この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
再放送は2019年7月31日、8月1日放送18週105話106話の内容です。
<105話106話登場人物キャスト>
おしん:田中裕子/竜三:並木史朗/梅子:大畑ゆかり/幇間:林弘造/芸者:牧原由季・本間章子/源右衛門:今福将雄/敏子:百瀬三那子/弓枝:西沢正代/勝子:野沢由香里/梅子:大畑ゆかり/糸子:中尾和子/久代:大越章子/
<おしん105話106話のあらすじ>
縫子がおしんを含めて7人なのにミシン6台ではひとり余ると訊くとおしんは縫子をしなくて良いと言う竜三でした。
その後、竜三は梅子と糸子を紹介して、届いたミシンを奥に配置したのでした。
拡げすぎだと言うおしんに竜三は後から追いかけてくる競合に勝って生き残るためだと説明するのでした。
とにかく大野屋の注文は100%対応できるように体制を整えておくことが大切なのだと力説する竜三でした。
さらに、おしんは竜三が勤めている仕事のことを心配します。
「ああ。明日にでも正式に辞表を出す。今度の仕事は私の一生の正念場たい。片手間にでくっことやなか‼」
不安そうなおしんに自分に任せておけば良いと竜三。
「はい。お好きなことおやり下さい! 丸裸になったら、また一からやり直せばいいんだ! 私の子供だから、きっと貧乏にはへっちゃらでしょうー、怖いもんなんかありません!」
調子にのる竜三
おしんは大野屋の要望に応えるために遅くまで新しいデザインを描いています。
描きあがったデザインを褒める竜三。
おしんは大野屋の儲けが田倉商会より大きいことに不満を漏らします。
「一番損をするのはお客様よね。うちで買えば大野屋さんのもうけ払うことないんだもん、ずうっと安く買えるのに。だから作る方と買う方が直接取り引きすれば、随分助かると思うんだけどなあ」
話を聞いて笑う圭におしんが不満な顔をして理由を訊きます。
「だっていかにもおばあちゃんらしいからさ。経済のことなんか何にも知らないのに、ちゃんとその頃から流通機構っていうものに素朴な疑問持ってたなんてさ、、、」
そして、圭は祖母がスーパーを始めた理由が分かったというのでした。
「まあそう言われてみればそうだけど……でもスーパーにたどり着くまでには、まだまだひどい苦労してきたからねえ」
また喋り始めたおしんは寝れなくなったからブランデーでも飲もうと圭に言うのでした。
大正11年の秋には、殺到する注文を捌くために6台では不足したので竜三は住まいの裏に小さな作業場を立てて更に5台のミシンを追加したのでした。
竜三は昼も夜も毎日のように付き合いがあり家で食事ができなくなっています。
田倉商会も3ケ月でミシン11台の工場になっていました。
薄利多売で儲けが薄いと言いながらよくここまでやってこれたと振り返るおしんです。
源右衛門もこれで男の子でも生まれてくれたら大きな顔をして佐賀に行けると嬉しそうです。
そんな話をしていると梅子が久代の具合が良くないので帰してあげたいと源右衛門に言ってきます。
残業すれば久代の穴を埋めれると言う梅子におしんは残業だけはしないと云う決まりだから自分がミシンを踏むと言い出したのでした。
源じいの涙( ;∀;)の訴え
竜三は酔って子機嫌で帰ってきますが源右衛門は不機嫌です。
帰ってくるなり中学の制服の注文を年間200着取ったことをおしんに伝える竜三。
「あなた、もうこれ以上、、、これだけで手一杯なんだから、、、」
でも、竜三はミシンがまだ夜は遊んでいるから大丈夫だと言い出したのです。
人は休まなきゃならないと言うおしんに夜間に働く人を雇えば良いと竜三が説明するのでした。
でも、おしんは自分の姉が紡績工場で夜中まで働かされて死んだのでそんな事はしたくないと言います。
おしんには分かっていないと源右衛門に愚痴る竜三。
ところが、源右衛門は竜三に意見してきたのです。
何もかも竜三が間違っていると言いはじめます。
そして、事業は上り調子の時が一番慎重にならなければならないのだと過去の竜三の失敗を思い出させたのでした。
急激に拡大すると綻びがでてくるから盤石に足固めが先だと涙ながらに諭したのです。
おしんが布団を敷いていると竜三がやってきます。
「あの話はやめた。おしんの言う通りたい。当分は、今の仕事に手抜かりのないようにする。それから大きな作業場を建てる。みんな健康で楽しく働いてもらえるような作業場にする。おしんにはかなわん!」
自分におしんがいてくれて本当によかったと言います。
そして自分の好きなものを買ったらいいと金を渡そうとした竜三。
「いや、あなたのそのお気持ちだけで私は、、、このお金で、じゃあ佐賀のお父様とお母様に何か送って差し上げましょうか? 私、佐賀のお父様とお母様に喜んで頂けたらそれで、、、」
<おしん105話106話の感想>
おしんの子供服は大野屋の販売力もあって右肩上がりです。
一気呵成に畳みかけようする竜三は注文を取りまくりミシンの台数を11台まで増やした竜三です。
さらに、拡大しようと学生服と言う大型の注文を取ってきますが、おしんも源右衛門も反対しましたね。
おしんが言っても分かって貰えませんでした苦労を共にしてきた源右衛門の言葉に気付かされた竜三です。
まさに、雨降って地固まるで揉めながら益々強く結びていていくおしんと竜三ですね。
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