カムカムエブリバディ6週30話あらすじ【クリスマスの祈り】

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今回は『カムカムエブリバディ』の30話(第6週)12月10日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。

 

【クリスマスの祈り】と題して6週30話をお送りします。

 

ロバートに連れられてアメリカ軍施設内で催されていたクリスマスパーティ会場にはいった安子。

 

そして『Silent Night』を聞きながらロバートが話す言葉に安子は涙してしまいます。

 

安子の心を解きほぐしていくロバートがカウンセラーのように思えてきますね。

 

<カムカムエブリバディ30話のあらすじネタバレ>

 

ロバートに連れられて入った部屋の光景は安子が一度も見たことのない豪華なものだったのです。

 

そして、思わずこれがアメリカなんですねと圧倒させて弱々しく呟いて会場をあとにしようとする安子を引き留めるロバート。

 

そんなロバートをアメリカの力を見せつけたのだと思った安子は思わず睨んでしまったのです。

 

ところが、その時に部屋の中から綺麗な歌声が聞こえてきて、それに吸い寄せられるように会場に入っていった安子。

 

その時、安子の目に映ったのはアメリカ人の女性たちがステージの上で歌っている姿だったのです。

 

そると傍らにいたロバートが歌われている曲について安子に説明し始めたのでした。

 

その曲が『Silent Night』という歌で、静かな美しいクリスマスの夜の情景をあらわしていていると伝えたロバートは、クリスマスがキリストの誕生日を祝いながら切な人のことを思う日だと教えてくれたのです。

 

この戦争で多くのアメリカ人も亡くなっていて、会場にいるすべての人が聖なる日に祈りをささげているのだとも言います。

 

そして愛する人を失った自分やすべての日本人のためにも祈りを捧げていると云うロバートの言葉を聞いた安子の頬には涙が伝い落ちてしまいます。

 

ステージの上で奏でられている美しい歌声は安子に稔と一緒だった楽しい日々や温もりをはじめ、自分を育ててくれた家族のことや苦労しながらも娘のるいと歩んできたことが次々と浮かんでは消えていったのでした。

 

女性たちによる合唱が終ると定一が集めたバンドマンによる賑やかな演奏が始まっていました。

 

すると落ち着きを取り戻した安子に向かってロバートが自分のことを話し始めたのです。

 

ロバートは亡くなった奥さんと同じ大学に入るためだけに、当時は興味も無かった日本語を勉強したこともあって今ここにいることを明かします。

 

日本にきて最初の頃は、敵国である日本のために働くことに抵抗を感じていたものが、日本国民の悲惨な状況をみて気持ちが変ったと話すロバート。

 

そして、今では日本人のためにできるだけのことをしたいと心から思うようになっていると告げたロバートは、亡くなった妻のおかげで日本にこれたし妻が自分にこの任務を与えてくれたと思っているというのです。

 

そして、安子も同じではないかと訊いてきたロバート。

 

稔と出合わなければ英語を勉強することもなかっただろうし自分とも会うことはなかっただろうし、もし違う道を歩いていたら生きていなかったかも知れないと安子を諭したのです。

 

その時です。

 

酔っぱらってフラフラしながらステージの上のマイクのまえに立った定一の姿が安子の目に飛び込んできます。

 

そして『On the Sunny Side of the Street』を歌い始めたのです。

 

その歌声を聞いた安子は溢れ出す涙を堪えることができなくなっていました。

 

すると、『ひなたの道』を歩いて欲しいと云う稔の思いは、るいだけでなく安子にも望んでいたはずだと語り掛けたロバート。

 

そのロバートの言葉は、かつて自分が稔に『あなたとひなたの道を歩いていきたい』と言っていたことを思い出させたのでした。

 


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