カムカムエブリバディ88話あらすじ【それぞれのもどかしさ】

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今回は『カムカムエブリバディ』の88話(第19週)3月7日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【それぞれのもどかしさ】と題して19週88話をお送りします。

 

ひなたは文四郎との関係に、文四郎は自分の役者としての現状にもどかしさを感じています。

 

人は誰でも前に進めなくなったときに自分にもどかしさを感じてしまうものですね。

 

<カムカムエブリバディ88話のあらすじネタバレ>

 

唐突にひなたから一緒に暮らしたいと迫られた五十嵐でしたが、ためらいながら大部屋俳優のままじゃだめなんだとまだ結婚できないと返します。

 

すると自分の想いに応えてくれない五十嵐に向かってひなたは7年前の夏祭りでのプロポーズが何だったのかを問い正すように言います。

 

お金や仕事がなくてもいいから文四郎と一緒にいられるだけでいいと見つめたのです。

 

それでも五十嵐は侍でいたんだと自分の曲げる事のできない信念に理解を求めます。

 

密かに結婚資金を貯め始めていたひなたは、文四郎が明らかに自分を避けているように思えてきてもどかしさを感じたのでした。

 

映画村の休憩所をでたひなたは廊下で親友の一恵と顔を合わせたので挨拶を交わします。

 

その頃になると、一恵は俳優養成所で茶道の稽古を開くようになっていたのです。

 

そんなふたりの傍を休憩所から出てきた上司の榊原が虚ろな目をして通り過ぎようとします。

 

榊原にただならぬショックを与えたのは女優の美咲すみれで、何と人気ドラマ『破天荒将軍』で主演を務めていた人気俳優の星川凛太朗と彼女の電撃結婚記者会見の様子がテレビで映し出されていたのでした。

 

榊原の美咲すみれへの想いを知っていたひなたと一恵は彼の心情を考えるといたたまれなくなって声もかけることができないまま目を合わせただけですれ違いました。

 

一方で、ひなたが企画した来場者を増やす企画である『お化け屋敷』は評判を呼び賑わっていました。

 

ところが、落ち武者の幽霊役を演じていた五十嵐は仕事こそ増えたものの素直に喜べずにいて、どうしようもないやるせなさを募らせていたのです。

 

しかも目標を見失ってしまい虚無蔵との殺陣の稽古までも遠ざけるようになってしまっていた五十嵐。

 

そんな五十嵐に向かって、いつか来る機会のために日々鍛錬を続けよと虚無蔵が促します。

 

しかし、そんな師匠の声もそのときの五十嵐の耳には届かなかったのでした。

 

『妖術七変化』で伊織役を演じてからすでに7年の月日が流れていて、それ以来伊織役以上の役をもらったことがなかった五十嵐。

 

斬られ役とお化け屋敷の落ち武者の扮装を日々繰り返している自分に半ば投げやりになっていたのです。

 

そんな五十嵐は自分を諫める虚無蔵に尋ねます。

 

かつて脚光を浴びたことがあるのに屈辱に耐えて未だに斬られ役を続けることがどうしてできるのかと虚無蔵に疑問を呈した五十嵐。

 

傘張りをしている浪人でも刀さえ携えていれば侍といえるが、愛しいものを悲しませるようなものは刀を振り回しても真の侍とは言えないと虚無蔵は自分の持論を明かして五十嵐のひなたに対しての冷たい態度を戒めます。

 

数日後、桃太郎の誕生日会に誘われていた五十嵐はひなたが迎えにくるのを休憩所で新聞に目を通しながらまっていました。

 

すると偶然にみかけた芸能記事に激しく動揺してしまった文四郎。

 

それは、7年前に『妖術七変化』で左近役を演じた武藤蘭丸が、年末の時代劇で主役を務めるという記事だったのです。

 

当時は五十嵐も武藤も同じ無名俳優だったのに、方や主役に抜擢され方やお化け屋敷の落ち武者という違いに打ちのめされてしまっていたのです。

 

しばらくして、ひなたが休憩所に五十嵐を迎えにやってきましたが、そこには彼の姿はなく開かれた新聞だけが残されていたのでした。

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