今回は『カムカムエブリバディ』の93話(第20週)3月14日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【トランペットを吹こうとしていた錠一郎】と題して19週93話をお送りします。
ひなたと桃太郎の喧嘩をとめようとトランペットを持ちだした錠一郎。
錠一郎はひそかに何とかトランペットを吹こうとしていたのでした。
錠一郎とるいのそれぞれの過去が取り戻せる日がやってきて欲しいものですね。
<カムカムエブリバディ93話のあらすじネタバレ>
ひなたと桃太郎の姉弟喧嘩の最中に突如としてトランペットを携えてあらわれた父親の錠一郎を唖然としてみつめる大月家の家族の面々。
そしてるいが固唾を飲んで見守る中で錠一郎はトランペットに息を吹き込もうとしたのでした。
それを見ていてうなだれるるいでしたが、錠一郎は自分が昔はトランペットを吹いていてレコードを出す寸前までいったのに原因不明の病気で挫折したことをひなたと桃太郎に打ち明けたのでした。
それを鎮めるようにるいは店先に掲げてあった映画『妖術七変化』のポスターを外してその裏面をひなたと桃太郎に見せます。
そこには30年前にトランペット関西一を決めるコンテストで優勝した時に錠一郎が書いたサインが残されていて父親の話が冗談などではないことを教えたるい。
するとそれに促されたようにふたたび錠一郎が自分の過去ついての話を語り始めます。
トランペットも大切な人も夢も、すべて失って死んでしまおうと思っていたときに、るいが自殺を思いとどめさせてくれたと明かした錠一郎。
るいと結婚して大阪から京都にやってきた頃は何とか病気を治そうとあちこち医者を探していたけど、桃太郎が生まれてからはそれさえもしなくなったと錠一郎は肩を落としたのです。
そしてその時の心境は、何かが吹っ切れたようにもう生涯にわたってトランペットを吹くことを諦めて自分の子供たちにとって良い父親として生きられたらそれだけで幸せだと思ったと打ち明けたのでした。
そして喧嘩をしていたひなたと桃太郎に向かって話しかけます。
それでも人生は続いていくのもだと子供たちを諭した父親はその場から立ち去っていったのです。
しかし、部屋をでていく錠一郎の背中を目で追っていたるいは、話の中で錠一郎が口にした『諦めて』という言葉が頭に残ってしまったのでした。
一方、自分たちの両親の壮絶な過去を聞かされたひなたと桃太郎は、るいが錠一郎の自殺を止めていなかったら自分たちがこの世に生を受ける事もなかったと震えます。
そしてさっきまで喧嘩をしていた理由や悩みが人生の中では些細な出来事でしかないと悟った姉弟。
そして、ひなたと桃太郎は『あかにし』に出向いて、ふたりでCDプレーヤーを盗んだことを詫びて頭を下げます。
さらに桃太郎は小夜子を奪われた恋敵の吉之丞に向かって、結婚のお祝いの言葉を伝えたのでした。
こうして桃太郎のとても長い初恋は終わり母親のるいもそれを見届けます。
一方、部屋では錠一郎がトランペットを磨いていました。
そこにるいがあらわれて先ほど錠一郎が口にした『諦めて』という言葉は嘘だと言って欲しいと迫ります。
錠一郎がいつか必ずトランペットが吹けるようになる日がやってくることを信じていると伝えたるい。
ところが、今までずっと吹こうとしてきていたが音を奏でることはできなかったと明かして、次第にあのころの感覚が薄れていくようでトランペットも自分に別れを告げているように思えていると話してくれたのでした。
そして、錠一郎が磨き上げられたトランペットをケースにしまおうとすると、るいの目からは涙が溢れて夫の姿をみられません。
そして、またその年もクリスマスの日がやってきます。
パーティ用の食材の買い出しをすませたるいが大月家の前にまで戻ってくると、店先でひとりの初老の男がたたずんでいました。
るいが近づくと男が声を掛けてきて自分の名前を呼びます。
何とるいの伯父である算太が訪ねてきていたのでした。
カムカムエヴリバディネタバレ20週94話予告「算太クロースがやってくる
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