この記事は朝ドラまんぷくのあらすじネタバレの詳細と感想と視聴率になります。
今回は2月28日(木)に放映された22週「きれいごとは通りませんか」の125話です。
<前回までのながれ>
特許申請が認められても販売を続けるテイコー食品。
特許庁の職員から双方で話し合うようにと云われた萬平は真一と世良を連れてテイコー食品を訪れます。
でも猿渡社長は”先使用権”を主張して引き下がりません。
いっぽう疲れて帰宅した神部は克子からタカへの優しさがあるなら見せろと詰め寄られます。
「ほんまに出来るだけ早くでいいから仕事が終わったらすぐ帰ってきて‼」
タカに言われる神部。
咲がまた福子の夢枕に立ちます。
「確かに今の萬平さんは本当の萬平さんやない‼それを教えてあげられるのは福子だけよ‼」
テイコー食品からの帰りの坂部を岡と森本が待ち伏せて捕まえます。
パーラー白薔薇に連れていかれた坂部は萬平や福子たちからまんぷく食品のラーメンの作り方をテイコー食品にもっていったことの自白を迫ります。
そこで坂部は金に目がくらんだと謝りながら白状しました。
萬平は真一と世良を連れてテイコー食品を訪れ坂部を承認に立てて裁判を起こすとこを通告します。
「わかった。本家まんぷくラーメンは止める。これからは分家まんぷくラーメンと云うことで‼」
では裁判所でと萬平は取り合いません。
裁判だけは避けたい猿渡社長。
そして遂に猿渡社長は全面的な商品の引き上げを約束したのでした。
まもなくすべての店先から本家まんぷくラーメンと偽福子のポスターが消えました。
「勝ったぞ福子‼これでまんぷくラーメンの一人勝ちや‼」
萬平は雄たけびを上げます。
124話はここで終わり、そこからの続きで今回は22週125話のネタバレあらすじになります。
<125話の視聴率は>
125話の視聴率は20.9%でした。
前124話から0.9ポイントアップです。
ちなみに『まんぷく』の最高視聴率は初回の23.8%となっています。
<125話のあらすじ>
他社の類似即席ラーメンとの闘いは特許取得で撤退はまた名前変更となり、最後まで抵抗したテイコー食品も坂部の自白による裁判回避で撤退となりました。
これでまんぷくラーメンが独り勝ちです。
注文の電話はやまることなくなり続け生産が追いつきません。
2000坪レベルの本格的な工場建設を模索し始めた萬平と真一。
萬平は遅くまで仕事をしており福子が工場まで迎えに行くことも多々ありました。
そんなある日子供たちに夕食を食べさせてから工場に向かった福子。
そこでは萬平、真一、世良が新工場の打ち合わせをしています。
場所として電車から見える宣伝効果もある用地を考えています。
福子から夕食の準備ができたと伝えられた萬平でしたが、これから3人で打ち合わせに出かけて外食する旨の返事をします。
萬平たちを送りだした福子は壁に貼られた売り上げ推移の棒グラフを見つめます。
急激な右肩上がりのグラフが何か大きなものを犠牲にしているように福子は感じます。
その夜に鈴から男は仕事に打ち込むと家庭を顧みなくなるから寂しさは仕方ないと言われる福子。
福子は寂しいわけじゃないと応えます。
「萬平さんが変わってしもたから‼」
鈴は萬平が自分の夫と同じ道を進んでいることに不安も覚えていました。
ラーメンを作りながら吉乃を手伝うという岡と森本。
そんなふたりに神部は吉乃が美容院にいくのでもう帰ったと伝えます。
「お前らなあ‼吉乃ちゃんのことが好きやったらええ加減はっきりさせたらどうや‼」
ぐずぐずしている間に他の誰かに吉乃を取られてしまうと二人に言うのでした。
ふたりが焦って神部からもっと話を聞こうとしますが、神部は家でタカと大介が待っていると振り切るのでした。
大介をあやす神部をみて忠彦はこれが毎日続いたらいいのにと言う克子に大丈夫だと断言します。
忠彦は克子が怒るとほんとうに怖いと続けます。
「怖いよ‼目に殺気が宿る。カエルを睨んでいる蛇みたいに‼」
忠彦の絵にようやく神部が加わりました。
「やっと親子が揃うぞ‼」
その夜、遅くなって帰ってきた萬平に福子は話を切り出します。
テイコー食品も退けまんぷくラーメンの売り上げはどんどん伸びて新しい工場まで建てようとしていることに喜んでいる福子。
「そやけど萬平さん。こう言って喜んでらっしゃいました。まんぷくラーメンの一人勝ちやって。ほんとうにそれでいいんですか?」
萬平は福子が何を言いたいのか理解できません。
福子は買い物で主婦が粗悪な即席ラーメンを安いからと言ってたくさん買い込む姿をみたことを話します。
買って食べてみたけれど正直美味しいとは言えず使っている油も質が悪いのがわかったという福子。
「わたしは今でも忘れません。萬平さんのあの言葉。『僕は世の中の役に立つことがしたい。みんなが喜んでくれるような仕事が‼』」
そして続けます。
「ひとり勝ちやって喜んでいる萬平さんは、私は嫌いです‼」
どうしていいのかは分からない福子。
でも、以前の萬平さんならまんぷくラーメンの売り上げのことより身体に悪い粗悪品が出回らないように考えてくれたと話すのでした。
「少し考えてください‼萬平さんお願い‼」
<125話の感想>
やっとの思いで憎きテイコー食品の本家まんぷくラーメンの排除に成功した萬平ですが気づかない内に人柄が変わってしまいましたね。
勝った負けたではなく何が役に立つのかが大切だった筈がいつしか事業を大きくすることが最大の目的にすり替わってしまいました。
岡も森本も相変わらずで神部もじれったく感じますが、まずは自分の家庭の平和を取り戻さなければなりません。
ふたりを振り切って帰ったことでタカや大介との関係はいい方向に進みそうですね。
今まで出しゃばることは一切しなかった福子ですが勇気をもって直接的に萬平を正そうとします。
人のためになる仕事をしたいと云う萬平の原点への回帰を促す福子。
安かろう悪かろうを放置することが萬平の信念に反していないのかを問うとは福子らしいですよね。
萬平にダネイホンを作り上げたときの理念を思い出して欲しいですね。
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