この記事は朝ドラ『なつぞら』のあらすじネタバレの詳細です。
今回は第11週目「なつよ、アニメーターは君だ」の65話66話です.
ようやくなつは作画課に合格し、アニメーターへの一歩を踏み出しました。それと歩みを合わせるかのように咲太郎も借金を完済します。そして妹の千遥を探し当てます。兄妹三人がそろう日はいつくるのでしょうか!?
<前回のあらすじ>
白蛇姫の仕事が一段落してからなつの仕事は嘘のように暇になりました。
その間に、トレースの練習をすることになったなつです。
初めてにしては上手だと言ってくれる桃代ですがなつは納得できていません。
「子供のころに、はじめて牛の搾乳をしていた時のことを思い出した。やっぱり、、、どんな仕事も奥が深いわ‼」
でも突然、桃代が話題をかえます。
「その服は、自分で買ってるの?」
ふたりで服装の話をしている処に、スケッチブックを抱えた下山がやってきました。
「二人とも、よく頑張っているよ。同じ服を着てても、組み合わせは必ずなにか変えてるもんね⁉」
何と下山は日々ふたりの服装をスケッチしていたのでした。
なつが久しぶりに川村屋にいくとテレビをおいた事も手伝って満席でした。
「ごめんね。ニュースの時間になると、空くんだけどね、、、」
光子がなつに話しかけていると、信哉も店にやってきたのでした。
「これから流れるニュースで僕が取材したのが流れるんだ‼」
それを聞いたなつはテレビで流れ始めた”家出人をおう”と云うタイトルの番組に見入ります。
「ノブさん、もしよかったら千遥のことを探してくれない?」
しかし、信哉も光子も咲太郎が千遥を捜さないと言っている事を知っていて否定的な反応です。
明日が千秋楽で毎日のように雪次郎が観に来ていると上機嫌のその晩の咲太郎です。
そんな咲太郎に千遥を捜したいとなつは話を切り出しました。
なつが咲太郎から渡された千遥を引き取った従妹の手紙の住所は千葉になっていました。
そして、その手紙を手掛かりに信哉が千遥を捜す事になるのでした。
ある日、蘭子に白蛇姫の声をお願いすることに決まったと仲から知らされたなつです。
仲に頼んでアフレコの現場を見せてもらったなつは感激します。
そんななつに仲が次の仕事の話をします。
「また、新しい作品が始まるのだけど、動画のテスト受けてみない?」
なつが風車に帰ってくると咲太郎がアフレコに感動していました。
「亀山蘭子のアフレコが吹き込まれて、白蛇姫が動く瞬間に、、、いい芝居するなあって、、、」
<なつぞら65話66話のあらすじ>
なつは作画課の試験をもう一度受けるために勉強を続けました。
試験当日、なつは勝負服に身を包んで試験に臨みます。
試験会場に向かう途中で下山から声をかけられたなつ。
仲の合図で試験が始まりました。
なつは泰樹からもらったお守りの懐中時計を見ながら合格を目指して問題を解いていったのでした。
試験から数日後、なつは仲と井戸原から呼ばれます。
「今回も枚数が一番多かったのは君だ。50枚には驚いた。描くのが早い人は、それだけ成長が早い‼」
仲に続いて井戸原が言います。
「アニメーターで大事なのは、線のキレイさ。正確さだけど、短期間によくここまで成長したね。君に才能があることは、誰もが認めざるえないよ‼」
なつは作画課の試験に合格したのでした。
しかも、麻子がなつの動画を推してくれたのだと仲から聞かされたなつでした。
こうして、なつは半年間お世話になった仕上課を卒業したのでした。
その日、なつは泰樹に手紙を書きました。
「じいちゃん。今度、じいちゃんに会うときまでに、私はこの道をしっかりと歩ける人になっていたいです。自分の大切な道を誇れるようになっていたいです!そのことを、お父さんやお母さんにも伝えてください。会えなくても大好きなじいちゃん。じいちゃんは、いつでも私の一番の誇りです‼」
なつは咲太郎と川村屋を訪れています。
咲太郎はなつの作画課の合格に合わせた様に光子からの借金を完済したのでした。
その日の川村屋が子供の客が多いことに気付いた咲太郎。
その日は”名犬チンチンリー”が放送されるからなのだと光子が説明してくれます。
それを観て、外国の映画なのに日本の役者が喋っていることに感心する咲太郎。
なつもその外国のアニメを離れた場所から見ていたのでした。
昭和32年の秋、東洋映画は新作映画『わんぱく牛若丸』の製作を公表しました。
脚本が出来上がり、いよいよ露木監督と話し合いながらの絵コンテの作業が始まります。
先ずは、主人公の”わんぱく牛若丸”のキャラクターイメージの決定からだと、仲が自分で描いたものを壁に貼りだして言います。
「これも、決定でないので、みんなも描いてここに貼りだしてほしい‼」
仲を持ち上げてこれで決定だと言う下山ですが、牛若丸でも他のキャラクターでも何でもいいから考えて欲しいと案を募る仲です。
井戸原が出来上がった脚本を全員に配ります。
何故、ディズニーではやらない様なものを選んだのかと質問する下山。
その問いに対して、すべてでディズニーを目指すのではなく自分たちのやり方での冒険も必要なのだと仲が答えます。
「期限は、お盆休みまでだ。みんな参加するように‼」
井戸原がそう言って皆解散したのでした。
興奮して誰にも相談できないと言うなつに参加資格があるだけで期待はされていないと思って気楽にやれば良いと麻子は言うのでした。
その時、スピーカーから社歌が流れ社長の大杉が所長の山川と一緒にあらわれました。
大杉は白蛇姫が”漫画のみなさん”のお陰で大ヒットをしているので、『わんぱく牛若丸』も頑張って良い映画にして欲しいと言います。
若い女性が多い部門なので母親になった時に自分がしていた仕事を子供に誇れるようにして欲しいと続けたのです。
なつは、自分は”漫画のみなさん”ではないし子供が生まれても仕事を続けているかも知れないと違和感を覚えていました。
それを茜に話していると麻子に叱られます。
「それなら、やめろって言わせなきゃいいんじゃないの。まだ、何もできないくせに文句ばっかり言ってないでキャラクター研究した方がいいんじゃない⁉」
なつは、ひたすらキャラクターを描き続けます。
富士子をモデルにして常盤御前のキャラクターを描くことに決めていたなつでした。
ある日、信哉が千遥の行方が分かったとなつを訪ねてきました。
なつは自分の仕事の都合もあり8月15日に咲太郎と千遥に会いに行くことにしました。
貰ったメモに従い1軒の家の前にたどり着いたのに、いざ家の前までくるとあと少しが進めなくて立ち止まってしまったふたりです。
すると家の扉が開き18歳くらいの少女が松葉杖の男性を介助しながら出てきます。
「千遥‼」
思わず前に出ようとするなつ。
でも、咲太郎はなつの腕をつかんでそれを止めたのでした。
<なつぞら65話66話の感想>
ついになつは作画課に入る事ができましたね。
しかも、あの麻子がなつの動画を推してくれていたのには驚きです。
麻子は自分の感情をあらわすのが得意ではない人なのかも知れませんね。
作画課での初めての仕事はキャラクターコンペです。
果たして、富士子をモデルにした常盤御前は採用されるのでしょうか。
もうひとつのなつの想いである千遥との再会。
早くも信哉が居所をつかんでくれましたね。
メモに在った家から出てきた少女はほんとうに千遥なんでしょうか
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