ブギウギ ネタバレ 8週あらすじ【六郎が戦争出征!ツヤの死!

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朝ドラ『ブギウギ 』8週ネタバレあらすじです。週間だけでなく、1話ごとのネタバレあらすじもアップしていきます。

8週タイトルは「ワテ,香川に行くで!」 2023年11月20日~11月24日放送予定。

朝ドラ『ブギウギ』は、戦後ブームになった歌“東京ブギウギ”の歌い手として爆発的な人気を得た〈ブギの女王〉こと笠置シヅ子さんをモデルにしてます。⇒ブギウギ鈴子モデル笠置シヅ子の出生の真相!養子や結婚相手・家族の死まで

先週では、

スズ子は善一の家を訪ねました。そこで善一の妻・麻里から、善一が「センチメンタル・ダイナ」を作った背景を聞かされました。善一はスズ子が梅丸に残ってくれるように願って、必死で曲を作ったのだと言われました。

それを聞いたスズ子は、善一が自分のことを大切に思ってくれていたのだと感動しました。

秋山は大阪へ帰りました。スズ子は舞台で「センチメンタル・ダイナ」を歌いました。スズ子の歌声に感激する善一。客もスズ子の歌に熱狂しました。

「ブギウギ」8週ネタバレあらすじ【六郎が戦争出征!ツヤの死

ナチス・ドイツがポーランドに侵略したのは、1939(昭和14)年の9月のことでした。

この事件が引き金となり、世界は第二次世界大戦へと突入していきます。

日本では戦争の影響で食糧事情が悪化し、国民の生活は日に日に困窮していきました。

そんな中、梅丸楽劇団から離れた松永の後任として、新たに演出家の竹田が加わります。

竹田は時代に即した愛国的な演目を推進し、華やかな演出を好むスズ子は苦悩することになりました。

六郎の戦争出征
スズ子の母・ツヤは病気がちで、寝たきりの日が多くなっていました。そんな折、スズ子の弟・六郎に召集令状が届きます。

ツヤの病状は一向に回復せず、医者からも見放されてしまいました。

梅吉は必死に医者に頼みますが、医者は無理だと言って聞き入れません。

ツヤは自分の死期を悟り、スズ子や六郎には自分のことを心配させないように言い聞かせます。

六郎は入隊する前に、東京で舞台に立つスズ子に会いに行きました。

久しぶりに再会した六郎は、敵を倒して帰ってくると元気よく話します。

しかし本当は怖いという気持ちもあり、死ぬかもしれないとスズ子に打ち明けます。

スズ子は弟を慰めて抱きしめました。

そして六郎はスズ子に見送られて、戦地へと旅立ったのでした。

・ツヤ危篤から奇跡的回復も最後は死
ある日、スズ子のもとに電報が届きます。電報にはツヤが危篤であると書かれていました。

その日も舞台があったスズ子は、何とか本番を乗り切ることができました。しかしツヤのことが気がかりで、以前のように歌うことはできませんでした。

大阪へ帰るべきか迷うスズ子に対して、善一はスズ子の気持ちを尊重しつつも、舞台人として最後まで責任を果たすべきだと諭します。

善一の言葉を受けて、スズ子は舞台を続けることを決意します。

そして千秋楽を無事に終えたスズ子は、急いで大阪へ帰りました。

しかし帰ってみると、ツヤはすでに衰弱しきっていました。スズ子は母親の姿を見て涙を流しました。

翌朝、奇跡的なことが起こります。長い間寝込んでいたツヤが起き上がったのです。

店番をすると言って番台に入るツヤ。

実はアホのおっちゃんが桃を取り寄せてくれていたのです。その桃を食べて元気が出たというツヤ。

「はな湯」にはツヤの笑顔が戻りました。

しかしツヤの体力はすぐに尽きてしまい、再びツヤは寝込んでしまいました。

スズ子は「恋は優し野辺の花よ」を歌います。

スズ子の歌声に包まれたツヤは、静かに息を引き取りました。

ツヤの葬儀の後、スズ子は梅吉に話します。銭湯をやめて、一緒に東京へ行こうと誘うスズ子。

その時、一人の女性が訪ねてきました。その女性は三沢光子という名で、ゴンベエを探していたのでした。

ゴンベエは元々大阪の船場で呉服屋の若旦那をしていたのですが、借金を作って逃げ出してしまったのでした。

光子はツヤが描いた尋ね人の絵を見て、「はな湯」に辿り着きました。

光子はゴンベエに一緒にやり直そうと言います。

ゴンベエは自分が情けない男だと言いますが、光子の申し出を受け入れます。

光子には働いて貯めた金・二百円があります。その金で「はな湯」を買い取ってほしいというゴンベエ。

予想外の申し出に、スズ子も梅吉も驚きます。

こうして「はな湯」はゴンベエと光子に託され、スズ子と梅吉は東京へと旅立ったのでした。

 

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ブギウギ8週ネタバレレビュー、史実、感想

東京で脚光を浴びる笠置シヅ子さん(スズ子のモデル)にとって、昭和14年(1939年)は悲劇の年でした。
その年に亡くなったのは、銭湯から散髪屋に商売替えをしたものの、日中戦争勃発で徴兵された弟 八郎(六郎のモデル)さんを見送った後、心身ともに衰えていった義母 亀井うめさん(ツヤのモデル)でした。

笠置シヅ子さんが 「松竹楽劇団 (SGD)」のメンバーとして上京することになったとき、胃がんと心臓病に苦しんでいたうめさんは娘の芸能界入りに反対しましたが、最終的には芸の道で頑張るようにと 笠置シヅ子さんを見送りました。

しかし、笠置シヅ子さんが東京で活躍している間に、うめさんは病院で息を引き取りました。
笠置シヅ子さんは代役が見つからなかったため、お母上の危篤の知らせを受けても大阪に帰れませんでした。
笠置シヅ子さんが大阪に帰ってきたのは、うめさんの四十九日法要の日でした。

 

・8週感想

竹田は松永に代わってやってきて、地味な愛国的演出を推奨するようになりました。これまでの派手なことができなくなったスズ子は、物足りなさや息苦しさを感じずにはいられませんでした。しかし、第二次世界大戦中の世の中でした。仕方がないのかもしれませんが、私はスズ子にはのびのびと歌ってほしいと願ってしまいました。

ついに六郎にも召集令状が届いてしまったのです。死にたくないと本音を漏らした六郎の姿に、私は心が締め付けられる思いがしました。

六郎が戦地から無事に帰ってくることを、ただただ祈るばかりです。

ツヤとの別れがきつすぎる…
日々体調が悪化していったツヤは、ついに天国へと旅立つ時が来てしまいました。最後の瞬間まで気丈に振る舞ったツヤ。義理と人情を重んじるツヤの思いは、スズ子の心の中でずっと生き続けています。

出征した六郎は、ツヤが亡くなったことを知ることができたでしょうか?自分は敵と戦う代わりに、ツヤには病気と闘って勝ってほしいと言っていた六郎。お母さん子だった六郎は、ツヤが息を引き取る時にそばにいることができなかったのです…。戦時中はそんな人が数多くいたことでしょう。平和な今の世の中に感謝しなければなりません。

ツヤには、空の上から戦地へと旅立った六郎を見守ってほしいです。六郎だけではなく、梅吉やスズ子のことも、ずっと見ていてほしいと願っています。

詳しいモデルの内容はこちらから⇒ブギウギ花田鈴子モデル笠置シヅ子の生涯!養子や結婚相手の死!

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