今回は『らんまん』の79話(第16週)7月20日木曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【万太郎が描いたヤマザクラ】と題して16週79話をお送りします。
万太郎が藤丸を連れて四国へ旅立ったあと、東京では『日本植物志図譜 第二集』が植物学会に波紋を起こします。
第二集を手に取った博物館の野田と里中が万太郎の成長ぶりに感激している一方で、東大の植物学教室では画工の間宮が田邊教授から恫喝めいた要求を突きつけられていたのです。
唐突に田邊教授から万太郎レベルの植物画が描けないなら、今後の仕事を打ち切ると言われてしまった間宮は途方に暮れるのでした。
<らんまん16週79話のあらすじ>
万太郎の藤丸を連れての植物最終の旅は、祖母のタキの墓参りも兼ねる四国へのものとなります。
出発の朝に万太郎を笑顔で見送った身重の寿惠子は、お腹の子供に父親の仕事は季節ごとに日本中を駆け回ることだと話しかけます。
そしてまるでもう生まれてきている子をあやすように、寂しさをまぎらす言葉をかけたのでした。
そのころ、博物館では『日本植物志図譜 第二集』を手にした植物学者の野田と里中が万太郎の成長ぶりに感激していたのです。
ヤマザクラの絵が載せられた第二集は植物学会に大きな反響を呼んでいて、ふたりは博物学の学者たちにも見せたいと話し合うほどだったのでした。
同じヤマザクラの画を植物学教室で手にした田邊教授は、専属画工の野宮に向かって厳しい要求をぶつけます。
自分が求めるものはこの域の植物画を描ける人間だと言って、万太郎が描いたヤマザクラの絵を見せた田邊教授。
そして同じレベル以上の植物画が描けないなら、仕事を打ち切ると告げたのです。
唐突に万太郎と同じレベル以上の植物画を要求されても、精密な絵は間宮には描くことができず困り果ててしまいます。
悩んだ挙句に波多野のもとに足を運んで、顕微鏡を使った植物の観察方法を教えて欲しいと頼み込んだ間宮。
そのときの波多野は親友の藤丸が休学してしまったことで孤独感に苛まれていたのもあって、間宮に向かって植物を見る目を教える代わりに自分の手になって欲しいと交換条件をだしたのでした。
こうして、研究仲間の喪失感に打ちのめされていた波多野と、田邊教授の恫喝とも言える要求に悩む間宮は互いに助け合うことで希望の光を見出すことができます。
万太郎が植物採集の旅に出て、3週間が立つと暦は8月を迎えていました。
そのころになると出産を間近に控えた寿惠子を十徳長屋の”りん”や”えい”は心配しはじめますが、万太郎が出産前の9月には帰ってくると聞かされて呆れ果ててしまいます。
ふたりは、予定より早く生まれてくることもあるからと、何かあったら自分たちを頼るように言い含めたのでした。
そんなときに旅先の万太郎から、寿惠子のもとに標本にするために採取した植物が大量に送られてきます。
その量を見て途方に暮れる寿惠子は、その中に万太郎からの手紙が入っているのを見つけたのでした。
らんまん80話16週ネタバレ【女の子出産!名前は咲き、らん?!
<らんまん16週79話の感想>
幼いころから師と仰いできた博物館の野田と里中は、万太郎のことを愛弟子として暖かく見守ってくれていましたね。
その半面で万太郎を自分の都合のいいように利用できなくなった田邊教授は、その鬱憤晴らしを周囲にぶつけはじめたようです。
人間的にどんどん魅力を損ねて孤立していく田邊教授を演じる要潤さんのイメージが悪くならないかと心配してしまうほどですね。
この先に田邊教授の万太郎潰しがエスカレートしなければいいのですが。
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