この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年8月14日、15日の再放送117話118話の内容です。
佐賀に帰ることになったおしん。まち受けてたのは想像超える嫁イビリ!
<おしん117話118話の簡単あらすじ>
おしんと竜三と雄は健さんが見つけてくれた住まいに移ります。
たかもりつの故郷に世話になると言います。
ふじから竜三と佐賀へ行けと言われたおしんは決心したのでした。
しかし、佐賀の田倉の家についた時から清の執拗な嫁いびりが始まったのでした。
<おしん117話118話のあらすじ>
師匠のたかとりつが健さんが見つけてくれた住まいに訪ねてきました。
「私は雄と2人で東京に残るつもりだったんですけども、夫婦が別れ別れになるのはいけないって母に叱られて、、、」
ふじもやっと山形に帰れると言います。
たかも弟が継いでいる東京も壊れてしまったので、東京を離れてりつの故郷で世話になるつもりだと、、、
でも、いつか同じ場所に店を建てるつもりだから、東京にきたときは寄ってくれと言うたかでした。
そこに竜三が入ってきて今夜の船で佐賀に向かうといいます。
「支度は、いづでもできてるから、、、」
何も言わないおしんの代わりにふじが応えます。
見送ると言うたかやりつに来てくれるなと頼むおしんでした。
その時、健さんが餞別を持ってやってきます。
雄のためのでんでん太鼓も入っていました。
健さんはおしんたちに自分に付き合ってくれたことに礼を言います。
そして、あの辺にいることしか出来ない自分だから東京に出てきた時には覗いてみてくれと言う健さんでした。
おしんと竜三は佐賀へ旅立つために門をでようとします。
「おしん、お加代様に頂いた100円大事に使わないとな。他人の中さ入ったら、自分の自由になる金はないんだからな。その時頼りになるのは100円だ。元気出してな‼」
ふじがそう言うとたかも続きます。
「さよならは言わないよ。また会うんだから。行っといで、、、」
その日、おしんと竜三は避難者を輸送する軍艦に乗って東京を後にしたのでした。
加賀屋ではふじがおしんの無事を報告しています。
それを聞いた加賀屋の人たちはおしんなら立ち上がれると口々に言うのでした。
そして佐賀でおしんは良くしてもらえると信じているくにたちでした。
そこに番頭がやってきて加代に書類を見せたのでした。
「何だこれは。誰がこげなバカくさい取り引きしろって言ったなだ!」
加代に言われた番頭は正男が約束したのだと伝えます。
それを聞いた加代は自分が行くと部屋を出て行ってしまうのでした。
「この頃はな、加代がしっかり店のこと取り仕切ってるんだよ。これもみんなおしんのおかげだ。まあ、オレはいつお迎えが来てもいい。加賀屋の跡をちゃんと加代が継いでくれたのをこの目で見届けたからなあ」
くにが言うのでした。
佐賀についた竜三とおしんです。
田倉家の門の前で立ち止まって動こうとしないおしん。
竜三がおしんの目線の先をみるとそこには大五郎が立っていました。
「よう帰ってきたない!どがん心配したか!やあ東京がどがんなっとっかさっぱり情報も入らんし、今も役場さ聞きに行ったとばってん、やっぱし詳しかことは分からんって言われてもう諦めとったたい! おしんさん、よう帰ってきたない!ほんなこてよう帰ってくいた!」
中に入れと大五郎に背中を押されて田倉家の門をくぐったおしんです。
大五郎の呼びかけで清とふたりの女が集まってきます。
「ああ~、無事じゃったとねお前!よかったあ!」
清は竜三に抱きつきます。
竜三と清、2人の女性が盛り上がっている時に大五郎がおしんもいるのだと言います。
その途端に空気は一変しおしんに皮肉っぽく竜三に言います。
「竜!お前女房ば連れとって、子供でん負ぶってぇ!そがんみっともなか真似ば、、、」
とにかく家の中に入れと大五郎に導かれて玄関に向かうおしん。
おしんはこの時すでに背筋に冷たいものが走っていたのでした。
田倉家の座敷で大五郎から家族の紹介を受けるおしんです。
長男の福太郎に、嫁の恒子、福太郎の子供の佐太郎、千代、千賀、、、
もうひとり平吉と云う男の子がいると言います。
そして、山根家へ嫁いだ末娘の篤子を紹介されました。
「嫁にやった娘には、里の親としての務めがあっさい。恒子の里でんがいつでん気ば遣うてくいとったい。手紙一通よこさん嫁の里てん聞いたことでんなか」
清のおしんに対する言葉は容赦なく飛ばされます。
工場のお披露目の時に震災に合う運のなさを嘆く竜三です。
田倉家では大五郎が無断で竜三に貸した1000円で大きくもめていたのでした。
福太郎は竜三に言います。
「竜、この際じゃっけんはっきり言うとく。お前が東京で商いばしたかって言うた時、田倉ん家としては三男のお前にしてやっことはちゃんと金にして東京さ持たせてやった。お前にしてやっことは三男の分以上にしてやったつもりたい。そりゃ裸になって帰ってきたもんばうちに置かんとは言わん。ばってんお前にやるもんはもう、びた一文なかとじゃっけんない!」
清が竜三たちに当てがった部屋が納屋のようであることを知り大五郎は他にも部屋があるだろうと清に言います。
福太郎の手前もあり客ではないと云う清です。
そして立場をわきまえろとおしんに言うのでした。
腹が減ったと言う竜三に何か残り物でもあるだろうと清です。
おしんが腹は減っていないと言うのを聞いて清は竜三の分の支度を命じたのでした。
それよりも雄のおむつを洗いたいとおしんが言います。
自分でやるからと立ち上がったおしんでしたがふら付いて倒れてしまいます。
おしんの代わりに雄のおむつを洗っている竜三のところに清がやってきます。
「竜。お前がそがん甘やかすけん、女房がつけあがってずうずうしゅうなっと!」
竜三の足音で目を覚ましたおしんです。
竜三から一生ここに住みことになるかも知れないのだから焦る必要はないと言われて言葉を失うおしんでした。
<おしん117話118話の感想>
東京で世話になった師匠のたかや的屋の健さんとの別れは辛いものだったに違いありません。
雄のために自分が我慢することにしたおしんですが、加賀屋でもその苦しみを知るひとはいません。
田倉の家についた途端に清の嫁いびりですね。
いままで大概のことは耐えてきたおしんですが、周りに心許せるひとが竜三以外にいない状況で、どこまで我慢できるのでしょうか。
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