今回は『カムカムエブリバディ』の16話(第4週)11月22日月曜放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【稔が書き残した子供の名前】と題して4週16話をお送りします。
男でも女でも世界でも通じる名前は『るい』でした。
しかも、勇の『塁』だという説明まで呼び込んでしまったのです。
でも、勇のお陰で本当の意味を明かさずに家族に認められて良かったですね。
<カムカムエブリバディ16話のあらすじネタバレ>
昭和18年のある日、思いもよらない急転直下の展開で安子と結婚することができた稔に出征のときがやってきました。
不安な面持ちで自分の自分の無事を祈る安子に、必ず帰ってくると約束して戦地に向かった稔。
そして稔が修正して2カ月がすぎた頃に、安子は稔の子供を宿していることに気づいたのでした。
昭和19年になると学生徴兵猶予の年齢はさらに引き下げられ、勇にも徴兵通知が届けられます。
6月のある日、出征に備えるために東京から勇が雉真家に戻ってくると、母親の美都里は稔につづいて勇まで徴兵されることに不安を募らせます。
そして、すこしずつ大きくなっていく安子のお腹に手を当てて、感慨深げに稔も勇の自分のお腹の中にいたんだと辛い気持ちを打ち明けるのでした。
ふたりの息子が戦争に駆り出されることになって暗くなりがちな雉真家でしたが、9月14日に安子が元気な女の子を出産すると、荒んでいた雰囲気が久し振りに明るくなります。
さっそく家族が集まって子供も名前を決めようと話が始まりますが、安子がおもむろにひとつの紙巻を持ちだしてきたのでした。
そこには戦地に向かう前に稔が書き残した子供に名前が記されているもので、みんなが見守るなかで紙巻を解いた安子。
そこには稔の筆跡で『命名・るい』と書かれたいたのです。
奇妙な名前だと驚く父親の千吉に対して、勇は閃いたように叫びます。
野球の『塁』のことだと感心する勇は言葉を続けます。
『塁』は攻撃側にとっても、守備側にとっても最も大切なものだと熱く語る勇。
勇の説明に千吉も美都里も納得するなかで、安子だけが違うことを思い浮かべていたのでした。
そのとき安子の脳裏には、かつてジャズ喫茶『ディッパーマウス・ブルース』で稔とふたりで聴いていた『On the Sunny Side of the Street』が蘇っていたのでした。
それは、アメリカ人のルイ・アームストロングが歌う曲で、結婚したときに神社で稔が言っていたことも思い出していた安子。
どこの国とも自由に記危機ができて、どこの国の音楽でも自由に聴ける時代を生きて欲しいという稔の子供への想いが込められた名前だったのです。
しかし、戦時中であるそのときは『るい』の名前の本当の意味は誰にも明かすことができなかったのでした。
しばらくすると、勇が出征する日が訪れて家族に見送られて雉真家から戦地に向かいます。
そして、戦況は益々厳しさを増し、11月になるとラジオから東京がアメリカ軍の空襲を受けたニュースが流されたのです。
すると、自分のふたりの息子を戦争に駆り出された美都里はラジオに向かって敵国であるアメリカやイギリスに対しての怒りをぶつけたのでした。
何があっても稔との子供である『るい』を育ていていかなければならない安子。
そんな安子はるいを寝かしつけるときに子守唄として『On the Sunny Side of the Street』を歌って聴かせます。
しかし、それは絶対に誰にも聞かれてはいけない歌であったため、安子は毎晩のように小声で唄い続けたのでした。
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