今回は『らんまん』の5話(第1週)4月7日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【”あの花”の名前が知りたい】と題して1週5話をお送りします。
母親を元気づけようと採ってきた白い花は、ヒサが好きな”あの花”ではありませんでした。
しかもヒサは枕元にいた万太郎にひとこと言ってそのまま旅立ってしまったのです。
やがて季節は春を迎えて神社の境内にはヒサが好きだった”あの花”が咲きます。
一瞬だけ母親の幻を見た万太郎は、その花の名前が知りたいと叫んだのでした。
<らんまん1週5話のあらすじ>
弱り切ってしまった母親を元気づけようと、ヒサが好きだという”あの花”を見つけようと独りで神社の境内にやってきた万太郎。
しかし季節は冬で、”あの花”は冬に咲く花ではなかったのです。
そんなこととは知らない万太郎は何とかして見つけようと森の奥へと入り込んでいきます。
そのころ『峰屋』では竹雄が万太郎のいないことに気づいて綾にそのことを伝えてました。
竹雄から話を聞いた綾は、万太郎は母親が好きだと言っていた花を探しに出かけていったのでと思いつきます。
『峰屋』を飛び出して万太郎をさがしに駆け出した綾と竹雄。
ふたりは必死に万太郎を探しますが、冬の陽はもうすぐ暮れようとしていました。
神社の境内に万太郎の姿を見つけられなかったふたりは、顔を見合わせて行くことを禁じられていた森の奥へと入り込んでいったのです。
そのころ山の斜面に咲いていた一輪の白い花を見つけていた万太郎。
夕暮れが迫り雪もちらつき始めた森の中で、見つけた白い花を手にした万太郎は大事そうに懐にしまい込みます。
ところが母親のもとに戻ろうとしたときに足を滑らしてしまい、身動きがとれなくなってしまった万太郎。
でも運よくそこに綾と竹雄が万太郎を見つけてくれて、何とか暗くなりかかった『峰屋』に帰る道を戻り始めることができたのでした。
同じころ、『峰屋』では医者の鉄寛がヒサの往診にやってきていて、寿命であることを告げられていた祖母のタキ。
すぐに万太郎と綾を呼ぶように女中頭のふじに言いつけますが、行方不明であることを知らされて鬼の形相と化したタキ。
タキが”探し出せ”と叫んだときに、木戸のほうから万太郎と綾が姿を見せたのでした。
そして、すでに昏睡状態に陥っていた母親のヒサの枕元に、自分が摘んできた”白い花”を差し出した万太郎。
ところがその瞬間に万太郎は自分が差し出した花が、ヒサが好きだと言っていた花ではないことに気づいたのでした。
母の好きな花を見せることができなかったことを万太郎が悔いていると一瞬だけヒサの意識が戻ります。
そして枕元の万太郎に向かって細々と語りかけたのです。
“春になったら自分はあそこにいるから・・・”
それがヒサの最期の言葉となり旅立ってしまったのでした。
やがて季節は巡り、佐川にも春がやってきました。
万太郎は神社で咲いている母が好きだと言っていた”あの花”を見ていました。
すると後ろから声が聞こえて、思わず振り返った万太郎。
“咲いたね!万太郎!”
そこには一瞬だけでしたが、万太郎には確かに母親のヒサの姿が見えたのでした。
そして、前に『天狗』から”何がしたいのか?”と訊かれたことが脳裏に蘇ります。
そして万太郎は、自分はこの花の名前が知りたいとはっきりした声で叫んだのでした。
<らんまん1週5話を見た視聴者の感想>
またしてもやってきたヒサの退場シーンにネットでは、演じている子役の演技がうますぎて泣けるとの声が寄せられました。
・ディーン様もマボロシ化してる、と思って調べたら、龍馬はこの頃にはすでに暗殺されてる辺りなのね
・「この上子供らまで〜!!」万太郎だけじゃない。子供“ら”なんですよ……( ;∀;)
※ツイッターより引用
<らんまん1週5話の感想>
万太郎がいないことに竹雄が気づけたから身動きできなくなった万太郎を助け出すことも
できたし、母親と最期の言葉を交わせてよかったですね。
それにしても最近の朝ドラの主人公は、思い立ったら後先考えずに行動に移すのも特徴になっているようです。
まだ始まったばかりの『らんまん』なのに、早くもディーン藤岡さんと広末涼子さんが退場してしまうとは少し寂しすぎます。
でも、そのふたりが万太郎の進むべき道を示してくれた展開になりそうで、短いけれどかなり重要な役柄だったんですよね。
前話4話:女人禁制の酒蔵
次話6話:後の学友‐広瀬佑一郎が竹刀で万太郎に
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