この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年4月1日から4月6日の再放送1話2話3話4話5話6話の第1週内容です。
86才おしんが家出し人生回想から物語が始まります。
<おしん1話2話3話4話5話6話の簡単あらすじ>
【年をとったおしんが初めに登場します。そこからおしんが自分の人生を回想していくというところから物語が始まります。】
伊勢志摩を中心にしてチェーン展開しているスーパーたのくらはおしんの反対を押し切って17号店をオープンします。
オープン当日、何も言わずに姿を消してしまったおしん。
圭はおしんの部屋にあったこけしを見て閃くものがあり希望か10円を借りて山形の銀山温泉に向かいます。
おしんと会えた圭はふたりで雪に埋もれたおしんの生家を訪れます。
自分の人生を見直して自分の子育ての何が間違っていたのかを探し出すのがこの旅の目的だと圭に告げるおしん。
それを聞いて自分もこの度に最後まで付き合おうと決心するのでした。
<おしん1話2話3話4話5話6話のあらすじ>
昭和58年早春、スーパーたのくらは伊勢志摩を中心に16店舗のチェーン展開をする中堅企業で田倉家によって運営されて着実に規模を大きくしてきています。
田倉は従来に比べて大型化した17店舗目を華々しく開店させようとしていました。
しかし、田倉家では開店当日に副社長である田倉しんが忽然と姿を消してしまうと云う問題に直面していたのでした。
周りからおしんさんと呼ばれていた副社長は、社長の仁の母親でありスーパーたのくらの創業者でもあったのです。
おしんは86歳の高齢ではあったが幾多の危機を乗り越えてきた経験はスーパーたのくらになくてはならないものであることは皆が認めるところでした。
慌てふためいた家族がおしんの部屋に行くと、お気に入りの着物などが消えており何らかの理由で家出した事は明らかです。
何の置手紙も残さなかったおしん。
家族は根拠のない憶測をすることしかできません。
おしんの末娘の偵や養子の希望は仁の妻の道子との確執を疑います。
道子は自分の責任ではなく17号店について一貫して反対してきたおしんが強引に事を進めた仁への無言の抵抗だと主張します。
その頃、おしんには4人子供がいました。
次男の仁、次女の偵の他にも同郷で大阪への年季に向かう途中で引き受けた初子、つぶれてしまった加賀屋の加代の子の希望です。
仁の嫁は道子で長男の剛も、次女の偵の夫の辰則もスーパーたのくらで働いていました。
幼女の初子は伊勢の街中で手芸の店を営んでいるが、田倉の家に寄る事は多くはありませんでした。
希望は陶芸の道を目指し独立しており、ひとり息子の圭は周囲がやっかむほどおしんが可愛がっていたのでした。
おしんの部屋を見た希望と圭は式典には出席せずに自分たちの家にもどります。
そこで、唐突に圭が希望に春休みの間に旅に出たいと言い出し10万円を無心したのです。
圭は東京の一流大学に通っている20歳。
希望も全幅の信頼を寄せており敢えて理由は聞かずに金を渡します。
圭は山形の銀山温泉に夜行列車で向かいます。
圭はおしんが銀山温泉に向かったのではと考えていたのです。
早朝に現地についた圭は、温泉街を歩いているおしんを見つけます。
誰にも行き先を伝えてないのに圭が来たことに驚くおしんでしたが、すぐに旅の連れ合いが出来たと喜びます。
圭はおしんの部屋に置かれていたこけしを見ておしんの行き先を思いついたといいます。
そのこけしはおしんが圭だけに由来を話していた母との思い出だったのです。
一息ついた圭は三重の希望におしんを見つけたことを伝えますが居場所は口留めされていたので明かさなかったのです。
圭はおしんの家出で家族が疑心暗鬼になっていて関係が悪化する可能性があると伝えます。
自分の家出は姑問題でも会社の経営方針への不満でもないと言いますが真意は話さないおしんでした。
おしんは雪道を歩く準備を整えるために出なおしてまで山の中の村に行きたがります。
それを聞いた圭は自分が重い荷物を持っての経験があるからおしんを背負ってでも連れていってやろうと考えていました。
雪道の準備を整えたとは云え86歳おしんにはきつく出なおそうと弱音を吐きます。
そんなおしんを圭が背負って雪中を目的地までたどり着いたふたり。
そこには朽ち果てた小屋のような家が散在していました。
するとおしんは1軒の家の前で泣き始めます。
おしんの生家だったのでした。
圭はおしんの生家をみることができて感激しています。
その様子をみていたおしんは自分の過去を圭に話したくなっていたのでした。
おしんは以前から自分が生まれた山形を訪れたいと思っていたといいます。
17号店開店の前夜は中々眠りにつけず、山形のことを考えていたら辛抱できなくて朝方に飛び出していたのでした。
自分の人生を見直して自分の子育ての何が間違っていたのかを探し出すのがこの旅の目的だと圭に告げるおしん。
圭は自分が知っているおしんは冷静沈着で感情を表に出さない人間でしたが目の前に居るおしんは気の向くまま思うままの今までに見たことがないおしんでした。
圭はそんなおしんの旅に最後まで付き合おうと心に決めていたのでした。
おしんは自分が子供の頃の話をしはじめます。
あの雪の中にあった家で暮らしてした7歳のおしんは貧乏が何かを知らなかったと言います。
周りで暮らしている人の生活が皆同じようだったので当たり前だと思っていたのです。
おしんの家は地主から小さな土地を借りて米を作り、半分を地主に渡していたといいます。
凶作が3年も続くと暮らしはドン底でした。
まだ雪が残るおしん7歳の春。
ふじは年端もいかない子供だと反対しますが父親の作造はおしんを奉公にだすことを決めます。
おしんに外で働いてもらわないと食べる米もないというのです。
おしんは食事を減らしてもいいから学校に行きたいと奉公を拒絶したのでした。
その頃、三重では辰則が不穏な情報を仕入れてきます。
スーパーたのくら17号店の出店で大打撃を受けた地元商店街が大手スーパーに土地を売却して廃業しようと云う動きがあると云うのです。
商店街がある場所は17号店より立地条件が良くもし大手スーパーができたら、今度は17号店が大打撃を受けることは避けられません。
最上川にきているおしんと圭。
幼いおしんは川で魚を捕って男の子と争ったことを思い出します。
祖母に魚を食べさせたかったのだと言います。
当時、すでに貧乏のどん底だった谷村家は祖母が食事をとらなくなっています。
他の皆へ食べ物が回るようにと言う気遣いからでした。
さらに母親が妊娠した子供を流そうと冷たい川に入っているのをみておしんは衝撃を受けたのでした。
それらの出来事でおしんは自分が家にいてはいけない存在だとわかり奉公に行くことを了承したのでした。
<おしん1話から6話感想>
突然、姿をが見えなくなったら家族は慌てますよね。
理由もはっきり分からないので憶測ばかりが飛び交います。
圭は自分の知らないおしんの姿に惹かれておしんの最後までおしんの旅に付き合う事を決めます。
圭にとっても自分探しの旅になるかも知れませんね。
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