再放送されたドラマ白い巨塔あらすじネタバレを最終回までお届けします!まずは1話から10話のあらすじネタバレです⇓⇓
後半ネタバレ⇒白い巨塔あらすじネタバレ11話から21話最終回結末まで
目次
<第1話のあらすじネタバレ>
財前五郎は関西で一番の大学病院と評されている浪速大学病院に勤める天才的な医師です。
次の教授は自分だと信じていた財前でしたが、自信家である半面で患者側に寄り添った治療をする姿勢をとることはありません。
そんな財前のことを教授である東貞蔵は快く思ってはいませんでした。
財前の天才的な技術は認めていたものの、野心的にも思える言動に次期教授にしたくないと考えていた東教授。
一方で浪速大学病院には財前とは異なる応対を信条としていて患者からの信頼が厚かった同期の里見脩二がいました。
そんな里見は、ある女性患者の早期すい臓癌が見過ごされていたことに気づきます。
それは鵜飼医学部長の見落としでもあったため、早期すい臓がんという珍しい手術に挑戦したいと思ったものの、微妙な案件であることを知ってその手術を避けようとした財前。
教授になることに執着していた財前は、鵜飼や東から目をつけられるようなことは避けたいと考えていたのでした。
<第2話のあらすじ>
小西みどりのすい臓癌手術は医者としての意欲と功名心を掻き立てるものでした。
一度は手術を断った財前でしたが、意欲と功名心を優先させて手術することを決断します。
鵜飼医学部長にも東教授にも知られないようにこっそり執刀して、高度なすい臓癌手術を見事に成功させた財前。
しかし、あとになってそのことが鵜飼医学部長の知るところとなって財前は高価な絵をプレゼントすることを思いつきます。
ところが鵜飼医学部長から後々に賄賂騒ぎになっては困ると微妙な言い回しで受け取ってもらえませんでした。
<第3話のあらすじ>
隠密での手術が知れたことで鵜飼医学部長の機嫌を損ねさせないようにとプレゼントした高価な絵を受け取ってもらえなかった財前五郎はうろたえます。
そんな自身のようすを心配した杏子の父親である財前又一から鵜飼医学部長の恩人でもある地区医師会長の岩田重吉を紹介された財前五郎。
そんな岩田は五郎を応援することを約束してくれたのでした。
その一方で東教授は財前のことを疎ましく思い続けていて、隠密で執り行われたすい臓癌手術のことを里見を呼び出して問いただします。
そして東教授は財前の手術の件を審問教授会にかけると言い出したのでした。
東教授から審問教授会に出席するよう命令されて追い詰められた財前は里見に土下座しながら相談します。
しかし里見は真実を報告すべきだとだけ告げたのでした。
いよいよ教授選が迫ってくると、財前は愛人のケイ子と、里見は妻である三知代との間で何かとピリピリしてきていたのでした。
<第4話のあらすじ>
浪速大学付属病院に出入りする製薬会社社員である林田加奈子を診察した里見は、彼女が末期癌であることを知ります。
財前はもう助からないとわかっている患者の手術はしないポリシーで、少しでも延命できるよう治療したいと考える里見と意見が対立してしまったのです。
そんな財前は財界の大物で食道の腫瘍を患っていた五十嵐修三の手術を引き受けることになります。
五十嵐は大興建設社長で東教授を介して財前の手術を希望していたのです。
ところが”特診患者”という名誉を財前にもっていかれた東教授は渋々の顔になります。
そして難しい手術を何とか無事に成功させた財前は、五十嵐から謝礼として1億円もの大金を贈られたのでした。
そのころ、東教授は金沢大学の菊川教授を呼び出していました。
菊川は東教授が次期教授候補として目をつけていた人物で、財前は教授職をかけたライバルになる相手と鉢合わせしてしまったのでした。
<第5話のあらすじ>
五十嵐からの手術の謝礼金である1億円を教授昇格に利用しようと考えて、『医学部記念式典の基金』として活用することを鵜飼医学部長に提案に提案した財前。
こうして財前は東教授を除く面々の人気をとることに成功しました。
同じころ、教授たちが盛り上がりをみせる裏側では、『くれない会』と称した教授婦人会が開催されます。
その場での風当たりが強くなってきたこともあって、東教授の妻である政子が倒れてしまいますが、周囲の婦人たちは心配するフリしかしません。
東夫妻の娘である佐枝子はそんな周囲の見え透いた様子が絶えられず、倒れた母親が財前たちから治療されることを拒否します。
佐枝子は財前たちの中には本当の医師がいないと思っていたからでした。
教授会の日が迫ってきたある日、義理の父親である又一は選考委員となる教授たちに賄賂を渡して財前が教授になれるよう画策します。
それもあって次期の教授は財前で決まりという雰囲気になっていたとき、唐突に厳格なことで定評がある大河内教授が選考委員に名乗りをあげたことで、教授選考の行方はわからなくなってしまってしまいます。
大河内教授は権力闘争や茶番に業を煮やしていたのでした。
<第6話のあらすじ>
病院内で起こっている醜い権力闘争を嫌ってい大河内教授は、希望通りに選考委員長に選出されました。
次期教授を狙う財前にとっては、東教授以外に大河内教授もあらたな障壁となってしまいます。
また、次期教授選での相手として菊川をも敵視する必要に迫られたのでした。
一方で、末期癌とわかった林田加奈子に最後まで看取ると約束していた患者想いの里見。
ところが大学病院の病室は余裕があるわけではなく、いつまでも入院させておくことが難しくなります。
すると患者である加奈子も病院の事情を察して、延命手術をうけることなく退院していってしまったのです。
しかも、加奈子の手術を拒否していた財前が里見に交換条件として、大河内教授の機嫌とりと引き換えに手術を引き受けると告げた直後だったのでした。
財前の自分が悩むことが患者のためになるかが不確実だからこそ、確実なものを求めていくというポリシーに対して、里見はどんな場面でも患者を大事にしたいと思っていて、想い通りにならずに苦しんでいたのです。
<第7話のあらすじ>
あらたに教授選考委員に加わった大河内教授は委員会で周囲を驚かす提案をします。
それは次期教授選びのこれまでの慣習を打ち破るもので、全国公募にしようと言い出したのです。
それを知った財前は大いに動揺し、さらなる行動をおこします。
自分が東教授の手術に参加することを決めて、教授宅を訪問した財前。
しかもそのとき東宅では金沢大学の菊川教授への最後の激励をしているところだったのでした。
そんな申し出に対して東教授は財前の真意を尋ねます。
東教授は、財前が直接的に教授にしてほしいと頼まずに、手術の手伝いを申し出るようなまどろっこしい手段をとったのかと問いただしたのでした。
さらに大河内教授との間を取り持ってほしいと里見のもとにも出向いた財前。
ところが里見からは財前に向かって自分で頼むようにと突き放されてしまったのでした。
こうして、教授になるためには手段を選ばない財前でしたが、考えられるすべての策を講じる慎重さも忘れていなかったのです。
<第8話のあらすじ>
里見に突き放されて独りで大河内教授のもとを尋ねた財前。
そこで財前は、自分は教授になりたくないと言って大河内教授の心を揺さぶろうとしますが、何の言葉も返すことなく沈黙しつづけられたため、逆に自身が動揺してしまったのです。
するとそこに里見がやってきました。
里見の顔を見た大河内教授は、それまでの沈黙を破って彼に話しかけたのです。
浪速大学病院の代表として市民講座の講師をしてほしいと口にした大河内教授は、気が進まないなら辞退してもかまわないとも告げます。
傍らで話を聞いていた財前は大河内教授が自分に向けて発した意味ある言葉だと悟ったのでした。
その後の財前は教授選考の自分への票が想定していたより少ないことを知って驚き焦ります。
また愛人であるケイ子から何故かよそよそしくされ苛立ったり、大河内教授からの依頼を受けた里見が市民公開講座で誠意ある講演を見て驚いたりと、教授選の結果がわかる日まで悶々とした時間をすごしたのでした。
そうして遂に教授選の当日を迎えます。
ところが驚くことに東教授が投票することを棄権すると申し出て周囲を驚かせます。
その理由は、自分が推薦した菊川を含めて候補者をひとりに絞ることができないと言うのでした。
<第9話のあらすじ>
間際になって東教授から教授選挙への投票を棄権すると申し出られた教授会は騒然となってしまいます。
同じころ財前は、食道がん患者の佐々木庸平を診察していましたが、東教授の棄権を知って佐々木の診察を中断して部屋を飛び出してしまったのです。
そんな財前のふるまいを目の当たりにした佐々木の妻は、患者を人扱いしないと不安を募らせたのでした。
一方で東教授の棄権の中でおこなわれた教授選は一回目の投票では決まらず財前と菊川での決選投票となります。
すぐさま財前側と菊川側は、敗れ去った候補者を支持していた野坂教授の支持を取り込もうと必死でアプローチしたのでした。
そして財前の部下の佃と安西は金沢に乗り込んで、金沢大の菊川教授に対して教授選候補辞退を強要したのです。
それを拒絶されたふたりは、もし浪速大学付属病院で教授になっても医局員の協力は得られないと捨て台詞の残したのでした。
このことが菊川を推薦していた東都大学の船尾教授が知るところとなり、東教授の自宅にやってきます。
船尾教授から菊川は辞退させないと散々な言葉を浴びせられた東教授は、その鬱憤を玄関横の鉢植えにぶつけたのでした。
<第10話のあらすじ>
財前の部下である佃と安西がわざわざ金沢まで出向いて菊川に対して行った蛮行は鵜飼医学部長の耳にも入り激怒されます。
こうして教授決選投票をまえにして財前は、鵜飼医学部長にたいしても様々な裏工作の必要性に追い込まれたのでした。
そして教授決選投票の結果で、念願だった”教授”を射止めた財前でしたが、周囲は口では祝福してくれるも独り寂しく帰路についたのです。
財前があらたな教授に就任することになり、東教授は現職を退くことになります。
ところが財前は大切な、東教授の退官日に合わせるように佐々木庸平の手術をすることにしていたのです。
しかも財前は里見や柳原から佐々木庸平は転移している可能性があると検査を勧められますが、誰のいうことにも耳を貸しません。
やがて年が明けます。
多くの医師を引き連れて総回診をおこなった財前教授。
堂々と歩いている財前教授の姿を、里見は立ち尽くして見つめていたのでした。
後半ネタバレ⇒白い巨塔あらすじネタバレ11話から21話最終回結末まで
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