今回は『おちょやん』の102話（第21週）4月27日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【栗子との再会】と題して21週102話をお送りします。
道頓堀を飛び出した千代は京都で栗子と姪の春子と一緒に暮らしていました。
ラジオドラマへの出演を断ってしまった千代が積年の恨みがある筈の相手と同居するようになった経緯が気になりますね。
＜おちょやん102話のあらすじネタバレ＞
千栗子の家から一緒に出掛けようとしていた千代の幼い頃の女の子の名前は春子。
そんな千代に背広姿の男たちが声を掛けます。
千代に声を掛けたのはNHKプロヂューサーの酒井と助手の桜庭。
竹井千代かと尋ねられて人違いだと言って千代はすぐに玄関を閉めてしまいますが、酒井たちは簡単には諦めてくれません。
玄関の扉をたたき続けたことで仕方なく家に通された酒井は千代に向かっていきなり花車当郎の名前をだして事の経緯を説明し始めたのです。
話を聞いて戦争中の防空壕の中での出会いを懐かしく思い出して笑顔になった千代でしたがラジオドラマの出演についてはきっぱりと断ってしまいます。
その頃は近所の料亭で仲居として働いていて、もう役者に戻るつもりはないとふたりに告げた千代。
見事に断られた酒井と桜庭は大阪に戻る途中で、これで本命の箕輪で制作できると安堵して話し合っていたものの千代の話し方に魅力を感じていたのです。
一方、酒井たちが帰っていった後で、栗子は千代があっさり断ってしまったことを気にしていました。
それでも、千代は金輪際役者はやらないと心に決めていると迷いがないことを栗子に明言したのです。
自分の生きる場所と家族を奪って人生を無茶苦茶にされた後妻と邪魔な連れ子の関係で30年以上前にいがみ合った間柄の千代と栗子でしたが、その時のふたりの過去の話を皮肉交じりに言い合いながらも助け合って暮らすようになっていたのでした。
そして、春子はそんなふたりを喧嘩するほど仲が良いと笑っていたのです。
ふたりの再会は『鶴亀新喜劇』の1周年興行を終えた離婚したばかりの千代は道頓堀の街を飛び出したものの行く当てもなく寺の門で雨宿りをしていたときに、何と栗子から声を掛けられていたのです。
そんな栗子を積年の恨みがこみ上げてきた千代が鋭く睨みつけますが、栗子は千代を探していたと口にして驚かされます。
千代に向かって自分と一緒に京都で暮らして姪の水野春子の面倒を見て欲しいと告げる栗子。
すべてを失って独りぼっちで憔悴しきった千代は自分に血のつながった姪がいることを聞いてふたたび驚きますが、行く当てもなかったこともありひとまず栗子の家に転がり込むことにしていたのでした。
家に着いて春子に挨拶を済ませた千代が過去の経緯からどうすべきかを葛藤していると、何と栗子が畳に頭をつけて自分がしてしまったことを詫び始めたのです
そして、自分の生い先が長くないと悟っていたこともあり、戦争で身寄りのなくなった春子の面倒をみて欲しいとあらためて千代に頼み込んだきた栗子。
その話を聞いて自分勝手すぎると泣きながら怒りをあらわしにした千代は戦争が起きる前から自分は独りぼっちだったと言い放ちます。
そして、栗子に向って春子の面倒がみれないなら自分の時と同じように奉公へ出せばいいとまで怒りをぶつけます。
ところが、奥の部屋から聞えた春子の泣き声で我に返った千代は栗子の申し出を受ける事にしていたのでした。
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