今回は『ちむどんどん』の44話(第9週)6月9日木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介しまし
【『足てびち』も基本が大事】と題して9週44話をお送りします。
父親の賢三が教えてくれた『足てびち』の作り方で、基本の大切さを思い出した暢子。
和彦も、二ツ橋も、三郎も父親の賢三と同じことを暢子に助言してくれていたのです。
それに気づいた暢子は、どんなおでんを作るのかが楽しみです。
<ちむどんどん 44話のあらすじネタバレ>
暢子の房子に対しての悪口に対して激怒し始めた屋台おでん屋の店主である安孫子ヨシ。
そして、ヨシは自分が房子とであったから今まで生きてこられたのだと縁について涙ながらに語りはじめます。
戦時中の空襲で夫を亡くしてしまったヨシは、食べ盛りの一人息子を抱えて苦労していたのだといいます。
そんなある日、ヨシの息子は房子が営んでいた屋台のおでん屋から盗みを働こうとしてしまったのです。
房子は息子を咎めたものの、その後はヨシと息子におでんを振舞ったうえに、ヨシに仕事まで世話をしてくれていたのでした。
ヨシがそこまで話すと、今度は県人会会長の三郎が口を開きます。
戦前に両親を亡くしていた房子は、戦争でたったひとりの家族であった妹を失ったことを明かした三郎。
そんな大叔母の壮絶な生き様を知らされた暢子は、房子がずっと孤独の中で生き抜いてきたことに想いを馳せます。
そのころ、またしても長男の賢秀がやらかしていました。
我那覇にそそのかされて売っていた怪しい健康食品でしたが、CM作成費用が必要だと言われて優子に工面してもらった15万円を、またしても持ち逃げされていたのです。
同じ過ちを繰り返した賢秀は、「あまゆ」にきて今度こそはと我那覇を信じた自分への悔しさと、母親の優子への申し訳なさに打ちのめされます。
自分は比嘉家にとって厄介者だから家族の縁を切ってもらうと言い放って店を出て行こうとしますが、暢子がそれを引き留めます。
そして、以前も『足てびち』だったと言いながら暢子は、賢秀の前に沖縄料理である『足てびち』を差し出して、子供のころの話をしはじめます。
それは10年ほど前の比嘉家の食卓でおこった出来事でした。
夕食のおかずだった『足てびち』をめぐって長男の賢秀と長女の良子が喧嘩をはじめてしまいます。
そして荒れた賢秀は何と母親の優子を突き飛ばして負傷させてしまっていたのです。
その時に賢秀が口にした言葉は、今回とまったく同じだったのでした。
俺は疫病神で家族の邪魔者だから家族の縁を切ってもらう。
そのときは、父親の賢三がいて諭してくれていました。
喧嘩しても仲直りできるのが家族。
この先何があっても皆は賢秀の家族。
そのとき父親の言葉は賢秀だけでなく暢子たちの心にも刻まれていたのです。
暢子の話を聞いて当時のことを思い出した賢秀は、感慨深げに『足てびち』を食べます。
そして、必ず星を掴むと暢子に約束すると、ふたたびさすらいの旅にたっていったのでした。
賢秀が出て行ったあと、暢子はさっそくおでんの改善に取り組み始めます。
夜通し試行錯誤を繰り返えす暢子の脳裏には、幼なじみの和彦やフォンターナの二ツ橋や県人会の三郎たちの言葉が蘇ってきました。
そして幼い自分が父親の賢三から『足てびち』の作り方を教えてもらったときのことを思い出したのです。
焦らずじっくり丁寧に。
基本の出汁は地味だけど、それが一番大事。
それは賢三が暢子に教えた料理の秘訣だったのです。
ようやく周囲からのアドバイスの意味を悟った暢子。
暢子は、幼馴染の和彦が助言してくれたように、入口に戻ることにします。
その日の夜、暢子は和彦たちに感謝しながら、晴れやかな表情になっておでん作りに没頭していったのでした。
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