今回は『おちょやん』の3話(第1週)12月2日水曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
<おちょやん3話のあらすじネタバレ>
父親のテルヲは新しい母親の栗子が消えてしまったと探しにでかけたまま10日が過ぎました。
千代はふたたび隣家の小林家に弟のヨシヲを連れてでかけます。
そして、栗子の悪態ぶりやそれを追いかけていった父親のことを説明します。
栗子は自分から文句を言われたことに腹を立てて父親を困らせるためにでていった性悪だと言う千代。
そして、父親のテルヲの理不尽さに振りまわされて、今のことだけで精一杯だと千代は大人みたいに深くため息をついたのでした。
次の日になって、父親のテルヲがようやく新しい母親の栗子を連れ戻してきます。
そして、いきなり千代を責め始めるテルヲ。
栗子に謝る事を強要する父親に対してまったくその気のない娘。
千代は謝るどころか逆に父親に向かって、また出来もしない約束を交わして無理やり連れ戻してきたのだろうと言い返したのです。
その時、養鶏場の方から鶏の声が響いてきます。
それはテルヲが手塩にかけて育ててきた自慢の一匹である『流星丸』の泣き声だったのです。
父親は遂に『流星丸』を売るときがきたと言います。
その時、テルヲは栗子に贅沢をさせるために遂に自慢の鶏を売り払う決心を固めたのでした。
しばらくして、峰岸家の屋敷で観賞用の鶏の『品評会』が開かれることになります。
大きなガラス工場を経営する峰岸家で開催されている『品評会』に『流星丸』を出品するために屋敷を訪れたテルヲと千代。
峰岸社長の眼力は鋭く次々に出品された鶏を見ていきますが目に叶う鶏はなかなかあらわれません。
緊迫した雰囲気の中で次はいよいよ『流星丸』の順番です。
自信満々のテルヲに対して峰岸社長はちょっとみただけで次の鶏に移ろうとします。
しかし何として売らなければならないテルヲは必死になって社長に売り込もうとしますが、並みの鶏だと相手にしてくれません。
千代も父親を後押ししようと『流星丸』の特徴は『長鳴き』だと説明して鳴かせようとしますが鳴く気配さえみせません。
それでも諦めない千代は峰岸社長に向かって社長の目が曇りガラスだと言い放って自分の宝物のガラス玉を取り出します。
ガラス工場で宝物のガラス玉みたいなものを作ったらいいと母親のサエの形見を峰岸社長の目の前に差し出したのでした。
9歳の女の子が差し出したガラス玉を見たその瞬間に社長の目が変わります。
峰岸社長はそのガラス玉で千代がサエの娘であることに気づいたのでした。
かつて母親のサエは工場に奉公にきていて、彼女は死ぬ直前にやってきて千代の宝物のガラス玉を買っていったことを明かした峰岸社長。
そして、かつてのサエと同じように必死に生きようとしている千代の姿に心を打たれた社長は、この縁を大切にするために『流星丸』を買わしてもらうと言ってくれたのです。
大金を手にしてようようと家路を歩くテルヲに千代は母親のことを尋ねます。
千代からもうサエのことは好きじゃないのかと訊かれたテルヲはサエと栗子はまったく違うと返します。
もし似ていたら思い出してしまうからだと呟くテルヲ。
それを聞いて千代は少し安心することができたのでした。
同じころ、ヨシヲは薄暗い山道をたったひとりで歩いていました。
ヨシヲが千代の名前を不安そうに口にしたとき、何と足を踏み外して崖から滑り落ちてしまったのです。
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