今回は『ちむどんどん』の10話(第2週)4月22日金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【やっぱり一緒に暮らしたい】と題して2週10話をお送りします。
暢子の東京行きの話はどんどん進み、遂に旅立ちの日がやってきてしまいます。
ところが、長男の賢秀が叫びながら東京に向かうバスを追いかけたことで、寸前のところ暢子の東京行きは白紙になりました。
何かとトラブルメーカーだった賢秀が、やっと家族の役にたちましたね。
<ちむどんどん 10話のあらすじネタバレ>
比嘉家の家族のために自分が東京の親戚のもとにいくと手を挙げた暢子は、シークワーサーの木の下で東京へと戻っていく和彦と話をしています。
不安と寂しさを拭えない暢子に、元気づけようと自分が守ってやるから東京にきたら頼っていいと告げる和彦。
そして暢子が旅立つ前日になります。
比嘉家では、母親の優子が暢子の『渡航証明書』をしげしげと見つめていると、夕食の時間がやってきました。
山原村での5人揃っての最期の夕食は、暢子が亡くなった賢三から受け継いだ『沖縄そば』でした。
しかし、賢秀も良子も歌子も箸がすすみません。
そんな家族にむかって、自分がつくる最後の沖縄そばだといって食べるよう促す暢子。
そのあと姿勢をあらためて母親である優子の前に座った暢子は別れの挨拶を始めます。
今まで育てくれたことへの感謝と、わがままばっかり言って困らせたことへの謝罪の気持ちを伝えます。
そんな娘に優子も応えます。
謝罪と感謝が言えるところが暢子の一番いいところだと必死に涙をこらえる優子。
この先もずっと大好きだから、ちゃんと手紙を書くようにと言った母でしたが、そのあとの言葉を告げることはできませんでした。
そして5人揃っての最後の食事が終ると、比嘉家の家族全員で月明かりが照らず縁側に揃います。
末っ子の歌子が亡くなった賢三の形見でもある三線を引き始めると、家族全員で『椰子の実』を歌いながら別れを惜しんだのでした。
そして賢三の墓の前で優子は娘の無事を祈ります。
そのとき、優子の脳裏には、旧暦の3月に行ってきた『清明祭』の様子が蘇ってきました。
家族全員が父親である賢三の三線に合わせて楽しく踊った想い出は比嘉家にとって大切なものだったのです。
やがてバスがやってくる時間が迫ってきます。
審査を終えた暢子は、自分を東京まで案内してくれる青柳親子とバスを待っていました。
暢子が家族に向かって最後の別れの挨拶をしはじめます。
いってきます。
東京が楽しみで、すごく胸がわくわくする。
それは暢子の家族を心配させまいとする演技だったのでした。
そして停まったバスに乗り込んだ暢子。
やがてバスが動き始めると、見送ってくれている家族の姿がみるみる小さくなっていきます。
それに連れて暢子の顔からも笑顔が消えていくのでした。
そんな暢子を励まそうと和彦は、自分が一緒だから大丈夫だと声を掛けます。
その一方で、小さくなっていくバスを見送っていた比嘉家の家族。
するとその時、賢秀が叫びながらバスに向かって走り始めたのです。
行ってはだめだ。
それが合図のように、良子も歌子も全力でバスを追いかけ始めます。
バスの中から兄妹たちの姿を見て、運転手に頼んでバスを止めてもらった暢子。
暢子は止まったバスから飛び出して、走ってきた兄妹に抱き付いたのでした。
賢秀は後から追いかけてきた母親の優子や大叔父の賢吉に向かって叫びます。
誰も東京には行かせない。
ここで暮らすんだ。
すると優子は暢子を抱きしめて、自分が間違っていたと謝ります。
賢吉にも頭を下げて理解を求めた優子。
いつのまにかバスからおりていた和彦は、暢子に向かって話しかけます。
いつか東京にこいよ。
世界中の美味しいものをたべさせてやるから。
そうして山原村で貴重な時間を過ごした青柳史彦・和彦親子は東京に帰っていきます。
それから7年の月日が流れたのでした。
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