今回は『カムカムエブリバディ』の110話(第23週)4月6日水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【岡山に来てくれたアニー】と題して23週110話をお送りします。
アニーこと安子は予定していた飛行機には乗らずに岡山にやってきていました。
ところが、ひなたから声を掛けられて逃げ出してしまった安子。
娘たちの姿を見にきたものの、やはり会わずに帰国するつもりだったのでしょうか?
<カムカムエブリバディ110話のあらすじネタバレ>
令和4年の春にMHKより頼まれた『NHKラジオ英会話』の講師についてひなたは悩んでいました。
そして、かつての職場である『条映太秦映画村』へ自分の師匠ともいえる伴虚無蔵を訪ねます。
ひなたから相談を受けて、相変わらずの口調で応えてくれた虚無蔵。
鍛錬して身につけたものは一生の宝は、他の人に分け与えることでもっと輝きを増すものだと理解するようにと告げたのでした。
その言葉を聞いてひなたの迷いは無くなっていったのです。
平成15年のクリスマスに岡山『偕行社』で執り行われことになった『クリスマス・ジャズ・フェスティバル』には、るいと錠一郎がかつて世話になった人たちが集まってくれていました。
そこでは健一が手配した『おはぎ』が皆に配られて、舌鼓を打ちます。
それは、健一が横須賀にいた時からひいきにしていた『株式会社たちばな』のもので、岡山の百貨店でも出店していると教えてくれたのです。
一方、アニーを引き留めるために関空に向かっていたひなたは、出発予定である13時40分の30分前に空港に着いていました。
必死になって発着ロビーを探すひなたでしたが、アニーの姿を見つける事はできません。
そして、弟の桃太郎に駄目だったと間に合わなかったことを携帯電話で伝えます。
それから電話を替ったるいに向かって、こちらから連絡してアメリカに会いに行けばいいと励ますひなた。
でも、るいは目に涙を浮かべながら諦めるようはことを口にします。
アメリカに戻ったら何もかも捨てて、姿を消してしまうと思うというるいは、自分の母親はそういう人だからと告げたのです。
やがて、『クリスマス・ジャズ・フェスティバル』が始まります。
ジョーの復活を誰よりも望んでいた『ナイト&デイ』の元支配人の小暮も、かつてのライバルで盟友であるトミーと一緒になって演奏を楽しむ錠一郎の姿を見て感極まっていました。
しばらくすると、アニーを引き留めることができなくて肩を落としたひなたが戻ってきます。
ところが、偕行社に入るなり見慣れた赤いコート姿を見つけたひなた。
そして思わず声をかけます。
それは、アニーこと自分の祖母である安子だったのです。
ところが、ひなたの声に驚いたアニーは何故か逃げ出してしまいます。
必死になって祖母を追いかけるひなたでしたが、安子は驚くほどの健脚でなかなか追いつくことができません。
そのころ、母親への想いを募らせながらステージの準備をすすめるるいの元に、親友の一子が姿をみせてくれていました。
なかなか落ち着けないるいのために一子はお茶をたて始めます。
するとそれまで気丈に振舞っていたるいは、一子に向かって本音を吐露し始めたのです。
母親に届けるために歌おうと思っていたけれど、その母親が自分と会わないと決めているのに意味があるのだろうか?
るいが素直な悩みを打ち明けると、一子は自分もお茶をたてる意味があるのかわからないのだと言います。
でも、意味がどうあれ誰かのことを思ってやるだけでいいんじゃないかと諭す一子。
そうして、るいは一子のお茶と言葉で落ち着きと笑顔を取り戻したのでした。
一方、岡山の街を逃げる安子がたどり着いたのは、出征したまま戻ってこなかった亡き夫の稔との想い出がたくさんつまった神社でした。
ところが、拝殿の前まできた安子は転んでしまいます。
そのとき、安子の脳裏には自分がるいを生んだ日のことが蘇ってきますが、身体が震えて力が抜けていってしまったのでした。
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