今回は『カムカムエブリバディ』の1話(第1週)11月2日火曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【算太が惹かれるもの】と題して1週2話をお送りします。
『たちばな』の跡取り息子の算太でしたがダンサーに惹かれて遂に大阪に修行に出て行きます。
そのせいで和菓子作りに加わることができた妹の安子。
経緯はともあれ自分が望む道を歩み始めることになった安子はどこか逞しさを感じますね。
<カムカムエブリバディ2話のあらすじネタバレ>
和菓子屋『たちばな』の朝は小豆炊きからはじまります。
そして炊いている小豆にむかって店主の杵太郎が美味しくなれとおまじないを唱えるのが慣習になっていたのです。
ある日のこと、安子の兄の算太は仕事を放り出して映画を観に行ってしまいます。
そんな算太が戻ってきて父親の金太が叱りつけると、またまた店から逃げ出していってしまったのです。
橘家の家族はいずれ『たちばな』を継ぐことになる長男の算太の振る舞いに悩みはつかない中で、安子の方が和菓子屋に興味を持っていていつかは自分が菓子職人になりたいと口にしていたのでした。
しかし、店を継ぐのは男だからと安子の夢は家族から叶わぬものだと言われてしまっていたのです。
別の日に、安子が幼馴染で仲の良い友達であるきぬと店で話をしていると、勇が野球仲間を引き連れてあらわれます。
すると勇は野球の試合に勝利して気分を良くしていて仲間たちに向かって気前よく自分がご馳走すると言うのでした。
安子のことを『あんこ』と呼んでからかう勇は地元の『雉真繊維』という大会社の次男坊で安子の前で大盤振る舞いして格好をつけようとしていたのです。
その後で橘家の居間で算太が唐突に爆弾宣言して家族を驚かせます。
算太は喜劇王のチャップリンの映画を観て感動して自分もダンサーになると言い出していたのです。
跡取り息子のとんでもない発言に父親の金太も祖父の杵太郎も猛反対して叱り倒しますが算太はまったく考えを変えようとしません。
それを傍で聞いていた安子は自分が婿を取って店を継ぐと算太を応援しようとしますが誰も相手にしてくれません。
物別れに終わった家族会議のあとで妹に気を遣わせてしまったことを反省した算太。
安子はそんな兄に向かってお菓子には作る人の気持が乗り移るけど、ダンスをしている時と違って菓子作りのときの算太は楽しそうに見えないと言います。
それは店主の杵太郎が常々言っていたことでしたが、それを誤魔化すように楽しそうにダンスをして安子におどけて見せた算太。
ところが、その様子を陰から覗いていた金太と杵太郎は算太のダンスへの想いが本物であることを知ります。
そして、ものにならなければ戻ってくる条件で算太は父と祖父から大阪でダンスの修行をすることを許されたのでした。
算太が大阪に行ってしばらくすると店主の杵太郎が腰痛を理由に引退することになり、金太が店を仕切る店主となります。
それから数年の歳月が流れても、『たちばな』の慣習である店主による朝のおまじないがいつものように金太により唱えられています。
ところが、餡作りのための小豆炊きには14歳になった安子が何時の間にか加わっていたのでした。
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