カムカムエブリバディ3週12話あらすじ【抗うことができない稔】

今回は『カムカムエブリバディ』の12話（第3週）11月16日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

【抗うことができない稔】と題して3週12話をお送りします。

稔の安子と一緒になりたいと云う気持ちは千吉の厳しい話で諦めざるをえなくなります。

好き勝手にするなら裸になれるかと言われて自分の無力さを思い知らされた稔。

もしかしたら兄の陰でくすぶってきた勇の方が逞しく生きる力を養ってきたのかもしれませんね。

＜カムカムエブリバディ12話のあらすじネタバレ＞

雉真家からの注文の品を届けにいった安子を待っていたのは稔ではなく母親の美都里でした。

その姿をみて固まってしまった安子に向かって冷たい視線で話しかけた美都里。

稔の母親は安子であることを確認する、品物を受け取らずに暮らしの足しにしろと突き返したばかりか、数枚の紙幣を手渡して二度と稔に近付くなと言い放ったのです。

届けにいったお菓子をそのまま持って帰ってきた娘の姿をみて金太は不思議そうに理由を尋ねますが、安子は自分が間違ったという以外はなにも話しません。

そんな安子の姿にただ事ではない違和感を覚えた金太。

しばらくして安子は美都里から無理やり握らされた紙幣を、幼馴染のきぬに頼んで稔に返します。

きぬの話で自分の母親が安子にした仕打ちを知った稔は激怒して美都里に詰め寄ったのでした。

稔がお金を美都里の前に叩きつけて手切れ金みたいに渡したことを詰っていると千吉があらわれます。

ことの経緯を知った千吉は美都里を諫めたあとで興奮しきった稔を落ち着けようとしますが収まる気配はありません。

そして、誰が何と言おうと自分は安子と一緒になると語気を強めて断言した稔。

千吉から好きにしろといわれて一旦は安堵した稔でしたが、そのあとから家を出て行けと言われてしまったのです。

さらに千吉は雉真家から抜けて橘家の婿になる覚悟ができているのかと迫ります。

売り言葉に買い言葉で、そこまで言うならと強がろうとする稔に千吉は厳しいことを続けたのでした。

何ひとつ不自由なく育ってきた稔が、戦争という緊急事態のなかで裸になってしまったら妻を養うことなどできないと断言した千吉。

稔が父親の言葉に動揺しているのを見透かすように、親の言うことを聞いて『雉真繊維』の利益につながる女性と結婚する道しか選択の余地がないことを諭したのです。

そして、父親からきっぱり別れろと言われた稔は何も抗弁することができなかったのでした。

次の日、『たちばな』で店番をしている安子のようすを気づかれないようにうかがっていた稔。

すると、稔は金太に見つかってしまい焦ってその場から逃げ去ろうとします。

ところが、金太はそんな稔を引き留めて安子と話をして欲しいと頼み込んだのでした。

金太に背中を押されるように店の中に入った稔でしたが、いざ安子を前にすると重苦しい雰囲気に包まれてしまったのです。

やっとのことで口を開いた稔は自分の母親の非礼を詫びます。

そして、千吉から言われたように別れ話を切り出そうとしますが言葉につまってしまいます。

しかも、別れ話の代りに稔の口からでてきた言葉はあてのない約束のようなことばかりだったのでした。

そんな稔のようすを悲しそうな笑みを浮かべながら見ていた安子は、感謝の気持ちを伝えてから長くて甘い夢を見続けてしまったと話します。

ラジオの英語講座が終ったことで英語を忘れたように、稔のこともいつか忘れることができると告げた安子。

それから安子は持ち出してきた英和辞典を稔の胸に押し付けてからその場から立ち去ったのでした。

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