今回は『ブギウギ 』の103話(第22週)2月27日 火月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【芝居への熱い思いを語るタナケン】と題して第22週103話をお送りします。
タナケンの入院を知ったスズ子は急いで病院に見舞いに向かいます。
タナケンは医者からしばらくは舞台に立てないと就告げられていましたが、自分の芝居への想いを語ってはやく復帰すると言うのでした。
<ブギウギ 第21週103話のあらすじ>
タナケンが入院したことを知ったスズ子は急いで病院に見舞いにいきます。
ところが病室の前まで来るとタナケンとマネージャーがやりあう声が漏れ聞こえてきました。
スズ子がそのマネージャーと入れ替わるように病室に入ると、タナケンは驚いた様子で迎えてくれます。
そして自分が過去に舞台セットの下敷きになったことがあって、そのときの後遺症が足に残っていることを明かしてくれたのです。
今は痛みで台詞を言うこともできないが、少し休んで良くなったら復帰するとタナケンは気丈に振る舞います。
スズ子がしっかり治した方がイイと諭すと、タナケンはわかっているけど不安がつきまとっていると明かしてくれたのでした。
この業界は厳しいもので自分が舞台から離れているうちにお客から忘れ去られてしまうし、隙あらばと誰かが自分に取って代わろうと狙っていると言うのです。
しかしまだまだお客さんを笑わせたいと話すタナケンは、次の台本も考えていると前向きだったのでした。
そして自分を早く復帰させられない担当医を藪呼ばわりして、絶対に復活すると意気込んでみせたタナケン。
病室を出たスズ子はタナケンの執念にも思える気持の強さに関心します。
“舞台陣の性というか、業というか”
“お客さんのためにあそこまで、自分を追い込むんやなほんますごいわ”
“負けてられへん”
そのころになるとスズ子は時間があるときは大野に代わって買い物にのでかけるようになっていました。
“おネギ、にんじん、ゴボウ、ジャガイモ、お砂糖”
そう復唱したスズ子は買い物かごを持ってでかけますが、その途中で羽鳥家に立ち寄ります。
すると羽鳥はカツオにピアノ練習をさせている最中で、なかなか自分の思うように音楽に向き合ってくれない息子に憤りを感じていたのです。
“実に勿体ない音楽漬けになっている時間がどれだけ大切があいつはわかってないんだよ”
羽鳥は音楽を仕事にしてしまうと自由に楽しめなくなるから、純粋に取り組める時期は限られていると言うのです。
そんな羽鳥に今でも音楽を純粋に楽しんでいると思っていたと訊いたスズ子。
すると羽鳥は依頼主のことや締め切りのことなどを無視できなくなっていると返したのでした。
そんなやり取りの中で、スズ子は自分もレコード会社から『東京ブギウギ』を越えるヒットを求められていることを明かします。
しかし新曲の話題になると羽鳥は、もうネタ切れだと口にしたのでした。
それを聞いたスズ子は、思いつくままにタイトルを並べ立てますが、なかなかしっくりくるものを見つけることが出来なかったのです。
とりあえず引き上げようと思ったスズ子は、麻里から買い物かごを渡されます。
そしてスズ子はお使いを思い出して買わなければならないものを口にしたのです。
すると、その様子をみていて何故かニンマリした羽鳥。
“なるほどね”
そう呟いた羽鳥は五線譜に何やら書き込み始めたのでした。
しばらくして買い物を終えたスズ子が三鷹の家に戻ると、なんと山下が待ち構えていました。
そして山下から告げられたのはトミの死で、スズ子はびっくりさせられます。
何とトミは昨晩に愛助と同じ肺結核で他界していたのでした。
葬儀が明後日執り行われると聞いたスズ子は、愛子と一緒に参列すると山下に伝えます。
スズ子がトミの葬儀に顔を見せると、あっと言う間に記者たちに囲まれてしまいますが、それにひるむことなく参列したのでした。
<ブギウギ 第22週103話の感想>
喜劇王と呼ばれるようになるまでにはいろいろなことがあったようですね。
厳しさをよく知っているタナケンだからこそ、ブランクが招いてしまう状況がわかっているからこそ、熱い思いがどんどん出てくるようです。
それにしても新曲を頼みにきたスズ子が帰り際にお使いを思い出したのを見たときの羽鳥の様子が気になります。
何が”なるほど”なんでしょうね。
スポンサード