この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年9月4日、5日の再放送135話136話の内容です。
<おしん135話136話の簡単あらすじ>
清は『1つん家で一度に2人がお産ばすっぎどっちかの子供の欠く』の迷信をしんじて何としてもおしんを田倉家から追い出そうとします。
先ずは口を利くのをやめ、篤子をこれ見よがしに大切にします。
そんな清のおしんへの仕打ちが見ていられない恒子はおしんに迷信の話をして出ていくことを勧めます。
清は清で勝手におしんの引き取りさきを決めておしんだけを追い出そうとするのでした。
<おしん135話136話のあらすじ詳細>
「おはようございます。お先に頂きました。ごちそうさまでございました」
おしんが朝食を食べて食器を片付けますが清は何も言いません。
ふたりの間の不穏な空気を感じた恒子でした。
おしんと竜三が畑に出掛けていくと恒子が福太郎に訊きます。
「あんた、大丈夫じゃろうかお母さんとおしんさん。この2~3日、お母さん口もききんさらんとよ、おしんさんに、、、」
気にするなと福太郎です。
でも、恒子は『1つん家で一度に2人がお産ばすっぎどっちかの子供の欠く』を迷信だと片付けられないのだと言い出したのでした。
それに対して福太郎は嫁の心得である”見ざる、言わざる、聞かざる”を忘れたのかと恒子をたしなめるのでした。
福太郎は恒子にどちらの肩も持たずにいろと命じたのでした。
そこに清がやってきて何時まで話しているのかとふたりに言います。
雄は機嫌がいいが平吉は良く泣くがから大物にはなれないと清はつぶやきます。
そして、篤子がくるからドジョウか小鮒のような骨まで食べれるもので精を付けてやってくれと恒子に言うのでした。
畑で昼食をとっているおしんと竜三です。
「腹に子供がおるっていうことが分かってるのに、姉さんも冷たかぁ!こがん握り飯1つじゃ体が持つはずなか。しかもきつか仕事ばして、、、」
竜三の言葉に恒子も清の目があるから大変なのだとかばうおしんです。
精をつけなきゃと言う竜三におしんは自分の母親はもっと粗末なものしか食べれなかったけれどちゃんと丈夫な子を出産したと言うのでした。
おしんに自分には心当たりがないがこの3日ほど清の機嫌が特に悪いので余計なことは言わないでと釘を刺された竜三は固まってしまいました。
「飢え死にしないで子供産めるだけでもありがたいと思わなきゃね!」
そう明るく言うおしんでした。
畑から帰ってきた竜三はドジョウが入った桶を見つけておしんに見せます。
「おー! おしん、ほら見てみろ! ドジョウたい! ハハハ、今夜はドジョウ汁たいね。『子のでくっ時はドジョウが一番』て言うて、雄が腹におっ時でん東京で源じいが買うて来てくれて、よう食ったじゃんね。姉さんでん、やっぱり気ば遣うてくれとったたいね」
夕食時、篤子にドジョウが運ばれてきたのを見て喜ぶ大五郎に清は言います。
「ドジョウは篤子だけですたい。篤子は特別の体ですけん‼」
他のものは干物に野菜の煮物でした。
遅れてやってきたおしんです。
竜三がどうして篤子だけドジョウなのかと恒子に訊きます。
恒子は何もいいません。
清は篤子は大切な身体だから案じるがおしんの面倒は見ないと言ったはずだと、、、
そんな話は聞いていなかったおしんは顔をあげます。
清と喧嘩して部屋を出て行った竜三。
翌日、井戸に水を汲みにいった時におしんは恒子から話をされます。
「悪かことは言わんけん、あんた山形でお産した方がよか。あたいはあんたが気の毒で見ちゃおれんとよ。そいけん言うとよ、、、」
恒子は今の清のいびりはただのいびりとは違うから殺されてしまうと言うのです。
そしてこの辺りの『1つん家に一度に2人がお産ばすっぎどっちかの子供の欠く』と云う言い伝えのことを知るのでした。
誰もが迷信だと言っておいるが清と篤子だけは信じていると、、、
恒子はおしんの力になりたくても嫁の分際だから何もできないと言って立ち去ったのでした。
おしんは畑の仕事の合間に今朝の恒子の話を竜三にします。
恒子のことを案外良い人かもしれないと言うおしんにお人よしだと竜三。
「私は、話してもらってよかったと思ってる。だってお母さんが何考えてるか分かったら、それなりに覚悟もできるし、、、」
竜三はやはり田倉をでる事を考えた方が良いのかもと言い出しますが、おしんは竜三と一緒じゃなければ嫌だというのでした。
「お風呂頂きました。風呂洗って火の始末もしておきました。他に何かご用は?」
おしんが針仕事をしている清と恒子に声をかけると清に呼び止められます。
山形におしんと生まれてくる子供を引き取ってくれることろを見つけたというのでした。
清は竜三も雄もおいて行けと言うのでした。
おしんは何も返事をせずに部屋に戻りました。
そしてしばらくして戻って清に言いました。
「今さっきのお話ですけど、お断り致します。私は田倉の嫁です。お産はここでさせて頂きます」
激怒する清は部屋を出ていきます。
「分かった。よう分かった。親の言うことの聞けんとない、嫁ん資格はなか! 今日限り嫁とは思わんけんね」
その後、清は竜三の部屋に行って愚痴ったのでした。
おしんが部屋で座り込んでいると竜三が清から話を聞いたと入ってきました。
「やっぱりお母さんの言う通りにした方が良かった?しなきゃいけなかったの?」
おしんのしたいようにすれば良いと竜三は応えます。
今更、清から嫁とは認めないと言われたところで、これ以上は状況が悪くなることもないと思うおしんでした。
竜三から少しでも清に詫びをいれたらと勧められたおしんは自分は何も悪いことはいていないから謝る理由がないと断るのでした。
その代わり、清のどんな仕打ちにも耐えてみせると言うおしんです。
「いつか、、、田倉の嫁として認めてもらえるかも知れない、、、それまでの辛抱」
<おしん133話134話の感想>
いびりに耐えてきた恒子も心配するほどの清の執拗な虐めですね。
迷信は遠い昔の誰かのトラウマがもとになっていることが多いのですが、一度には育てきれない時代の名残なのかも知れません。
でも信じる人にとっては大問題で清や篤子の心配も察することが出来なくもないですが、おしんの場合はもともと虐めがあったの憎しみに近いものになっています。
しかも清にとってはおしんが自分の思い通りにならないことが火に油を注いでいますね。
これ以上は悪くならないと思うおしんですがほんとうに大丈夫なんでしょうか。
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