今回は『らんまん』の83話(第17週)7月26日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【またまた新種発見か?】と題して17週83話をお送りします。
引っ越しの手伝いの途中で見つけた池の畔で植物採取を始めて夢中になってしまった万太郎。
ところが倉木に支えられて柳の実を採ろうとして池に落ちてしまいます。
するとそこで見たこともない水草を見つけて話しかけた万太郎。
そのころ植物学教室では顕微鏡を駆使しての精密画を描けるようになった野宮が、田邊教授に向かって万太郎と自分という異なる画工が必要だと訴えていたのでした。
<らんまん17週83話のあらすじ>
大きな池の畔で夢中になって植物採取を始めた万太郎をみて、福治はトラウマのようになっている自分の考えを明かします。
幸せだった福治は、自分の妻が男と一緒に出て行ってしまって以来、好いことがあってもその先に待ち受ける不幸を考えてしまうようになっていたのでした。
福治の話を聞かされた”ゆう”もまた、仕方なく子供を手放した過去を持っていて同じような考えを持っていたのです。
ところが万太郎が長屋にやってきてから雰囲気が変わったと言う”ゆう”は楽しいことが続くようになったと続けます。
そして、自分たちも変わることができたから楽しむことを怖がる必要がなくなったと話す”ゆう”は、もし悪いことが起きたとしても次にまた笑えると”人生上等”を目指そうと語ったのでした。
すると辺りに大きな声が響き渡って、”ゆう”と福治が万太郎の方を振り向きます。
何と倉木に支えられて柳の実を採っていた万太郎がバランスを崩して池に落ちてしまっていたのでした。
ずぶ濡れになってしまった万太郎でしたが、今までに見たことにない水草を見つけて話しかけます。
それはムジナの尾のようにも見える不思議な水草だったのでした。
そのころ東大の植物学教室には世界中の植物学者からの手紙がたくさん届けられていて、どれもが万太郎が出版した本や人物についても問い合わせばかりだったのです。
そのことに苛立ちを隠せない田邊教授にもとに、波多野から顕微鏡をつかっての植物画を持って画工の野宮がやってきました。
田邊教授は野宮が描いた精密な植物画に満足して、もっと腕を磨いて万太郎を越えろと発破をかけます。
ところが野宮は田邊教授に向かって、植物学教室には自分と万太郎の二人の植物画家が必要だと訴えたのでした。
植物をまるごと理解して精密に描く万太郎と顕微鏡を駆使して緻密の描く自分が協力することが必要だと訴えた野宮。
一方でずぶ濡れになって家に戻った万太郎は、寿惠子と園子の三人で銭湯に向かっていました。
ところが帰り道で寿惠子から槙野家の家計がかなり厳しくなっていることを知らされた万太郎。
槙野家は万太郎が稼ぐお金は版元への支払いと紙代やインク代で消えてしまっていて、日々の生活費は寿惠子の内職に頼っていたのでした。
何とかなると笑顔で返した万太郎は、自分が大学や博物館で働きたいと思っても誰も雇ってくれないと溜息をつきます。
ところがそんな万太郎の脳裏に田邊教授から誘われた専属プラントハンターの話が蘇ってきたのでした。
らんまん84話17週ネタバレ【田邊教授に認められたい万太郎だが…
<らんまん17週83話の感想>
池の畔で万太郎の植物採取が終わるのを待つ”ゆう”と福治が近づくかと思いきや、妙な考え方の一致で話が展開されましたね。
しかも傍らで池に落ちた万太郎が見たこともない珍しい水草を見つけるとはストーリーの巧みさに感服してしまいます。
一方で植物学教室で脱万太郎をはたしたい田邊教授なのに、周囲はそれに逆行するように動いていて可哀そうなくらいです。
挙句のはてに精密画を描けるようになった野宮からも万太郎の必要性を訴えられた教授が壊れなければいいのですが。
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