今回は『らんまん』の126話(第26週)9月25日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【夢を大きく膨らます万太郎と寿惠子】と題して26週126話をお送りします。
大泉村に案内された万太郎は目の前に広がる広大な土地と、寿惠子の想いを聞かされて感極まります。
大いに感謝された寿惠子は、自分がここまでできたのは万太郎と出会えたからだと話す寿惠子。
やがて二人はたくさんの植物に囲まれて幸せに暮らす未来を語り始めたのでした。
<らんまん26週126話のあらすじ>
寿惠子は万太郎のことを想って、渋谷の待合茶屋『やまもも』を買い上げてもらった資金で大泉村に土地を購入していました。
そこは自然豊かな広大な土地で、万太郎が安心して研究に打ち込めるだけでなく、大切な標本を二度と失わせたくないという寿惠子の想いの証だったのです。
そして、寿惠子は家族が住む家と大きな標本館を建てて、その広大な場所に日本にあるすべての花が咲き誇る『植物の園』を作りたいと微笑んだのでした。
何も知らされずに大泉村に連れて来られたうえに、余りにも広大な場所を見せられた万太郎は驚きを隠せません。
それでも、すぐに二人はそこで季節を彩るであろう草花の名前を次々に口にしはじめ、『植物の園』で植物に囲まれる生活を想像したのです。
そして感極まった万太郎は畏敬の念をもって自分の妻である寿惠子を見つめて感謝します。
すると寿惠子は自分は万太郎に出会えたからこそ、思い切ったことができたの返したのでした。
そして、自分はやり遂げることができたと誇らしげに微笑んだ寿惠子。
年月は流れて時は昭和33年の夏を迎えていました。
万太郎はその前年に亡くなっていて、その膨大な遺品を整理するために、区役所に手伝ってくれる人を紹介してもらっていた三女の千鶴。
やがて、蚕糸試験場に勤めていたという藤平紀子がアルバイトの面接で槙野家に姿を見せます。
ところが、千鶴に『MAKINO HERBRARIUM』の看板が掲げられた標本室を案内してもらった紀子は、そこに雑然と置かれてあった40万点にも及ぶ標本に圧倒されてしまったのです。
実は万太郎が亡くなったあと、その膨大な標本は都立大学に収蔵されることに決まっていて、その準備として自分自身で採取してきた標本と全国から送られてきた標本を整理区別しなければならないと説明する千鶴。
ところが残された未整理の標本は情報が乏しく、万太郎が遺した覚え書きなどを頼りに判別するという、気の遠くなるような作業だったのです。
千鶴は”亡くなってからもお騒がせ”だと冗談ぽく笑いますが、面接にきた紀子は自分が携わろうとしている仕事の重要性に足がすくんでしまっていたのでした。
紀子は万太郎が世界でも高名な植物博士で、天皇陛下に植物学を進講した履歴の持ち主であることは知っていましたが、ただの後片付けだと思って応募してきていたのです。
こんな重大な仕事は自分にはとてもじゃなく無理だと千鶴に断って槙野家を後にした紀子。
紀子が去ったあと、標本の整理を断られてしまった千鶴は肩を落としていました。
するとそのとき再び紀子が姿をあらわしたのです。
そして、関東大震災の中でも家族で守り抜いてきたことを考えると、戦争を生き抜いてきた自分としても帰れないと千鶴に告げた紀子。
そして、紀子は万太郎が遺した大切な標本を次の世代に渡す手伝いをすると使命感を持って引き受けたのでした。
らんまんネタバレ127話最終週26週【屋敷で千鶴と幸せに暮らす
<らんまん26週126話の感想>
大泉村の広大な土地を目にして幸せな未来を語り合う二人の場面から、いきなり万太郎が亡くなってしまった翌年まで時間を飛び越えたのには驚かされました。
しかも年を重ねた三女の千鶴役を演じたのが、タキ役を演じていた松坂慶子さんのサプライズ再登場だったのにもびっくりです。
さらにナレーションをつとめてきていた宮崎あおいさんも藤平紀子役で遂に登場しました。
まるで主人公が亡くなったあとの最終回を思わせる展開でしたが、まだ4回分の放送が残されていて、どんなエンディングが待っているのか楽しみですね。
スポンサード