今回は『おちょやん』の100話(第20週)4月23日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【気丈を演じる千代】と題して20週100話をお送りします。
千代と一平はふたりの離縁を公にしますが、1周年興行の芝居を気丈に振舞い続ける千代。
ところが千秋楽の舞台で遂に千代の台詞が止まってしまいます。
台詞が止まってしまった千代の心情とその後の行動が気になりますね。
https://youtu.be/HaYLHTsoV6A
<おちょやん100話のあらすじネタバレ>
千代と一平は『鶴亀新喜劇』の劇団員たちにふたりが離縁したことを報告します。
一平が憔悴しきった様相で劇団内の秩序を乱したことを詫びる一方で千代は微かな笑みさえ浮かべながら自分は腹をくくったから一切の余計な気遣いは不要だと告げたのです。
そんな混乱の中でいよいよ『鶴亀新喜劇』の一周年興業の幕が切っておとされます。
トリの演目は旗揚げ興業で演じた『お家はんと直どん』で離縁した千代と一平が元恋人役を演じると、その息の合った芝居は客席の観客を沸かせたのでした。
しかし一旦舞台をおりて楽屋に戻った千代と一平の間には一言の会話も無く、千代は目さえ合わせようとしなかったのです。
その日の芝居を終えた自宅では千代を励まそうと劇団員たちやみつえ親子がやって宴会がはじまります。
皆が楽しく酒を飲んで酔い潰れた中で寝付けない千代は気を紛らわすために座布団のほつれを縫い直しはじめます。
するとみつえと香りが目を覚まして千代の傍にやってき話しかけます。
座布団を縫う千代にこの先どれだけほつれても自分も一緒に手伝うとみつえが語り掛けると、いつまでも古いものに拘らずに新しいものにしたら良いと諭す香里。
ちよの顔はそんなふたりの優しさに触れて明るくなり、3人は千秋楽が終ったら一緒に座布団を買いに行くことを約束したのでした。
1周年興行も千秋楽を迎える朝に家を出た千代を待ち構えていた灯子。
母子ともに順調であることを知らされた千代が安堵していると灯子が深々と頭を下げます。
一生恨まれても仕方ないことをしてしまったことを何度でも謝らなければ生まれてくる子供に合わせる顔がないと言う灯子。
そんな灯子に自分への償いは灯子自身が誰よりも幸せで良い母親になることだと千代は微笑んだのでした。
しかし内心では自分が口にした言葉が本心なのかを千代は自問自答したのです。
そうして迎えた千秋楽の舞台でしたが千代は芝居の途中で突然台詞が止まってしまいます。
相手役の一平を見ているうちに千代の脳裏に互いに孤独な身同志で支え合ってきた幼い頃の記憶が蘇ってきてしまったのでした。
ふたりで歩んできた泣き笑いの掛け替えのない半生を思い浮かべてしまった千代は台詞が途切れたまま止めどもなく溢れ出る涙とともに立ち尽くしてしまったのです。
千秋楽の舞台で自らの感情を抑えきれなかった千代を心配しながら寛治が家に帰って来ると家の中が真っ暗になっていました。
灯りを点けて千代の名前を呼んでも返事がないことから誰も居ない事を知った寛治。
しかも、ふたりで散らかした一平の着物も綺麗に片付けれていたのです。
そして何気なく居間の棚の上に目をやった寛治は、そこにある筈のサエとテルヲの写真が無くなっていることに気づいて青ざめます。
慌てた寛治が家を飛び出したころ、千代は道頓堀の街を後にしようとしていたのでした。
スポンサード