今回は『ちむどんどん』の30話(第6週)5月20日金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【またしても賢秀がやらかしたた】と題して6週30話をお送りします。
自分に任せろと言いながら、暢子の全財産を持ち逃げした賢秀。
言うことと行動が伴わない長男はこの先も比嘉家に迷惑をかけ続けるのでしょうか。
<ちむどんどん 30話のあらすじネタバレ>
山原村の比嘉家では長女の良子が家族のために製糖工場の御曹司である喜納金吾のプロポーズを受けようとしていました。
借金返済のために娘が好まない結婚をしようとしていると心配する母親の優子は、自分の幸せを最優先に考えろと諭します。
しかし、良子の心の中には想いを寄せていた石川博夫の存在があったのです。
本当に好きなのは博夫だったのです。
良子が喜納金吾からプロポーズされた話は、横浜の鶴見にいる暢子と賢秀のもとにも知らされます。
暢子は良子が結婚してしまったら、家族がバラバラになると危惧し反対します。
ところが、賢秀はたとえ結婚したとしても自分たちが家族であることに変わりはないと諭して、かつて父親の賢三が言っていたことを持ちだしたのでした。
それは比嘉家では『ゴーヤーチャンプルーの約束』と言われていた出来事だったのです。
その日は父親の賢三が出稼ぎに出掛ける日で、暢子は賢三を活か行かせまいと駄々をこねて困らせます。
そのとき、どれだけ離れようが家族であることには変わりないと言う賢三は暢子に向かって、家族は思い出で繋がっているものだと話してくれていたのです。
想い出は何があっても無くなることはないから、家族もなくならないと暢子を諭した賢三。
泣きながら父親の言葉を受け入れた暢子でしたが、それまで大嫌いだったゴーヤーがその時を境に大好物に変わっていたのです。
賢秀に言われて『ゴーヤーチャンプルーの約束』を思い出した暢子は、家族のきずなを信じようと思ったのでした。
兄が近くにいてくれたことを喜ぶ暢子に向かって、困ったときは自分を頼ればいいと胸を叩く賢秀。
そうして、暢子の都会生活2日目の夜が更けていったのでした。
ところが、次の朝に暢子が目を覚ますと賢秀の姿が見えません。
しかも暢子の全財産も消えていたのです。
その日は、良子は密かに想いを寄せる石川博夫をサンセットバーガーに呼び出していました。
良子は金吾からプロポーズ受けていることを相談するつもりだったのです。
ところが、良子から話を聞いて激しく動揺した博夫でしたが、自分には意見を言う責任も権利もないと建前だけを口にして、本心を明かそうとはしません。
煮え切らない博夫の態度に失望した良子は、遠回しに自分の胸の内を明かします。
人生には打算的にならなきゃならない矛盾した場面に直面することがある。
でもその矛盾をひとりで乗り越えることができないとき、誰かに背中を押してもらいたいものだ。
そう告げた良子は、別れを告げた博夫を残してサンセットバーガーを後にしたのでした。
賢秀に有り金を持ち逃げされた暢子でしたが、イタリア料理店『アッラ・フォンターナ』での初日を迎えます。
さっそくコックコートに袖を通して、鏡で自分の姿を見つめた暢子は、似合い過ぎていると自画自賛します。
そして初めての朝礼に参加した暢子に向かって、オーナーの大城房子は先ずは慣れることが大切だと告げると、10日間は休まずに連続で働くように命じたのです。
それを聞いたシェフの二ツ橋は心配しますが、逃げだすなら早い方がいいと意味深な笑みを浮かべる房子。
しかし、10日間の連続出勤くらいで絶対に辞めないと笑顔で答えた暢子。
そうして、暢子のプロの料理人を目指の日々が始まったのでした。
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