今回は『おちょやん』の68話(第14週)3月10日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
千之助と万太郎の確執の真相とは?いったい何なのか?気になりすぎます
<おちょやん68話のあらすじネタバレ>
千之助の指示を誤解してして小山田が『万太郎一座』に忍び込んだと知った千代が駆け付けると万太郎が姿をあらわします。
家庭劇の竹井千代には息子が世話になっていると真顔で冗談を言う万太郎に周囲に居た劇団員たちは座長の機嫌を取るかのように笑い出したのです。
小山田が台本の盗みをしようとしたことを謝る千代に向かって台本を見られたところで何も困る事はないと話す万太郎。
さらに次の公演では日替わり噺での『万太郎十八番』を演目にすることを明かして、此れ見よがしに目の前に台本を並べて見せたのでした。
さらに余裕を見せつける様に他に何か知りたい事があるなら何でも答えるとまで言うと、『鶴亀家庭劇』は自分たちには絶対に勝てないと言い放ったのです。
鶴亀勝てん劇だと駄洒落を飛ばした万太郎は自信満々の態度だったのです。
そう言って立ち去ろうとする万太郎を追いかけて、どうして弟の千之助が兄の万太郎に敵対心をむき出しにするのかを訪ねた千代。
それを聞いた万太郎は最初こそ明かすことを拒んでいましたが遂には千代の熱意に負けて重い口を開いたのです。
赤の他人のように千之助という使えない役者を切り捨てただけだと言う万太郎は自分と弟の因縁が20年以上も前に遡るのだと語り始めます。
売れない歌舞伎役者を辞めて兄弟で立ち上げた『須賀廼家兄弟一座』で苦労の末に二枚看板を張っていたと言います。
二人の息の合った芝居は順風満帆で大好評になっていたのですが、ある日前触れもなしに千之助を役から外して一座には不要な存在だと言い放ったのでした。
独りよがりの芝居ばかりする千之助とはもう一緒にやっていけないと一方的に突き放した万太郎。
それでも弟は何とか万太郎のために頑張りたいと頭を下げて縋り付こうとしますが、千之助は期待外れだったと兄から冷ややかにあしらわれたのです。
そうして、他の座員たちの目の前で笑いものにされ恥をかかされた千之助は万太郎に捨て台詞を残して立ち去ったのでした。
昔の話を明かし終えてどうでもいい話だと言い放った万太郎に向かって千之助から恨まれても仕方ないと告げて心を痛めた千代。
そして、どうしてそんな突き放し方をしたのかと千代は万太郎に迫ったのです。
しかし、何を言われようが気にする様子もない万太郎は悪戯っぽく面白いからだと吐き捨てたうえに、相変わらず千之助の芝居は期待外れのままだと言うのを聞いて怒り心頭の千代。
そして万太郎に向かって『鶴亀家庭劇』は絶対に負けないと言い放ったのでした。
その頃、千之助は自分の下宿で家庭劇の劇団員たちから散々にこけ落とされてしまった『嫁取り相撲』を見つめていました。
万太郎に勝つために必死になって書いた台本であったにも関わらず、可愛がってきた付き人の百久利からも気持ちがこもっていないと泣きながら訴えられていたのです。
しばらくして千之助は『嫁取り相撲』を破り捨てたかと思うと、大きな荷物を携えて自分の部屋を出て行ったのでした。
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