今回は『おちょやん』の44話(第9週)2月4日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん44話のあらすじネタバレ>
突然、長年一緒に過ごしてきた女形の漆原に向かって辞めてもらうと座長の一平が言い放ちます。
一平は自分が作る喜劇では女性役は女の人に演じてもらうつもりだから女形は必要ないとその理由を告げたのです。
今までの常識を打ち破った新しい喜劇を目指したいと云う強い想いを座員の前で打ち明けた一平。
一平は『万太郎一座』と互角に渡り合うためには、見に来てくれた客が自分のことのように泣き笑いできる本物の喜劇を目指していたのです。
座長として新しい劇団の方針を座員の前で示した一平は、漆原に向かって今までの女形をやめて男役をやって欲しいと頭を下げながら頼み込んだのでした。
自分が今まで演じてきた女形を頭から否定された漆原は悔しそうな顔をしながら捨て台詞をのこして稽古場から立ち去ります。
その口調は今までの漆原からは思いもつかない猛々しいものだったのです。
稽古場から戻る途中で『福富楽器店』の女将である菊から強引な客引きにあって店の中に引きずり込まれた千代と一平。
すると席についた一平が『岡安』のシズの覚悟を偶然に立ち聞きしてしまったことを千代に打ち明け始めまたのです。
シズの覚悟とは『岡安』が暖簾を降ろす日まで誰一人として辞めさせるようなことはしないと云うものだったのです。
一平はシズの覚悟と相反するような自分の世話になってきた漆原への態度について今更ながら悩んでしたのでした。
しかし、それも同じ覚悟だと千代は一平に告げます。
一方、一平から女形は不要だと言われた漆原は『えびす座』の女形の楽屋に顔をだして、仲間たちに自分が辞めさせられた経緯を明かしていました。
漆原の話を聞いた女形仲間は口々に女形を雇ってくれる劇団はたくさんあると励ましてくれたり違う劇団へ誘ってくれたりしてくれたのです。
しかし、一平たちと以外で芝居をする気にはなれないと思っていた漆原は大きなため息をつきながら役者から足を洗うと口にしたのでした。
その頃、千之助は居酒屋に居てひとり思い出の席に座っていました。
そこは、20年前に千之助が天海天海に始めて出会ったときと同じ席だったのです。
その時の千太郎は『万太郎一座』をクビになったばかりで自暴自棄になっていましたが、天海が日本一の喜劇一座を作ろうと誘ってくれていたのでした。
その時のことを思い出しては、もっと天海と芝居がしたかったと悔し涙を流していた千之助。
それからしばらくして、漆原から話を聞いた女形たちは一平を路地裏に引き込み、自分達のことを偽物呼ばわりしたとつるし上げようとしていました。
女形仲間たちが漆原の無念を晴らそうとした時、旅支度の終わった漆原と千代が駆けつけてきたのです。
漆原の姿を見て彼のことを時代遅れのお払い箱だとさらに罵倒する一平。
それを聞いた漆原は怒り心頭で荒々しく一平の胸倉をつかみ上げたのでした。
次話
おちょやんネタバレ9週45話あらすじ【千之助が一座に加わってくれる!
スポンサード