今回は『ブギウギ 』の88(第19週)2月6日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【麻里の後姿がツヤに見えたスズ子】と題して第19週87話をお送りします。
麻里は三鷹の家にやってきてくれて、一切の家事を引き受けてくれます。
久々に布団で熟睡してあと、台所から漂ってきたいい香りで目が覚めたスズ子。
そのときスズ子の目には台所に立っていた麻里が亡くなったツヤに見えたのでした。
<ブギウギ 第19週88話のあらすじ>
再び歌おうと決意したスズ子はほどなく羽鳥家を訪問します。
そして羽鳥に向かって自分のために新しい曲を作って欲しいと頼んだのです。
スズ子は上京したときや、梅丸楽団を辞めたときだけでなく、弟の六郎が戦死したときなどで打ちひしがれていた自分が羽鳥が作曲してくれた歌で乗り越えられたことを明かします。
“せやから先生。もう一度ワテを助けてください”
“今ようやくまた歌いたいいう気持ちになってきたんです”
するとスズ子から素直な気持を明かされた羽鳥も申し入れを快諾してくれたのでした。
“ぜひ僕に作らせてくれたまえ”
羽鳥が歌う気持ちになってくれたスズ子に喜ぶ傍らで、すべてをひとりで抱え込んでいることを麻里は心配します。
そんなある日、何故かいつもよりぐずる愛子を心配するスズ子。
“あんた、熱あるんちゃうか”
すぐに村西医院に駆けこんで診てもらったところ、特に問題がないとの診断になりスズ子が安堵していると、何と麻里がすがたをみせます。
連絡を受けた麻里はスズ子と愛子を心配して駆けつけてくれたのでした。
すると疲れ切ったようすのスズ子をみた麻里が思いがけないことを口にします。
“明日、お家に行ってもいいかしら?あなた、少し休んだ方がいいわ”
その話を聞いた村西先生からも、母親は休むことも仕事だと言われてしまったのでした。
翌日になると、さっそく麻里が三鷹の家にやってきてくれます。
麻里が愛子の世話の含めての家事一切を引き受けてくれたおかげで、スズ子は久々に布団でぐっすり眠ったのです。
そして台所から漂ってくるいい香りで目が覚めたスズ子。
スズ子は台所にたって晩御飯の準備をしている麻里の後姿に、言いようのない懐かしさを覚えたのでした。
夕食は麻里の手作りの料理が食卓に並びます。
味わいながら箸をすすめるスズ子にむかって話しかけた麻里。
すべてをひとりで頑張ろうとせずにいつでも自分を頼って欲しいと念を押されたスズ子は、さきほど台所にたっていた麻里のが亡くなった母親のツヤに見えたと明かしたのでした。
スズ子はもしもツヤが健在だったら、こんな感じだったんだろうなと想いを巡らします。
そして麻里に心から感謝したスズ子。
“麻里さんがいてくれて、ほんまに心強いです”
そんな話をしていると、麻里がスズ子のために新曲を作っている羽鳥のようすを教えてくれます。
羽鳥がかてつないほど根をつめて曲作りに取り組んでいるのだと明かしてくれた麻里。
“今、どんな曲を歌えば、彼女が最高に輝いてくれるのか”
そんな想いを漂わせながら曲作りに没頭する羽鳥をみて、スズ子が羨ましくなったと微笑みながら話してくれた麻里。
麻里のおかげですっかり元気になったスズ子は、見送ったあとから愛子に歌を聞かせながらあやします。
それはツヤが自分に歌ってくれた子守唄だったのでした。
<ブギウギ 第19週88話の感想>
やはり羽鳥夫婦はたんなる作曲家先生夫妻じゃなくて、スズ子にとって東京での親代わりになっていますね。
台所に立つ麻里の姿がツヤに見えたというのもうなづけます。
羽鳥はスズ子から曲作りを頼まれたことが嬉しくてかつてないほど没頭しているようだし、麻里はもっと自分を頼って欲しいと告げるなんて、自分たちの子供のひとりだと感じているのかも知れませんね。
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