今回は『おかえりモネ』の15話(第3週)6月4日金曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【百音が音楽と距離をおくようになったわけ】と題して3週15話をお送りします。
百音と耕治は音楽コースのある高校の入学試験の結果発表の日に島から遠く離れた仙台で大地震に遭遇してしまいます。
被災から数日後に島に戻れた百音の目に飛び込んできたのは想像を絶する風景だったのです。
自分だけが島の被災を経験しなかったことが百音の心に残したものが何なのかが気になりますね。
<おかえりモネ15話のあらすじネタバレ>
幼馴染たちが自宅に泊まることになった夜、百音は親友の明日美の言葉で過去の出来事を思い出していました。
高校受験が不合格になり父親の耕治に連れられて仙台のジャズ喫茶を訪れていた百音はそこで大きな地震を経験します。
地震直後に何とか気仙沼までは辿り着いた百音と耕治でしたが港も被災していて島に渡る船もなかったのです。
気仙沼で一晩をすごしたふたりは翌朝になって高台から朝日に照らされた海と亀島を見つめて立ち尽くします。
百音と耕治が何とか船を出してくれたひとのお陰で亀島に戻れたのは被災してから数日がたっていました。
頭上には自衛隊のヘリコプターが飛び交っている中で島におり立った百音たちが家族の姿を探して避難所に駆けこむと着の身着のままで疲れきった面持ちの幼馴染たちと出会います。
その姿から被災の過酷さを思い知らされて百音が声を失っていると後ろから自分を呼び声が耳に入ってきたのです。
百音の姿を見つけた妹に未知は駆け寄ってきて恐怖に苛まれていたところに姉が無事であることと知って安堵して泣き出してしまったのでした。
それからの百音は志望した高校の不合格と島が被災したときに自分がそこに居なくて何もできなかったことが重なり沈み込んでしまったのです。
被災から5カ月たっても落ち込んだままの百音を心配した耕治は音楽が心を癒してくれると楽器を演奏しようと誘います。
しかしそんな父親の思いやりに音楽なんて何の役にも立たないと言い放つ百音は全てを拒否するような重苦しい雰囲気を醸し出していたのです。
3年前の出来事を思い出して眠りにつくことが出来ずにひとり布団を出て縁側でぼんやりしていた百音。
すると隣の部屋で寝ていたはずの亮が傍に寄ってきて思いつめたような顔つきの百音を浜へ誘ったのです。
ふたりが浜辺についたのは朝日が昇ろうとしていたときでした。
するとふたりの後を追うように明日美と悠人と三生だけでなく妹の未知までもが姿をあわしたのです。
そして波打ち際に駆け寄っていって砂遊びを始めた三生の無邪気な様子を悠人と明日美は幼い頃から寺を継ぐと口にしていた彼がどうして昨晩のようなことを言い出したのか不思議に思いながら見守ります。
すると傍に居た亮がふたりに声を掛けます。
おそらく三生は3年前の被災で住職という仕事の過酷さを思い知らされたのではないかと三生を思いやる亮。
しばらくすると幼馴染たちは6人全員で砂遊びを楽しみ始めていました。
すると唐突に亮は『海風』が回ってきたから今日は雲が多くても雨は降らないと言い出します。
気象予報士試験の中にも記載があった『海風』と言う言葉が亮の口から飛び出してきて驚きを隠せない百音は彼に向って今日の天気が分かる理由を尋ねたのでした。
百音から問われた亮は漁師には風向きと天気はなくてはならないものだと説明してくれたあとで龍巳も同じようにわかる筈だと微笑んだのです。
亮にそう言われて浜辺と海の上に広がる空を見上げた百音。
そして百音は自分が海も風も朝日も大好きだったことを思い出して何かが吹っ切れたように顔を明るくするのでした。
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