この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第25週「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」の149話150話です
<前回のあらすじ>
ある日、『大草原の少女ソラ』の制作で忙しく仕事をしていたなつのところに、唐突に千遥が娘の千夏をつれて訪ねてきます。
自分の話を聞いて欲しい、相談に乗って欲しいと言い出す千遥。
なつは、もちろんだと即答したのでした。
その夜、なつは千遥を自宅に連れて行って話を聞くことにしました。
なつに自分の境遇について話し始めた千遥。
千遥は、料亭『杉乃屋』の次男に嫁いだものの、夫は家を出て外で他の女性と暮らしていたのでした。
料理人の義父に見込まれた千遥は料理を教えてもらったうえに、先日の『杉の子』を任されるようになったのだと言います。
でも、その義父が1年ほどまえに他界してしまったので、もし今、夫と離婚すれば『杉の子』を続けられなくなってしまうと苦悩していたのです。
しかも、義母の雅子は愛娘の千夏を引き取りたがっているのだと言います。
千遥は、どうしたらよいのかと悩んでいたのでした。
自分は、今まで戦争孤児であったことや兄姉がいることを隠してきたけれど、この先はそんな負い目から解き放たれて、夫と離婚して嘘をつかずに堂々と生きていきたいのだと千遥。
なつは千遥に向かって家族なんだから、できる事は何でもすると伝えます。
悩みを解決するために千遥に力を貸すことを約束したなつでした。
<なつぞ149話150話のあらすじ>
千遥が連絡もなしになつの会社にあらわれてから数日がたちました。
なつは、咲太郎と『杉の子』を訪れます。
店には、既に千遥と千遥の育ての親で置屋の女将の光山なほ子が先に来て待っていました。
挨拶を済ませた後、昔の家族に会わない様にと縁を切らせたのは自分だと言いながらなほ子は咲太郎となつに謝罪したのでした。
そこに、千遥の夫の清二とその母親の雅子がやってきました。
清二と雅子に、千遥が戦争孤児であったことや兄姉がいたことを代わるがわる打ち明けた咲太郎となほ子。
雅子は、千遥の素性を隠してしたことに対しては怒りをあらわにしましたが、千遥と清二の離婚については仕方ないことだと認めてくれたのでした。
そして、なつは雅子に千夏のことについて頼みます。
「離婚して千遥が店を失うのは仕方ないけど、、、千遥から千夏だけは奪わないでください‼お願いします‼」
すると、雅子は慰謝料として『杉の子』を千遥に譲ってくれると言ってくれたのです。
それは、雅子の千夏への思いやりで、店があれば千夏も安心して暮らせるだろうと考えてくれたのでした。
話し合いが終って、雅子と清二と置屋のなほ子が帰っていったのと入れ替わる様に剛男が店にあらわれました。
「千遥‼大丈夫か?」
なつは、十勝に千遥のことを相談するために電話をしていました。
その電話を受けた剛男は、千遥となつを案じて急いで北海道から出てきてくれたのでした。
その夜、なつの家に泊まる事にした剛男は、なつがほとんで寝ずに仕事をしている事を知り驚きます。
「なつ‼毎日こんなに事をしていたら身体を壊してしまうぞ‼」
でも、なつは自分にはこうするしかないと諦め顔で剛男に言うのでした。
好評の『大草原の少女ソラ』の放送は、その年の6月まで続くことになっていました。
しかし、優は4月からは保育園から小学校に上がる事になっているのに、どの様にしたら生活していけば良いのかが決まっていなかったのです。
剛男は北海道に帰って、なつの状況を富士子や泰樹や照男たちに伝えました。
それを聞いた泰樹は富士子に言います。
「富士子‼お前、なつのところに行ってやれ‼なつを助けてやれ‼」
昭和50年3月、なつを心配した泰樹に促された富士子は、なつと優を助ける為に東京にやってきたのでした。
<なつぞら149話150話の感想>
千遥の悩みは、『竹の子』を慰謝料として譲り受け、千夏と一緒に暮らしていけると云う最良の結果となって良かったですね。
これで、兄妹3人が好きな時にいつでも会えることになりました。
それにしても、心配ななのはなつの生活です。
育児と仕事を両立させるために、無理に無理を重ねているなつを見かねた泰樹は決断を下し富士子を送りだしてくれました。
果たして、富士子はなつたちの生活を支え切れるのでしょうか。
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