今回は『カムカムエブリバディ』の102(第21週)3月25日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【アニーのことが気になるひなた】と題して21週102をお送りします。
視察団のキャスティング・ディレクターを務めるアニー・ヒラカワという女性のことが気になっていたひなた。
彼女が帰国する前に雑談する機会を得たひなたは、ラジオ英語がまだ続いているのかと驚いたアニーから別れ際に『きっとあなたをどこか、思いもよらない場所まで連れていってくれますよ』と言われます。
この言葉ってかつてロバートが安子に告げた言葉とまったく同じですよね。
<カムカムエブリバディ102話のあらすじネタバレ>
ハリウッドから下見にやってきた視察団一行はひなたの流暢な英語の案内もあって、大いに満足して帰国していきます。
すると上司の榊原も緊張の連続でへとへとになったひなたを労います。
そんな榊原に一行の中で気になっている人がいたことを明かしたひなた。
ひなたは視察団の中にいたキャスティング・ディレクターを務めていた日系アメリカ人らしいアニー・ヒラカワという女性のことを素敵な女性だと感じていたのでした。
ひなたの話を聞いた榊原は自分が知っていることを教えてくれます。
映画の主役が大物であるマット・ロリンズらしいことや、大作映画になると言います。
さらに、日本人にも大きな役があって大規模なオーディションが催されてキャスティング・ディレクターのアニーが役者を選ぶというのでした。
そして、そのチャンスは東条の役者たちにもあるのだと時代劇が衰退しつつある状況で明るい話だと期待していたのです。
そんな榊原の話を聞きながらひなたの脳裏には辞めていった五十嵐文四郎のことが蘇ってきていたのでした。
仕事を終えて家に戻ったひなたは押し入れの中にしまい込んでいた小さな箱を引っ張りだします。
そこには文四郎からもらった風鈴が入っていたのです。
風鈴を眺めながら、もう少し我慢していたらスターになれたかも知れなかったのにと呟いたのでした。
翌日になって、映画村の茶屋に何と視察団のアニーが独りで姿をあらわしたのです。
アニーは棗黍之丞を演じていた桃山剣之介が大好物だという『だんご』を食べにきていました。
そんなアニーと何気ない雑談を交わすことになったひなた。
アニーから充分な英語力だと褒められたひなたは自分が朝のラジオ放送で勉強を続けてきたことを明かします。
ところがアニーは少しおかしな反応をしたのです。
アニーは今回が初めての来日であったにもかかわらず、まだ放送が続いているのかと驚いてみせたのでした。
そして暫しの会話をしたあとでアニーは自分が明日アメリカに戻るけれど、2年以内に再び来日すると微笑みながら教えてくれます。
しかも別れ際に、ひなたに向かってこれからも英語の勉強を続けてほしいと告げたアニーは、『きっとあなたをどこか、思いもよらない場所まで連れていってくれますよ』という言葉を残して行ったのでした。
年が明けた平成12年の1月になるとハリウッド映画『サムライ・ベースボール』のオーディションの公募が始まります。
応募は英語で申し込まなくてはならかったため、大部屋俳優たちのエントリーシートの作成に大忙しになったひなた。
その様子を見ていた伴虚無蔵から褒められたひなたは、自分も応募して欲しいと頼みます。
ところが、西洋映画に興味がないと言う虚無蔵。
老兵は消え去るのみだと返した虚無蔵は、今回の映画が成功すれば時代劇が救われるかも知れないから期待していると言い残して立ち去っていったのです。
オーディションの前日に映画村の道場でひなたはハリウッドからやってうるというアクション監督の到着を待っていました。
しばらくするとひとりの男が道場に姿をあらわして神棚に一礼します。
その男の顔を見て一瞬で顔がこわばり後ずさりしたひなた。
それは俳優の道を諦めたはずの五十嵐文四郎だったのでした。
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