今回は『ちむどんどん』の53話(第11週)6月22日水曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【男尊女卑の時代じゃない】と題して11週53話をお送りします。
古い考え方と新しい考え方は、ときに激しくぶつかり合います。
特に女性の立場は折に触れて取り沙汰されるもので、それぞれが暢子も和彦も良子もそれぞれ異なった問題に直面してしまいます。
雲行きは益々怪しくなってきていて先が心配ですね。
<ちむどんどん 53話のあらすじネタバレ>
ふらりと暢子の目の前に舞い戻ってきた賢秀は、暢子がオーナーからシェフ代行を命じられたにもかかわらず、周囲が反発的であるとの悩みを聞き出します。
そして、絶対に謝るなと言葉を強めた賢秀は、謝ったら負けで礼も言う必要もないと言います。
舐められるような態度はとるなとアドバイスしたのです。
同じころ、一旦は引き返した良子の夫の博夫が、ふたたび比嘉家に姿を見せていました。
博夫は良子が想定した通り、実家に話を持ち込んでいましたが物の見事に跳ね返されたうえに、那覇での同居まで迫られていたのです。
自分の立場も分かって欲しいとに泣きつく博夫ですが、離婚覚悟で実家に帰ってきている良子には、そんな夫が苦々しく見えてしまいます。
『アッラ・フォンターナ』では賢秀からアドバイスを受けた暢子が毅然とした態度で厨房のメンバーに接していました。
そんな暢子に嫌気がさした先輩でもある矢作は、女のシェフなんか無理に決まっていると不満を露にします。
しかし、そんな矢作に対しても、自分はシェフ代行の時は男のつもりでやっていると、声を大きくして言い返した暢子。
日曜日も何とか大きな問題を出さずに乗り越えた暢子でしたが、オーナーの房子から思いがけないことを言われてしまいます。
トラブルを起こさずに何とか店を回せたと自負する暢子は、このままではシェフ代行は失格だと言われてしまったのです。
そして、休み明けの火曜日が最期のチャンスだから答えを考えてくるようにと告げられてしいました。
そうしてオーナーの房子の言葉は暢子の頭の中で空回りし始めてしまったのです。
鶴見に戻った暢子は、沖縄居酒屋『あまゆ』で幼馴染の智や和彦や恋人の愛たちと議論を交わし始めます。
それは暢子の話ではなく、和彦が男女の役割について上司と揉めていることについてだったのです。
女を専業主婦という枠に嵌めこもうとするのは男の都合だと主張する和彦は、女もあるがままに尊重されて大切にされる世の中であるべきだと主張する和彦。
そんな和彦の考え方に暢子も賛同したのでした。
しかし、和彦や智が多くの料理を皿にもっていると不満を漏らす暢子。
そんな暢子に向かって和彦が、女は愛嬌だと口にしたため雰囲気は悪くなります。
4人の話はどんどんヒートアップしていき、やがて話題は結婚や出産後に女が仕事を続けるべきかになります。
智は結婚したら仕事は辞めて欲しいと口にすると、暢子は自分は仕事を続けると断言したのです。
しばらくしてから、暢子は県人会の会長である平良三郎に自分がシェフ代行で苦しんでいることを明かします。
すると三郎は、オーナーの房子が身内びいきの批判を受けるのを覚悟で暢子を『シェフ代行』に指名したのは、それだけ期待が大きい証だといいます。
しかも、房子は男に負けないことを考えて闘ってはいないと言うのです。
料理の素材みたいなもので、上とか下とかあるわけじゃないだろうと例えた三郎。
ところが暢子には三郎が何を言わんとしているのかが理解できずに首をかしげてしまったのでした。
同じころ比嘉家に親戚の賢吉が血相を変えて駆け込んできていました。
博夫の実家から苦言の電話を受けた賢吉は、良子に向かってすぐに博夫のもとに帰れと命じます。
賢吉は一方的に良子が悪いと決めつけ、結婚は家と家のもので女は家で家庭を守り男を支えるものだと言い放ったのです。
しかし、母親の優子は一生懸命に考えて決めようとしているだけで良子は悪くないと賢吉に反発したのです。
火曜日の朝に大変なことになってしまいます。
オーナーから最後のチャンスだと言われていた暢子は、何と朝寝坊して大遅刻をしてしまったのです。
厨房で頭を下げる暢子は、大切な日であるにもかかわらず大ピンチに陥ってしまったのでした。
スポンサード