今回は『らんまん』の87話(第18週)8月1日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【田邊教授も図鑑を刊行!?】と題して18週87話をお送りします。
論文を書き直して何とか田邊教授の許しを得ようとする万太郎。
遂には直談判を敢行するも、田邊教授から思いがけないことを聞かされて驚きます。
何と田邊教授も大学の総力をあげた植物図鑑を刊行するつもりで、万太郎とは争い相手になると言われてしまったのでした。
<らんまん18週87話のあらすじ>
初代内閣の文部大臣に就任した森有礼は様々な改革を断行していきます。
そのひとつとして東京大学を『帝国大学』に変えて、森から可愛がられていた田邊教授は帝国大学理学部の初代教頭に任命されたのです。
こうして田邊の権威が益々強固なものになっていったころ、万太郎は『ムジナモ』の論文を書き直す作業に没頭していました。
『ムジナモ』を発見することができたのは田邊教授のおかげだと紹介するようにして、『日本植物学雑誌』も再度印刷しなおした万太郎。
その一方で植物学教室の大窪助教授を始めとする仲間たちは田邊教授に対して発言撤回に尽力してくれたものの、決定が覆ることはありませんでした。
植物学教室への出入りは生命線でもあったため、何とかしなければと田邊教授への直談判の断行を決意した万太郎。
万太郎は志しあって大学の標本や資料を利用させてもらったと田邊教授に謝罪して、自分がいつか『植物図鑑』を刊行したいという夢を明かします。
万太郎がこの先も田邊教授と共に歩んでいきたいと必死に許しを乞いますがまったく許してもらえません。
それどころか、田邊教授は大学の総力を挙げて日本中のすべてを網羅した『大日本植物図解』を出版するつもりだと言います。
そして万太郎がやろうとしていることと衝突すると口にした田邊教授は、自分での図鑑刊行を諦めて尽くすなら考え直してもいいと不敵な笑みを浮かべたのです。
そしてあらためて、大学の書籍も標本も一切使わせないし出入りも禁止すると言い放ったのでした。
自宅に戻った上機嫌で洋酒をたしなんでいた田邊教授。
そして姿をみせた聡子に向かって、ようやく自分の魂が自由になったと告げたのでした。
その一方で直談判も徒労に終わった万太郎は、整理がつかないまま彷徨うように一晩中歩き回って、明け方になって十徳長屋に戻ってきます。
寝ずに夫の帰りを待っていた寿惠子は、万太郎の表情からすべてを悟り強く抱きしめたのです。
万太郎は絶対に終わらないと断言するように励ます寿惠子。
そんな寿惠子の傍らで足元に咲いていた紫色の小さな花を採ろうと手を伸ばした娘の園子。
その様子を見た万太郎は、どんな時でも何があっても花は咲くと口にして、これからも愛する妻と娘とともに前を向いて進んでいこうと心新たにしたのでした。
らんまん88話18週ネタバレ【野田と里中に研究のお願いするが…
<らんまん18週87話の感想>
田邊教授からまるで宣戦布告されたようになった万太郎。
でも画工ひとつとっても万太郎を越えることは難しそうだし、これまでの本人の実績は海外留学経験者というだけで植物学者としては特筆できるようなものがあったのでしょうか。
森有礼の後ろ盾がなくなったときにすべてが無になってしまうようで田邊教授が心配です。
とは言え万太郎も東大の資料閲覧ができなくなることは致命的ともいえる事態です。
万太郎が何とか植物研究を続けられるようになって欲しいものですね。
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