今回は『らんまん』の81話(第17週)7月24日 月曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【それぞれの感謝】と題して17週81話をお送りします。
自宅で妻の聡子から寿惠子や万太郎に会いたいと言われた田邊教授でしたが、彼らがやってくることは二度とないことを伝えます。
一方で、牛鍋屋で集った仲良し3人での話が盛り上がっていると、藤丸が大学に復帰することを明かして多々野を喜ばせます。
藤丸も波多野から感謝された万太郎でしたが、すべては田邊教授が東大の植物学教室への出入りを認めてくれたからだと返したのでした。
<らんまん17週81話のあらすじ>
田邊教授は自宅で自分の恩人からの手紙を読んでいました。
それは初代文部大臣の森有礼からのもので、我が国は日本語を捨てて英語を国語とすべきと書かれていたのです。
外国を学びために英語の必要性を説く森の提言に賛同した田邊教授は自分はローマ字を普及させるために尽力したいと傍らにいた妻の聡子に明かしたのでした。
聡子から自分の夫を誇りに思うといわれて機嫌を良くした田邊教授は、妻にも自分が飲んでいた洋酒を勧めます。
ところが、まったりとした仲睦まじい時間が流れるなか、聡子が口にした言葉で様子が一変してしまった田邊教授。
それはもう一度寿恵子に会いたいと口にした聡子が、万太郎ともども家に遊びに来てほしいと頼んだからでした。
そんな聡子に教授は顔を強張らせて、万太郎たちが家にやってくることは二度とないと告げたのです。
事情など知るよしもない聡子は、ただただ寂しそうな顔になってしまったのでした。
十徳長屋では万太郎が藤丸との植物採取旅行でみつけた小さな花を観察していました。
そして、花を観察するルーペで我が子を観察しはじめた万太郎。
そんな万太郎は園子の耳が寿惠子に似ていると言って喜ぶのでした。
その後、牛鍋屋に仲のよい3人が集います。
万太郎と藤丸が波多野の卒業と助手就任を祝うと、藤丸と波多野が園子の誕生を祝ってくれたのです。
そして、仲のいい3人が集えたことに祝杯を挙げたのでした。
植物採取や園子の話題で3人が盛り上がっていると、藤丸から嬉しい話を聞くことができた波多野。
万太郎との祝物採取旅行の間にすっかり笑顔を取り戻せていて、復学するつもりであることを明かした藤丸。
そして万太郎との植物採取は、これまで同行した田邊教授とはまったく違ったものだったと口にした藤丸は、万太郎が新種の名付け親になりたいのは実績や名誉のためでなく、純粋に草花を愛したいことがわかったと語ります。
牛鍋屋からの帰り道で、波多野は万太郎に向かってもし出会えていなかったら、自分は植物学を楽しく思わなかっただろうし、楽しんで頑張ることもできなかったと感謝したのです。
そんな波多野にすべては田邊教授が東大の植物学教室への出入りを許してくれたからだと返した万太郎。
そして万太郎は教授に恩返しするためにも、自分が植物学に尽くすことを宣言したのでした。
<らんまん17週81話の感想>
田邊教授を悪者にしたままにしないという製作側の意思を感じた視聴者は少なくなかったのではないでしょうか。
演じている要潤さんのイメージを落としてしまったら問題になってしまうかもしれません。
植物学者としての田邊教授は実績と名誉にこだわる人間として描かれてきましたが、今回は自分が留学させてもらった恩に報いようと国のために働くとという姿が描かれていて少し好感が持てましたね。
藤丸や波多野から感謝された万太郎も、すべては田邊教授が東大の植物学教室への出入りを認めてくれたからだと恩が前面に出されていました。
月曜の朝からちょっと清々しさを感じさせてくてた今日の朝ドラでしたね。
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