らんまん2週10話あらすじ感想【蘭光による最後の授業】

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今回は『らんまん』の10話(第2週)4月14日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【蘭光による最後の授業】と題して2週10話をお送りします。

 

学頭の蘭光に誘われて佐川を一泊で旅することになった万太郎と佑一郎。

 

そして蘭光はふたりに向かって最後の教えを伝えたのです。

 

“心が震える先に金色の道がある”

 

<らんまん2週10話のあらすじ>

 

佐川の地を離れることになった学頭の蘭光と一緒に想いでつくりの一泊旅にでた万太郎と佑一郎。

 

焚火を囲んだ三人は仁淀川で釣った魚で夕食をとります。

 

自然と笑みがこぼれるなかで、佑一郎が自分の素性を明かし始めたのでした。

 

10歳で父親を亡くしたという佑一郎は『家督』を受け継いで母や弟を養わなければならなくなります。

 

しかも収入も途絶えてしまい使用人に暇をだしたうえで家財などを売って何とか生活していたのです。

 

そんな自分なのに母と弟から期待されているという佑一郎は、自分がそれに応えられるか不安に苛まれていると自らの心情を打ち明けたのでした。

 

厳しい現実を目の当たりにした万太郎はかける言葉も見つけられませんでしたが、学頭の蘭光がふたり向かって語りかけたのでした。

 

世の中は今後ますます変わっていき人も生き方を模索するようになると語り始める学頭。

 

そしてそんな時に役立つのが”学び”だと説き、どんな時でも自らの道を選ぶのは自分だと言ってふたりに聞かせた蘭光。

 

2日目も3人は佐川の自然を満喫するように歩き回ります。

 

すると万太郎が本の中でしか知らなかった珍しい植物を見つめて感動します。

 

それは『キンセイラン』と命名されていた草花で、学頭の蘭光でさえ初めてみたと興奮したのです。

 

すると蘭光がふたりにとって最後になるであろう教えを伝えます。

 

“心が震える先に金色の道がある。

 

その道を歩いて行ったらいい!”

 

それから何日かがすぎたころ、蘭光が去った佐川に小学校が設立されました。

 

新制度で設立された小学校は男女や身分の隔てなく誰でも学ぶことができる場となります。

 

姉の綾と一緒に小学校に通う万太郎に声をかけてきた佑一郎。

 

東京の親戚の家で書生をすることになったという佑一郎は、東京に来たら知らせて欲しいと言い残して佐川を去っていくのでした。

 

ところが『名教館』の自由に学ぶ雰囲気に慣れ親しんできた万太郎にとって、小学校の授業は退屈極まりないものとなってしまいます。

 

そして先生たちとも上手く付き合えなくなってしまった万太郎は、自ら校長に中退を申し出て辞めてしまったのでした。

 

それから数年の月日が流れます。

 

母の好きだった花である『バイカオウレン』が神社の境内で咲くのを眺めていた万太郎は、蘭光が教えてくれた”金色の道”を模索し続けていたのでした。

 

<らんまん2週10話を見た視聴者の感想>

 

小学校の授業への不満を英語で教師に伝えた万太郎に対して、ネット上では教師は小ばかにされたと憤っているが、万太郎の周囲には分からないように伝えるための配慮だったとの意見が寄せられました。

 

・万太郎は子供達をバカにしたくないから、先生にだけ伝えたくて英語で言ったにこの結果でございます。

 

・高校レベルやってきたのにいきなり小1に落とされるのを受け入れられない万太郎は当然として女子がいるからとあっさり受け入れてる寛ちゃんが面白すぎる

 

※ツイッターより引用

 

<らんまん2週10話の感想>

 

剣術の練習と称して万太郎に制裁を加えてきた佑一郎が、自分がいる東京にきたら声をかけるように言い残すほどの間柄になっていく課程がすっ飛んでいるのでちょっと物足りなさを感じます。

 

子供の心のわだかまりが融解していく様を上手く描いて欲しかったというのが本心です。

 

男女や身分の分け隔てなく学べる新制度は革新的なものだったかも知れませんが、レベルを無視してひとつの教室に押し込んだのは残念です。

 

万太郎だけでなく、『名教館』で学んでいた学童は全員同じ気持ちだったはずで、退屈が勉強嫌いにつながらなければイイのですが。

 

それと母親のヒサが好きだった花の名前を知りたいことが『本草綱目』を読み込みたいという想いにつながっているはずなので、『バイカオウレン』という名前に出会った場面があっても良かったのではないでしょうか。

 

2週間で幼少時代を描き切るのは時間的に無理があるのは理解できますが、ちょっと端折りすぎかも知れませんね。

 

 

前話9話:佐川を離れることになった蘭光

 

次話11話:田中芳夫と野田基義に会うために


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