ブギウギ7週ネタバレあらすじ【茨田りつ子と対立!松永に失恋,移籍話

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朝ドラNHK連続テレビ小説『ブギウギ 』7週あらすじネタバレです。

7週タイトルは「ワテ,香川に行くで!」 2023年11月13日~11月17日放送予定。

朝ドラ『ブギウギ』は、戦後ブームになった歌“東京ブギウギ”の歌い手として爆発的な人気を得た〈ブギの女王〉こと笠置シヅ子さんをモデルにしてます。詳しくは⇒ブギウギ花田鈴子モデル笠置シヅ子の出生の秘密&激動生涯!養子や結婚相手の死!

先週では、

梅丸楽劇団の旗揚げ公演が開幕。秋山は中山とのダンスや、ソロのタップダンスを披露。客席が大いに沸きます。そしてスズ子は、善一と稽古を重ねた「ラッパと娘」を熱唱しました。客は盛り上がりますが、その中で怪訝そうな顔をする女性がいて、彼女の名は茨田りつ子。りつ子は、ブルースの女王と呼ばれ、歌手をしています。

スズ子の歌を聞いたりつ子が、下品だとつぶやきます。

その後公演は無事に終わり、こうしてスズ子と羽鳥善一のコンビが誕生したのでした。

「ブギウギ」7週ネタバレあらすじ【茨田りつ子と対立!松永に失恋,移籍話

・ブルースとスウィングの女王が対立

1939(昭和14)年の春のことでした。スズ子は「スウィングの女王」として新聞に取り上げられるほど、人気が高まっていました。

ある日、レコード会社で打ち合わせをしていたスズ子は、羽鳥善一から作詞家として有名な藤村薫という人物を紹介されました。

その時、偶然にも茨田りつ子がレコード会社にやってきました。

善一はスズ子にりつ子を紹介しましたが、スズ子はりつ子の歌が大好きだと言って感激しました。

しかし、りつ子はスズ子に対して冷たくて、ひどい言葉を投げかけてきました。

そんな失礼な態度に怒りを感じたスズ子でしたが、りつ子の歌う「別れのブルース」が好きだったことに変わりはありませんでした。しかし、りつ子に対する尊敬の気持ちは失われてしまいました。

 

・ライバル会社からの引き抜きに悩むスズ子

その後、スズ子は梅丸のライバル会社である日宝から誘いを受けました。

日宝の社長から移籍を誘われていた松永は、スズ子に今の1.5倍の給料を払うと言われたと言って、一緒に日宝に移籍するように勧めました。

スズ子は迷いました。なぜなら、ちょうどその頃、弟の六郎から手紙が届いていたからです。

手紙には六郎が徴兵検査に合格したことや、母親のツヤが腰痛で医者に見てもらったことが書かれていました。

ツヤは入院する必要があるかもしれないと言われたそうです。入院すればお金が必要です。

お金の多い日宝に移籍すべきかどうか真剣に考え込むスズ子でした。

 

一方、秋山は中山と恋に落ちていました。

秋山は男役専門でしたが、中山は秋山に男役をやめて娘役になるように言いました。

中山は秋山にプロポーズもしました。秋山は中山と結婚するかどうか悩みました。

スズ子が日宝へ移籍するかもしれないという噂はすぐに広まりました。

噂を聞いた部長の辛島は、怒ってスズ子の下宿屋にやってきました。

辛島は「義理と人情はないのか?」と叱責しました。スズ子は自分が間違ったことをしたと気づきました。

松永のもとへ駆け込んだスズ子は、自分の気持ちを伝えて一緒に逃げようと言いました。

しかし松永は断りました。松永にはアメリカに愛する人がいるのだと言われたのです。

そうしてスズ子の松永への恋は、終わりを告げました。

 

・スズ子の移籍断る決断
スズ子が下宿屋に戻ると、羽鳥善一と藤村が待っていました。

羽鳥善一と藤村は、スズ子のために作った新曲の楽譜を渡しました。

新曲のタイトルは「センチメンタル・ダイナ」でした。

善一はスズ子に、楽譜を見ても気持ちが変わらないなら諦めると言いました。

スズ子はどうしたらいいか迷いました。しかし秋山が中山のプロポーズを断ると聞いて、スズ子は決心しました。

 

翌日、スズ子は日宝へ行って、移籍の話を断りました。

そして辛島に謝罪しに行きました。ついでに給料の値上げもお願いしました。

秋山も中山に結婚はできないと言いました。中山と一緒にいると自分らしくないと感じていたからです。

秋山は大阪へ帰って、男役として舞台に立ち続けることにしました。

スズ子が移籍しないと知った善一は喜んで、ビフテキをおごってくれました。

その夜、スズ子は善一の家を訪ねました。そこで善一の妻・麻里から、善一が「センチメンタル・ダイナ」を作った背景を聞かされました。

善一はスズ子が梅丸に残ってくれるように願って、必死で曲を作ったのだと言われました。

それを聞いたスズ子は、善一が自分のことを大切に思ってくれていたのだと感動しました。

秋山は大阪へ帰りました。スズ子は舞台で「センチメンタル・ダイナ」を歌いました。

スズ子の歌声に感激する善一。客もスズ子の歌に熱狂しました。

 

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ブギウギ7週ネタバレレビュー、史実、見どころ、感想

ドラマに登場する菊地凛子さんの役柄である茨田りつ子は、実はブルースの女王と呼ばれた淡谷のり子さんがモデルです。
スズ子はラジオで流れた茨田りつ子の歌に魅了されます。
その後、スズ子と茨田りつ子は一生涯にわたってライバルとして切磋琢磨し、時には助け合う関係になります。

主人公にとって非常に重要な役割を果たす茨田りつ子のモデルである淡谷のり子さんの経歴を紹介します。
淡谷のり子さんは明治40年(1907年) 8月12日に青森県青森市で生まれました。
服部良一さん(羽鳥善一のモデル)と同じ年でした。
淡谷のり子さんの実家は青森の名家でしたが、青森県立高等女学校に通っていたときに倒産しました。
女学校を中退した淡谷のり子さんは、母と妹と一緒に東京へ移りました。
東京では、東洋音楽学校 (現・東京音楽大学) に入学しましたが、モデルの仕事をしながら学費を稼ぐ苦労をしました。
ピアノ科から声楽科に転科した淡谷のり子さんは、昭和4年(1929年) に声楽科を首席で卒業しました。

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東京での活躍が目覚ましかった笠置シヅ子さん(スズ子のモデル)は、母との死別という悲しみを背負いながらも、さらに二つの大きな問題に直面していました。

・一つ目、東京宝塚劇場 (東宝) からのスカウトの話。
一つは東京宝塚劇場 (東宝) からのスカウトです。
松竹から東宝に移籍した演出家・益田貞信氏は、笠置シヅ子さんの才能に惚れ込んでおり、東宝に誘いました。
東宝は月給300円という、松竹楽劇団 (SGD) の月給よりも100円高い条件を提示しました。
両親に仕送りをしたいと思っていた笠置シヅ子さんは、この誘いに乗ることを決めました。
これは昭和11年(1939年) の出来事でしたが、昭和12年(1937年) にも松竹の俳優・林長二郎 (後の長谷川一夫) が東宝に移籍するという騒ぎがありました。
そのため、笠置シヅ子さんの移籍話に対して、松竹の幹部は憤慨しました。
笠置シヅ子さんは松竹の創業家の別荘に監禁されてしまいました。

 

・2つ目、作曲家の服部良一氏との恋愛疑惑。
松竹の創業者の別荘で監禁されていた笠置シヅ子さんは、心から信頼していた服部良一氏に救いを求める手紙を送りました。
その手紙に対して服部良一氏はこう返事しました。
・君がいなければ作曲する気が起きない
・松竹に残る理由が見つからない
・松竹を辞めるなら一緒に辞めよう

この言葉が世間に誤解されてしまい、笠置シヅ子さんと服部良一氏が恋人同士だという噂が広まりました。
服部良一氏は東宝の仕事もしていたため、松竹と東宝の板挟みになりました。
服部良一氏は両社のトラブルを解決するために奮闘し、最終的に笠置シヅ子さんは松竹に残ることとなりました。

詳しいモデルの内容はこちらから⇒ブギウギ花田鈴子モデル誰?笠置シヅ子の生涯!養子や結婚相手の死!

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