今回は『らんまん』の92話(第19週)8月8日 火曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【シアへの道が閉ざされた万太郎】と題して19週92話をお送りします。
第2子の千歳が生まれて1カ月が過ぎたころ、万太郎のもとに待ちわびた手紙が届きます。
それはロシアのマキシモヴィッチ博士に宛てた手紙の返事だったのですが、何と博士は肺炎のため亡くなってしまったと綴られていたのでした。
<らんまん19週92話のあらすじ>
6月になると寿惠子が第2子を出産しました。
生まれてきた女の子に大喜びした万太郎は、長く生きて欲しいとの願いを込めて『千歳(ちとせ)』と名付けます。
千歳が生まれたことで新たな生活が始まった槙野家を見届けて十徳長屋をあとにすることにした”まつ”
長らく槙野家の身の回りをしてくれていた”まつ”は千歳が誕生した一月後に、文太が待っている榛名山へ戻っていったのです。
そんなころ、万太郎のもとに待ちわびた手紙が届きます。
それはロシアのマキシモヴィッチ博士からの返事だったのです。
ところが手紙は博士の筆跡ではなく、差出人も奥さんになっていました。
封筒には博士の『標本ラベル』が同封されていて、博士が肺炎で亡くなったことが綴られていたのです。
そして博士が死ぬ間際まで万太郎がロシアにくることを楽しみに闘病していたとも書かれていました。
手紙を読み終えた万太郎の表情は辛そうに歪み、一度だけでもマキシモヴィッチ博士に会ってみたかったと肩を落とします。
博士が亡くなってしまったことで万太郎がロシアで研究を続けることは叶わなくなりました。
そんな万太郎は、植物でも一属一種があるくらいだから自分は独りでも研究を続けると決意をあらたにします。
そして博士から送られてきたラベルを参考にして”MAKINO collection”の名札を造り始めた万太郎。
万太郎は田邊教授から指示されていた500点の標本寄贈について、恥ずかしくないものにしようと考えていました。
それを知った寿惠子は、渡すべきものはすべて寄贈して最初からやり直せばいいと万太郎の背中を押します。
そんなある日のこと、綾と竹雄が東京にやってきました。
すぐに来れなくて申し訳ないと詫びる綾と竹雄は園子の霊前に手を合わせたあと寿恵子を励まします。
そして、腐造を出してしまったことで『峰屋』を畳むことになってしまったと万太郎に報告して謝った綾。
すると竹雄が税金を払うために借金をしていて、それを返済するために土地と屋敷を手放すと明かしたのです。
深々と頭を下げる竹雄と綾を労うように感謝した万太郎。
一方で万太郎は大学への出入りを禁止されたうえに、標本を寄贈することになったことを竹雄に明かします。
それを聞いて理不尽なことだと怒る竹雄に、かつて二人に誓った”自分が選んだ道を悔やまんこと”を貫きたいと言うのでした。
そして万太郎は”一人でもこの道を行く”を自分の覚悟を示すように力強く宣言したのです。
ところが、竹雄も賛同してくれると思いきや、何故か反対だと異を唱えたのでした。
<らんまん19週92話の感想>
千歳が生まれて槙野家にも好い風が吹き始めたかと思ってら、当てにしていたマキシモヴィッチ博士が亡くなったことを知らせる手紙が届くとは、苦難の道はまだまだ続きそうですね。
でも博士が万太郎がくるのを楽しみにしていたということから、高く評価されていたことがうかがえます。
何処にも属さずに独りになっても研究を続けることを決意した万太郎ですが、独りの難しさは自分自身が一番わかっているはずです。
竹雄が異を唱えたのは、それが険しすぎる道のりになることを察していたからかも知れませんね。
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