今回は『おかえりモネ』の118話(第24週)10月27日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【明かされた未知の心の傷】と題して24週118話をお送りします。
未知が負った震災のときの心の傷は今までだれにも明かされることはありませんでした。
追い詰められていたとは言え自分を責め続けていた未知。
震災は目に見えるものだけでなく人々の心にさまざまな傷跡を残していたんですね。
<おかえりモネ118話のあらすじネタバレ>
東京の大学病院から緊急で戻ってくるように指示された菅波医師は百音と海辺で待ち合わせて別れの語らいをします。
そして無理をしすぎないようにと心配しながら百音は菅波医師の後ろ姿をずっと見続けていたのでした。
コミュニティFMに戻った百音はかつて『災害FM』を立ち上げた遠藤課長や現在FMの小山代表と居酒屋の店主の高橋たちの前でプレゼンをはじめます。
百音が考えたのはウエザーエキスパーツがリリースしている『気象情報投稿アプリ』とコミュニティFMを連動させることで緊急時の避難行動に役立てようというものだったのです。
百音のプレゼンはうまくいき集まってくれた人たちは大いに興味を持ってくれたのでした。
プレゼンを終えて一息ついていた百音の前に水野一花がひさびさに姿をあらわします。
ボランティア活動に行き詰まり自信を喪失してしまって東京に戻ってしまっていた一花。
彼女は外からやってきた人間にできる事は限られていると悩んでいて、そんな一花がまた気仙沼の地にやってきてくれたことを喜んで迎い入れた百音。
どんな顔をして戻ってきたらよいか悩んでいたことを明かした一花のようすを見て百音はかつての自分の姿と重ねていたのです。
その日の百音はFM放送を通じて気象情報を伝えたあとでBGMとして『ダニー・ボーイ』を流します。
その曲はかつて『汐見湯』にボイラー技士としてあらわれて元ホルン奏者の宮田が菅波医師と自分のために奏でてくれた想いのある曲だったのです。
一旦は諦めてもまたやり始めることの素晴らしさに感動すると放送を手伝ってくれていた高橋に告げた百音。
百音が一花との再会の喜びを噛みしめているとき、高橋もかつて『災害FM』で自分が音楽でリスナーが喜んでくれたことを思いだし涙ぐんでいたのでした。
一方、百音の情報は漁協にもそれなりの貢献をしてきていましたが目指していた気象情報の売り込みは思うようにいきませんでした。
そんな時に幼馴染の亮と偶然にであった百音。
亮は未知に大学進学を勧めているのに何かが引っ掛かり続けていると百音に相談します。
そして未知のことを心配する亮は百音にも焦ることはないと告げたのです。
何かが引っ掛かったままになっているのは自分や未知だけではないと百音も心配する亮。
亮に図星を突かれてドキッとした百音は平静を装ってその場をやりすごし、永浦家に戻ってから未知に大学進学を勧めます。
すると未知は大学進学をやめようと思っていると言い出したのです。
自分はどこにも行けないし地元から離れられないと言う未知。
そのとき何かが引っ掛かったままになっていると言っていた亮の心配する姿が思い浮かんだ百音。
そして百音は思い切って未知に震災の時に何があったのかを問い詰めたのです。
すると未知が重い口を開いたのです。
震災のとき亡き雅代がどうしても動こうとしなかったため自分は祖母を置き去りにしてひとり逃げてしまったことを明かした未知。
幸いなことに雅代は無事でしたが未知は自分の取った行為が絶対に許せないとあれ以来ずっと自分を責め続けてきていたのでした。
だから地元で何かの役にたつことがせめてもの贖罪だと言う未知に百音も掛ける言葉を失ってしまったのです。
そのあとで未知は言えて良かったと呟いてその場から立ち去ってしまいます。
今まで秘められていた出来事を知った百音は妹の後ろ姿を見つめながら涙っするしかありませんでした。
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