑山が行方不明になった知らせを受けるのだが……。一方、健次郎の医学生時代の知り合いで、落語家の笑楽亭米三郎が、師匠の米春を連れて診察に健次郎を訪れる。二度の検査で、米春の胃にしゅようができていることを知った健次郎は、胃にかいようができていると偽って、米春に早く入院するよう伝える。だが、米春は来週にホールでの独演会を控えていた。そして、本当の病名を教えて欲しいと健次郎に詰め寄るのだが……。

20週「ここに花咲く」

町子は、先輩作家の池内幸三の紹介で、着物デザイナーの吉永東子と出会う。徳永家に東子が訪れ、町子や健次郎らと着物や東子の会社の話で盛り上がる。そのころ、来年高校3年になる由利子は、自分の進路のことで迷っていた。晴子は、徳永医院を継がせようと医大受験の問題集を渡すのだが、裁縫が好きで得意な由利子は、着物デザイナーの東子に関心を寄せる。そして東子に仕事場に遊びに来るよう誘われるのだが……。一方、工藤酒店にハリウッド映画の大スター、エディ・スペンサーが突然一人で現れ、町内が大騒ぎとなる。そして関東煮きが食べたいというエディを佐和子とタエが、りんのたこ芳に連れてくる。俊平と貞男も加わり、エディに酒を勧めるが、かなり酔ったエディが割れたグラスで手を切ってしまう。エディは徳永医院で治療を受けるが、そのとき落とした若い女性の写真に、健次郎の目がとまる。エディは、自分が幼いときに離婚したおでん屋「たこ芳」の女将・りんの息子であることを健次郎に打ち明けるのだが……。

21週「子離れ、親離れ」

ツチノコの新聞記事を見て興味を持った町子(藤山直美)は次の小説を書くために、秘書の矢木沢純子を連れて、兵庫の丹波の山へツチノコの取材に出かける。そしてツチノコを見たという中川利男の民家を訪ね、東京から来たというツチノコ研究家の田村駒蔵と出会う。一方、町子の母・和代と弟の信夫が徳永家を訪れる。そして信夫の結婚が決まったことを知らせるのだが、和代は、一人で公団の団地に引っ越すことを由利子にこっそり告げる。ツチノコの取材から帰った町子は、信夫の電話で、和代の長屋が取り壊しになり、結婚する信夫たちとの同居も和代が受け入れないことを知る。健次郎は、和代を徳永家で迎え入れることを町子に提案し、町子は和代に連絡を取るのだが……。また、ツチノコ研究家の田村駒蔵が町子を訪れ、駒蔵の話に町子はのめり込む。そんなとき、駒蔵の息子・一郎が、駒蔵を探しに町子を訪ねる。一郎は、破たんしかけている自分の会社を立て直すのに、駒蔵の退職金をあてにし、そして駒蔵のツチノコ道楽にあきれていたのだが……。

22週「春のあらし」

町子の秘書の矢木沢純子が、編集者の北野吾郎に出会い、北野の優しさに好意を抱く。そんなとき、純子がひったくりにあい、町子の原稿を取られる。責任を感じた純子は精神的にまいってしまい、そんな様子を痛々しくみる町子と健次郎だが、原稿が出版社に届かなかったことで、町子の連載は休載となる。そこへ、有名人のスキャンダル専門の週刊誌記者、井村秀樹が町子の周辺を探ろうとする。そんなある日、純子の父、矢木沢久米夫が徳永家を訪れる。町子や健次郎にあいさつをしたあと、久米夫は友人宅に向かったが行方不明となる。探しに行った純子から、久米夫が心筋こうそくで倒れ、病院に運ばれたという連絡が町子に入る。町子は病院に向かったあと、先輩作家の出版パーティーへの出席のため一時病院を離れる。純子が一人で病院にいると、北野が病院を訪ね、純子は北野の優しさにふれる。その翌日、町子が出版パーティーに遅刻したことで、スキャンダル専門の週刊誌記者、井村に悪質なウソの記事を書かれる。責任を感じた純子は、町子と健次郎に秘書の仕事を辞めることを告げるのだが……。

23週「山があるから……」

時は流れ、平成3年春。63歳になった町子だが、まだまだ若々しく徳永家で執筆を続ける。健次郎も相変わらず診療所を続け、矢木沢純子も町子の秘書のまま。子どもたちは独立し、晴子は勤務先の病院の外科主任になっていた。そしてひざを悪くした町子の母・和代が同居のため徳永家に引っ越してくる。そこへ結婚した由利子が里帰りしてくるのだが、夫婦げんかで家を出てきたと打ち明ける。夫の清二が、急にドイツに留学することを決め、デザイナーの仕事をもつ由利子は、会社を辞めて清二について行くわけには簡単にはいかず、由利子に相談もなく勝手に決めたことに憤慨したのだ。町子は由利子と清二を会わせ、じっくり話し合いをさせようとこころみるのだが……。また、晴子が、勤務先の病院の部下・東條祥吾からプロポーズされる。祥吾には二人の幼い娘がおり、前妻とは離婚していた。晴子は、町子のように実子でない子どもたちと家族になれるか迷っていた。町子に相談しアドバイスを受ける晴子だが、そんなとき、祥吾は徳永家に娘たちを連れてあいさつに訪れる……。

24週「出会い」

大学病院で良性ポリープの切除手術を受けるよう健次郎に診断された大崎俊平は、妻の佐和子の急な優しい接し方にも違和感を覚え、ガンではないかと疑う……。一方、町子と健次郎は、久しぶりに徳永家に帰ってきた昭一が、富田林に家を建てているという話を聞く。そして町子が長崎での講演に出たあと、昭一は健次郎に結婚しようと思う相手がいることを打ち明ける。喜ぶ健次郎だが、そんなとき健次郎が脳出血で意識不明となり病院に運ばれる。昭一から連絡を受けた健次郎の子どもたちが次々に病院に駆けつける。手術室の前で健次郎の回復を祈る昭一や健次郎の子どもたちは、健次郎や町子との思い出を懐かしがる。そこへ、長崎に行っていた町子がやっと病院に駆けつける。手術は成功に終わるが集中治療室で経過を見るという。麻酔から覚め意識が戻るまで、町子は健次郎のそばにいることにする。そんなとき、眠る健次郎を見ている町子の脳裏に、父・花岡徳一と過ごした最後の日々がよみがえる。一方、眠っている健次郎は、前妻の澄子が亡くなったころと町子と出会ったころの思い出の夢を見ていた。

25週「お兄ちゃん」

時は流れ、平成9年。診療所を閉めた健次郎と町子は夫婦の時間を楽しんでいた。だが、町子の忙しさは変わることなく、執筆に加え講演や取材と精力的に動き回る日々だった。そんなとき、昭一が平真佐美を連れて徳永家を訪れる。彼女と去年からいっしょに暮らしているという。そして真佐美を連れて奄美に帰ることを打ち明ける。そこへ、真佐美の兄・広明が真佐美を探しに徳永家を訪れる。奄美にいる父親のことで相談があるという。真佐美と広明のぎこちないやりとりの様子を見ていた町子と秘書の矢木沢純子は、広明が真佐美の兄であることを疑うのだが……。そんなとき、昭一は真佐美からお金を頼まれる。兄の広明に借金があるのだという。昭一は真佐美に貯金通帳ごと渡すのだが、通帳を持って出かけた真佐美にお金を全額引き出される。昭一や町子や健次郎は真佐美の帰りを待つのだが……。また、町子は純子がほのかに恋心を寄せる編集者の北野吾郎から結婚の話を聞く。相手は同じ出版関係で彼女のことを純子も知っているという。町子は純子に伝えて欲しいと頼まれるのだが……。

『芋たこなんきん』最終回の結末ネタバレ

最終週26週「ほな、また!」

静かに迫る健次郎との別れ。

町子と徳永家の人々は、彼との最期の時間をどう過ごし、消えゆく命とどう向き合うのか?

健次郎がかっ血して倒れ、病院に運ばれる。町子は、加藤医師から、健次郎が肺ガンであることを聞く。手術は行わず、放射線治療を行うが余命は半年から一年だという。病室に戻った町子だが、健次郎にはほんとうのことが話せない。徳永家に帰った町子に、純子はほんとうのことを健次郎に話すほうがよいのではと諭す。翌日、町子は健次郎に病気のことと治療のことを話す。事態を冷静に受け止めようとしている二人であったが……。治療が始まって二週間、治療のつらさは健次郎の体力を徐々に奪っていた。昭一や和代や、徳永家のご近所のみなさんが見舞いに訪れ、健次郎を元気づける。そんなある日、町子は病院から健次郎の自宅への外泊許可を取る。その日は健次郎の誕生日であった。徳永家に子どもたちが集まり、盛大に誕生日を祝う……。入院して六か月を過ぎたころ、健次郎は病室で静かに息を引き取る。亡くなった健次郎といっしょに徳永家に戻った町子は、告別式を前に喪主のあいさつの内容を考えていると健次郎の声が聞こえる。振り向くと、そこにいつもの健次郎が座って笑っていた……

町子は喪主の挨拶で「来世も、その次も、そのまた次も、なんべん生まれ変わっても、私をさがしてや。だからさようならは言わへん。ほな、またね。」と語ります。

その夜。町子は誰も居なくなった部屋で、遺影を前に、いつものように喋りながら晩酌をするのでした

 

芋たこなんきんキャスト相関図-モデル子役から亀田-外国人まで

「芋たこなんきん」の原作は田辺聖子さんのエッセイ集

朝ドラ「芋たこなんきん」の原作は作家「田辺聖子(たなべせいこ)」さんが書いたエッセイ集です。

「田辺聖子」さんのプロフィール⇓

1928(昭和3)年、大阪生れ。樟蔭女専国文科卒業。1964年『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)』で芥川賞、1987年『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、1993(平成5)年『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞を、1994年菊池寛賞を受賞。また1995年紫綬褒章、2008年文化勲章を受章。小説、エッセイの他に、古典の現代語訳ならびに古典案内の作品も多い。

出典:新潮社公式HP

 

「田辺聖子」さんは2019年に91歳で亡くなられています。

没後2年の2021年に「1945年から47年までの青春期を綴った日記」が発見され、「田辺聖子 十八歳の日の記録」とて出版され話題となるなど、国民的女流作家です。

 

芋たこなんきんヒロイン花岡町子の実在モデルは田辺聖子さん

「芋たこなんきん」は田辺聖子さんの半生とエッセイ集が原作なので、藤山直美さん演じるヒロイン・花岡町子の実在モデルは田辺聖子さんです。

また、田辺聖子さんの小説として、最近でも映画されて有名な作品が「ジョゼと虎と魚たち」です。

 

1985年3月に出版された短編恋愛小説で、2003年には妻夫木聡さんと池脇千鶴さんが主演で実写映画化、2020年にはアニメ映画化されています。


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