今回は『らんまん』の88話(第18週)8月2日 水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【ロシアに活路を見出そうとする万太郎】と題して18週88話をお送りします。
植物学教室への出入りを禁止された万太郎は悩んだ挙句に博物館の野田と里中を頼ることを思いつきます。
ところが野田と里中からは田邊教授に対して働きかけることはできないと言われてしまった万太郎。
そんな万太郎にふたりはロシアに渡ってマキシモヴィッチ博士のもとで研究を続けることを勧めてくれたのでした。
<らんまん18週88話のあらすじ>
植物学教室への出入りを禁止されてしまった万太郎は、どうしたらよいのかも考えられずに八方塞がりの状態に陥ります。
そんな万太郎は、寿惠子と愛娘の園子の存在と、これまでに届いたマキシモヴィッチ博士の手紙で元気づけられていたのです。
悩んだ末に博物館を尋ねて自分が尊敬する植物学者である野田と里中に相談することにした万太郎。
万太郎はふたりに田邊教授との仲を何とか取りなせないかと頼み込んだのでした。
万太郎の苦境を知ったふたりは何とかしたい気持ちはあるものの、大学側に何かを申し出ることも万太郎を博物館で雇い入れることもできないのだと顔をゆがめたのです。
そんな万太郎に向かって、友のひとりとして言わせてくれと断った
野田が自分の考えを明かしてくれます。
万太郎の描く植物画については、ロシアのマキシモヴィッチ博士も高く評価していいると話し始めた野田。
若さと正確さや確かな検定力などの強みを生かせば、いくらでも羽ばたくことができると言うのです。
そして野田と里中はマキシモヴィッチ博士の元で研究してはと万太郎にロシア行きを勧めたのでした。
その話を聞いた万太郎の心は大きく揺れ動きますが、寿惠子や幼い園子のことを想うとロシア行きを決断することができません。
博物館を出た万太郎は、どうしたらいいのかと大きな溜息をつきます。
自宅に向かう道すがらあれこれ考えを巡らせた万太郎でしたが、これという解決策は見つけ出せません。
そんな万太郎が十徳長屋の自宅に戻ってくると、寿惠子が笑みを浮かべながらマキシモヴィッチ博士からの手紙を差し出します。
今の万太郎にとって凄く嬉しいことだと寿惠子から手渡された博士からの手紙には、『ムジナモ』の花の標本や植物画を絶賛する内容が綴られていたのです。
そして、”このムジナモの植物画で、Mantaro Makinoの名は世界中の植物学者たちに轟くだろう”というマキシモヴィッチ博士の言葉で大いに感激させられた万太郎と寿惠子。
博士の手紙で気持ちが高揚した万太郎は、勢いで寿惠子に里中や野田から勧められたロシア行きをついつい明かしてしまいます。
万太郎が口を滑らしたと気づいた瞬間に、寿惠子からは意外にも賛同する言葉が返ってきたのです。
“いいじゃないですか”
何と苦笑いするように寿惠子は本当に大冒険だと言ってくれたのでした。
そして、認めてくれる人がいることが嬉しいと万太郎の背中を押す寿惠子は、3つの条件を出してきたのです。
ひとつ目はお腹の子供は長屋で生む
ふたつ目は旅立つ前に母親の”まつ”に会う
みっつ目は何があっても自分と子供を捨てない
それを聞いた万太郎は寿惠子の条件を快諾し、自分の目の前に広がるあらたな世界に想いを馳せたのでした。
<らんまん18週88話の感想>
ロシアに渡って植物の研究を続ける展開で話が進みそうな流れになってきましたね。
それにして寿惠子の度量の大きさはどこからきているのでしょうか。
万太郎だけを行かせるのではなく最初から自分も帯同するつもりなのが凄すぎます。
でもロシアに渡ってしまったら、目指していた日本中の草花を載せた図鑑を作り上げる万太郎の夢はどうなるんでしょう。
頻繁に日本に戻ってきて植物採取することは出来そうもありません。
またしても田邊教授に良い何処取りされてしまいそうで心配ですね。
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