今回は『おかえりモネ』の69話(第14週)8月19日木曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【土地ではなく人に根付く】と題して14週69話をお送りします。
初対面なのに話し込んでしまう耕治と朝岡。
土地から離れられない人の気持がわからないと言う朝岡に土地だけではなく人に根付くのだと言う耕治。
その話を聞いた朝岡が何をくみ取ったのかが気になりますね。
<おかえりモネ69話のあらすじネタバレ>
授賞式の翌日に龍巳は築地市場に依ってから気仙沼に戻り、耕治はウエザーエキスパーツを訪れます。
そしてロービーで気象キャスターの朝岡の姿を見かけた耕治は駆け寄っていき挨拶をはじめます。
感激しながら永浦百音の父親だと自己紹介した耕治は頼まれもしないのに朝岡の手伝いを始めたのです。
故障した機材を倉庫に運び込んだあとで礼を言って耕治をオフィスに案内しようとした朝岡。
ところが耕治は百音に嫌がられるからと断って壊れた機材の修理を始めたのでした。
機材を修理する耕治と朝岡が談笑していると今度は使用した装置を倉庫にしまうために百音がやってきますが、ふたりの姿をみつけて驚いて咄嗟に物陰に身をかくします。
ところが物陰には社長の安西が先に身を隠していてさらに驚かされた百音。
そうして百音は安西とふたりで物陰に隠れて耕治と朝岡の話に聞き耳をたてます。
耕治は祖父の龍巳のことを朝岡に話していて、水揚げが気になってせっかく東京まで出てきたのに足早に帰ってしまったと言います。
そして、耕治が口にした「海から離れられない」と言う言葉に反応した朝岡は「離れられないものなのか」を訊き返します。
朝岡は生まれ育った地元を離れる事ができない人たちの気持が自分では理解できなくて悩み続けていたのでした。
そして、親の仕事の都合で各地を転々としながら育ったため自分には地元と呼べる土地がないことを明かした朝岡。
そして、答えが出ない問題に嵌りこんでしまっていると言う朝岡はため息交じりに8年前のことを耕治に話し始めたのです。
8年前に記録的な大雨に見舞われた明岩市石音町の住民に向かって緊急特別番組に出演していた朝岡は最大級の警戒を呼び掛けていました。
朝岡は外出を控えて浸水の心配がない2階で過ごすことを勧めていましたが、大雨で発生した土石流に襲われて石音町の集落は埋まってしまったのです。
そして、自身の目で惨状を目の当たりにした朝岡は予測をはるかに超えた大きな被害に絶望と後悔の念を覚えていたのでした。
8年前に最善を尽くした朝岡でしたが、復興が進みようやく元の姿を取り戻した頃にまた災害が起きてしまうと嘆きます。
命を優先するなら災害が起きる土地に留まる必要はないと思うが、それは部外者だから言える言葉による暴力だと声を震わせて話す朝岡。
朝岡の話を聞いて戸惑いを隠せない耕治でしたが、危険な土地から離れた方が良いことは理屈で分かっていても離れる事ができないのだと返します。
そして、自分が祖父たちを見ていて感じるものは、海や土地だけに根付いているのではなく、そこで生きてきた人の愛情に報いようとしていることだと話す耕治。
土地ではなく人だと言う耕治の話にうなずく朝岡に向かって耕治はさらに続けます。
自分が一度は地元を飛び出しが結局は戻ってしまったと言う耕治は、娘の百音が故郷を飛び出して東京で楽しそうに仕事をしている事が嬉しいのだと明かします。
耕治の話が終ると同時に機材の修理も完了します。
故障していた『竜巻マシン』が動き出してはしゃいだ耕治でしたが、機械はしばらくしてまた動かなくなってしまったのです。
苦笑いする耕治にそれまで暗かった表情から晴れ晴れとした笑顔になった朝岡が深々と感謝したのでした。
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