この記事はBSで再放送される”おしん”のあらすじネタバレです。
2019年6月18日、19日の再放送69話70話の内容です。
69話70話では、おしんが警察に身柄を確保されますが、竜三が助けてくれます。竜三の気持ちに気づくのかおしんさん。さらにお店まで持たないかと親切にしてくれます。これは…
<おしん69話70話のあらすじ>
ホテルの部屋にルームサービスで頼んだものが運ばれてきます。
万年筆でサインをしたおしん。
ホテルより旅館を勧めたのにと圭が言うとホテルのコーヒーが美味しいからとおしんは返します。
今の若いものとは鍛え方が違うと言うおしんに”今の若いもの”と云う言葉は禁句だとおしんを諭す圭。
おしんが万年筆を触ると圭はその万年筆を大切に使い続ける理由がわかったと言うのでした。
圭太が浩太の”形見”言った言葉尻を捕まえて未だ浩太は生きていると応えたおしん。
俊作兄ちゃんがくれたハーモニカとこの万年筆はおしんの想いでの宝物だったのです。
ふたりは時代に逆らって生き抜いたのだと言うおしん。
自分自身も大きな影響を受けたから当時のことを良く覚えているのだと言います。
刑事は加代の部屋のカーテンを開けました。
「高倉がここへ出入りしていたことは分かってるんだ。これだって高倉のもんなんだろ?」
たままた来ただけで何もわからないとおしんは知らを切ります。
何も言わないおしんを無理やり警察署に連れて行こうとする刑事たちです。
アテネでは時間になってもあわわれないおしんを女給たちが心配しています。
おしんを案じた染子はおしんの下宿に向かいます。
下宿は警察がきて部屋の中をくちゃくちゃにして帰った後で老婦人にも訳がわかりません。
警察が来たことを聞いて、まさかおしんがと驚く染子です。
警察で取り調べを受けているおしんは自分が髪結いで客が待っているから帰してくれと頼んでしました。
帰して欲しいなら部屋に住んでいる女の素性を話せと迫る警官ですが、おしんは故郷に帰っているちゃんとした奥様だと云うこと以外は話しません。
アテネでは誰か警察に顔が効く人がいないかと云う話になって竜三に頼んでみることにります。
おしんは辺りが暗くなっても取調室にいました。
突然、帰って良いと言われるおしん。
長時間拘束されて不満がおさまらないおしんでしたが身元引受人が待っていると言われたのでした。
身元引受人は竜三でした。
おしんを牛鍋屋につれていった竜三。
おしんは竜三に迷惑を掛けたことを詫びます。
竜三から大丈夫だったかと聞かれたおしんは米騒動の時に捕まって一晩泊めてもらったから2回目だと話したのでした。
おしんは田倉竜三のことを不思議な青年だと思っていました、その屈託のない笑顔で不思議と気分も晴れてきて、勧められた料理を素直な気持ちで食べていたのでした。
おしんはこんな美味しい肉は初めてでした。
食事をしながら警察での取り調べの様子を尋ねる竜三。
「しかし、加代さんもおかしな男に惚れたもんたい。おかげでおしんちゃんはいい災難だ。そんな男には何の関係もないのに」
竜三は高倉と云う男がおしんとは無関係だと思っていました。
おしんは加代の事は口が裂けても言えないと頑張ったから中々返してもらえなかったと話すおしん。
竜三はおしんが加代のことを言わずに守り通したことを褒め称えます。
下宿に帰ると老婦人が待っていて話があると言います。
老婆は警察沙汰になるような人はおけないと言うのでした。
竜三がご機嫌でカフェから帰ってくると田倉羅紗店では番頭が待ち構えていました。
カフェで知り合って洋服生地を買ってくれる客が沢山いるから無駄ではないと言い訳をする竜三です。
でも、番頭は店に来た染子の事が気に入らないのでした。
佐賀の名字帯刀を許された名家なのだからカフェの女給などと関わるなと言うのです。
自分はとうに家をでた三男坊で商売をしていると言う竜三だが番頭はそれでも家柄は消えないといいます。
番頭は大奥さんから送られてきたと云う見合写真を戸棚から出してきて竜三に見せようとします。
でも、自分で茶漬けを作って食ってから寝ると言う竜三です。
「写真ぐらい見んさってもよかでしょ!」
番頭から言われた竜三はどうせ断るのだから見る必要はないと返すのでした。
嫁は自分で見つけると言う竜三は番頭の言うことをことごとく否定するのでした。
翌日、おしんは田倉羅紗店を訪ねました。
不愛想に出迎えた番頭に先日の電話を借りたことに礼を言います。
「田倉さんおいででしょうか?」
自分が用件を聞いておくと言う番頭に包みを開いて酒を出すおしん。
中で打ち合わせをしていた竜三は店先にいるおしんに気づきます。
「昨日のお礼に伺っただけで」
おしんは挨拶をして早々に帰っていきます。
追いかけてきた竜三に言います。
「あんなものでお返しできるとは思ってないけど気持ちだけ!」
珈琲でもと言う竜三に先日の警察沙汰で下宿を追い出されることになり部屋を探しに行かなくてはならないとおしんは断ります。
珈琲を飲みながら竜三はおしんに店を持たないかと持ち掛けますが、おしんは出髪が性に合っているからと断るのでした。
おしんからきっぱり言われてうつむく竜三。
「ご馳走になってこんなこと言っちゃなんだけど、コーヒーってのはあんまりおいしいもんじゃねえなっす、、、」
おしんはそう言って気まずさを紛らわしたのでした。
元気なく帰ってきた竜三は話しかける番頭をうるさがり怒鳴るのでした。
一方、おしんは竜三が自分の面倒を見ようとする理由がわからず困惑していました。
おしんにとって何より大切なことは田舎へ送る金を稼ぐことだったのです。
<おしん69話70話の感想>
おしんはまた警察に身柄を拘束されてしまいましたね。
しかも2回とも浩太絡みです。
でもアテネの女給たちのお陰で竜三が動いて無罪放免が早まりました。
それにしても竜三は加代のことを良く知っていますね。
本当に良く相談していたことがうかがえます。
竜三のおしんに対する親切は少し度を越しているように感じますよね。
竜三は加代と同じように接しているのか、それ以上なのかが判然としません。
店まで面倒をみるのは普通じゃないように思えます。
おしんにしてみれば将来の自分の事より実家にいるふじを少しでも楽させることが優先みたいですね。
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