この記事はBSでも再放送されている”おしん”のあらすじネタバレです。
今回はおしん第282話のあらすじを紹介します。
<前回のあらすじ>
田倉家に道子がやってきて、剛が補導されたことで、自分達の家庭環境が子供にとっても如何に良くなかったことがわかったと告げています。
そこに後からやってきた仁に向かっておしんは、せっかく初子と気楽に過ごしているのを壊したくないとも伝えたのでした。
しかし、おしんが何を言っても好きして良いからと同居を頼み込む仁と道子。
しかし、おしんはしばらく考えさせて欲しいといってその場での返答を先送りしたのでした。
その頃、事務所では禎と辰則が仁と道子が中々帰って来ない事を気にしていました。
禎は辰則に、仁と道子が大きな家を建てておしんと同居することになったら、今まで仁たちが住んでいた家を譲る受けるよう辰則に言います。
そこに、仁と道子が戻ってきて、道子は軽く挨拶しただけで家に帰っていきました。
さっそく、おしんとの同居の話の進み具体を尋ねた禎。
仁がおしんから考えさせて欲しいと言われている事を聞いた偵は自分がおしんに話をすると言い出します。
しかし、それでは禎たちが仁たちの家を狙っている様に思われるからと仁から止めさせられてしまいます。
その夜、田倉家でおしんは初子に仁たちと同居の話を切り出します。
しかし、初子は同居に気が進まないなら止めた方が良いと言い、自分は仁たちの世話にはなりたくないと気持ちを明らかにしたのでした。
一方で、仁ははやくも家を建てる土地の契約を済ませて、初子が店を開ける物件のも探していました。
しばらくして、おしんは初子から「毛糸の店」を開く事を知らされます。
それを聞いて、希望も初子も自分らしく生きていく道を探してほしいとおしんは思ったのでした。
<第282話のあらすじ>
おしんは以前より初子が自立できるようにすることを考えていました。
そして、初子が自分の店を持つことが決まり、彼女が仁たちと同居しなくても済むようになったことで、おしんは仁たちと同居することを決心したのでした。
初子の店の物件は、前の飲み屋をやっていた借主が競馬での借金で夜逃げしてしまっていて困っていた家主から格安で譲り受ける事が出来たのだと、辰則がおしんに説明します。
「この辺りは住宅街だから、飲み屋なんかじゃなくて、奥様を相手にした商売が向いているだろう、、、」
おしんは物件を見てそう言うのでした。
仁も買いもの帰りに覗いてみたくなる場所だと思うと賛同します。
1階を店舗にして2階を手芸教室と住居にして、、、
初子は自分の夢を広げますが、店舗の値段のこととおしんが住むことになる家から遠くなる事をきにしていました。
「私には道子さんや孫たちがいて、そんなに頻繁に初ちゃんが来たら道子さんも困るでしょ?早く独り立ちしなきゃ、、、」
おしんは暗に自分の面倒のことは心配するなと伝えたのでした。
それでも田倉に迷惑を掛けると言うと、おしんが初子にはっきり言います。
「あなたは、田倉の娘なんだ!財産を分けてもらえる権利だってあるんだよ!幼い時から田倉のために尽くしてくれて、仁だって希望だって禎だって良く分かっているんだから、、、これくらいの店のひとつやふたつ貰えるのは当たり前なんだよ!」
仁も贈与にならないように辰則と相談しているから何も心配する必要はないと初子に告げます。
初子が店で稼いで返済すると言うと、おしんも借金があったほうが一生懸命商売すると励ましたのでした。
事務所で辰則が仁に、銀行からの融資だけでは不足すると仁に話すと、仁は不足分はうちで出すようにすると言います。
そこに初子が入ってきて、今まで自分が会社からもらった給料を貯め込んだ貯金通帳を差し出します。
「自分の店をだすのだから、自分のお金もだすのは当然だと思います、、、」
しかし、それを見た仁は感心しながらも、こう云うお金は使わずにとっておくようにと差し返したのでした。
「おふくろも、俺も希望も禎も、、、初ちゃんの苦労を見てきた、、、でも会社には初ちゃんのことを知らない人間も増えてきている、、、もしもの時のためにとっておくべき金だと思うよ!」
おしんは、初子の店をみて、昔自分がやっていた子供服の店を思い出していました。
新しい家が出来て同居しはじめたら、道子に世話になると言うおしんに仁はおしんには家長としてゆったり構えていて欲しいと伝えます。
初子は泊れとは言わないけれど、時々は遊びにきて欲しいとおしんに頼みのでした。
そこに初子から手紙を受け取った希望も姿をあらわします。
そして、おしんは仁と希望と初子の3人で蕎麦を食べに店をでることにしました。
店について初子が席を外した隙に、おしんと希望は初子のために店をだしてくれた仁に感謝します。
仁はかつて初子が身を落としてまで田倉を支えてくれたことを決して忘れてはいけないと言います。
この初子の恩を忘れることなく、仁と希望はこの先も支えていくことを確認しあいます。
それを聞いたおしんは涙を浮かべて言いました。
「母さん安心した、、、皆が初ちゃんのことを大事にしてくえるなんて、、、」
そこに初子が戻ってきました。
<第282話の感想>
仁は人が変わったように良い人になってしまいました。
おしんとの同居を切欠に初子の夢を叶えてやろうと思ったようです。
仁は初子が身を呈して田倉を守ってくれたことを忘れずにいてくれたのです。
ばらばらになりかけていた田倉家の家族の気持がふたたびまとまってきたように感じますね!?
初子の「毛糸の店」が繁盛することを期待したいです。
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