ちむどんどん15週74話あらすじ【優子弟の秀夫の分まで】

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今回は『ちむどんどん』の74話(第15週)7月21日木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【過去がつながってきた】と題して15週74話をお送りします。

 

優子の話で、それまで知らなかった過去の出来事が明らかにされました。

 

そして過去の事実だけでなく思いも知らされた比嘉家の家族は今まで以上に絆を深めます。

 

<ちむどんどん 74話のあらすじネタバレ>

 

優子の賢三との馴れ初めの話は続きます。

 

収容所で賢三と運命の再会を果たした優子は、家族を失ってしまっていて生きる気力もありません。

 

そんなふたりは賢三の生まれ故郷である山原村で兄妹のように寄り添って暮らしはじめます。

 

すっかり落ち込んでしまっていた優子を賢三は、家族の分まで幸せになれと励ましてくれたと言います。

 

そして、家族は心の中で生き続けていると支えてくれる賢三と家族になりたいと思って、絶対に離れないと決めたと優子は当時の心境を明かしたのでした。

 

賢三の遺影を愛おしそうに見つめた優子は、賢三と結婚してからの話を続けます。

 

ふたりが一緒に暮らすようになって暫くすると、優子の亡くなった弟にそっくりに男の子が生まれます。

 

それが長男の賢秀だったのです。

 

その後も二人は3人の女の子に恵まれたのでした。

 

それでも幸せを感じていた優子の心の中には、戦争で離ればなれになった家族が沖縄の山の中に眠っているのではないかと居たたまれない気持ちになったと告げます。

 

そんな時にたまたま新聞に載った『遺骨収集活動』を見かけた優子。

 

それは20年前に東洋新聞の田良島が書いた記事だったのです。

 

優子は賢三と相談して、1年に1日だけでも遺骨収集活動を手伝いたいとの思いで、嘉手刈源次を尋ねていたのでした。

 

その時の気持は、自分たちと同じように家族を失った人が少しでも救われたらとの想いだったことを明かした優子。

 

こうして、1年に数回行き先を告げずに出かけていた自分の行動について説明した優子の口から語られた事実に暢子は驚かされます。

 

なんと『アッラ・フォンターナ』のオーナーである大城房子が嘉手刈源次の遺骨収集活動を支援していることが明かされたのです。

 

しかもそれだけでなく、共同売店の店主である前田善一も支援していたのです。

 

そしていつも比嘉家のことを考えてくれる善一を尊敬し感謝していると口にした優子でしたが、再婚はしないと断言したのでした。

 

そこまで話した優子は、やっと賢三との約束がはたせたと安堵した顔つきになります。

 

それは、いつか必ず子供たちに昔のことをちゃんと伝えようとふたりで決めていたのでした。

 

優子がこれまで子供たちに明かせなかったのには理由がありました。

 

それは優子の中ではいつまで経っても戦争が終っていなかったのです。

 

弟の秀夫の最期を自分の腕の中で看取った優子は、自分だけが生き延びていていいものかと葛藤していて怖かったと打ち明けます。

 

そして大粒の涙を流しながら子供たちには戦争で亡くなった人たちの分まで幸せになって欲しいと訴えたのでした。

 

だから皆には家族を亡くす辛い思いをさせたくなかったのに、大好きなお父ちゃんを守ってあげられなくてごめんと何度も謝罪したのです。

 

優子が話し終わると暢子が口を開きます。

 

お父ちゃんはずっと心の中で生きているから会いたいときはいつもで会える。

 

そう告げた暢子が自分たちは必ず幸せになると宣言すると、賢秀、良子、歌子も続いて誓ったのでした。

 

月明かりのもと、山原村の比嘉家でも鶴見の『あまゆ』でも銀座の『アッラ・フォンターナ』でも送り火を炊いて祈りをささげています。

 

そうして、また来年にとの思いで夜空に舞い上がる火の粉を見つめながら『ウークイの日』の夜は更けていったのでした。

 

ちむどんどんネタバレ15週75話「沖縄に和彦がのぶ子に会いに…

 


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